日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

ウメがいないと、1日2回の散歩がなくて、時間がぽっかりあきます。
でもそれなら何か有意義なことをすればいいのだけれど、ウメが気になってソワソワし、こまごましたどうでもいいことを片付けています。

散歩をあまりしない犬もいるようですが、ウメはすごく運動量が多いので、この13年というもの、私は前を歩くウメのお尻を見ている時間が多かったです。1回1時間半の散歩を1日2回として、睡眠を除き起きている時間が平均17時間、そのうち3時間がウメの散歩だから、人生の17分の3、つまり17%はウメのお尻を見ていることになります(笑)。

ウメが入院しているたった4日間は、少し楽なようで、少し物足りないようでした。

病院に電話すると、ウメは元気でご飯も食べ、「ワン!」と鳴いているそうです。
あまり病院の邪魔をしてもいけないので、それだけ聞くと満足して早々に電話を切りましたが、ウメが「ワン!」と鳴いたということが嬉しくて、ワッチにもコウジさんにもそれを伝え、皆で喜んでいます。

さて、やることはいっぱいあるのですが、どうもそれらにじっくり取り組めなくて、1日1つできればいいや、という情けない状況です。あまり根を詰めると、すぐ頭がクラクラしますし(実際、このブログを書いている今も、クラクラしています)。
今日は、某市の当事者の方の件で、市職員にメールしました。今少々問題が起きているその件が、なんとか無事おさまることを祈りながら。

「8月16日の朝日新聞朝刊に、高次脳機能障害のお坊さんの記事が載っていますよ!」、と教えて下さったのは、コウジ村名誉村長の東川さん。けれど当日に教えて頂いたのに、新聞紙の山からその新聞を探し出して読めたのが、なんとたった今で、もう8日も経っています!
ごめんなさい、ここで早く紹介しなくちゃいけなかったのに。

(・・・コウジさんが昨日まで9日間の夏休みを頂いていたし、ワッチも2週間ずっと家にいたし、叔父の給付金の件、母の紹介状の件、ウメの手術入院の件、ズーム会議が重なり、もうここ2週間ほどは、特にアップアップだったせいです。)

その記事ですが、ここにそのまま転載してはまずいようなので、URL(有料記事)と、大まかな内容を記しますね。https://www.asahi.com/articles/DA3S14588704.html

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京都の僧侶、岸野亮哉(きしのりょうさい)さん45歳は、3年前に脳動静脈瘤の奇形の破裂で高次脳機能障害を負われたそうです。僧侶をされながら、過去にはフリーカメラマンとして、イラク戦争やスリランカの内戦を取材したり、東日本大震災の被災地には70回以上も通われたそうです。そこで、悲嘆にくれながらも笑顔で取材に応じてくれた人たちのことを思うと、自分も自分の経験を伝えなくては、と思ったそうです。それで、今は京都の小学校や大学で講演されたり、宗教専門誌に文章を書いていらっしゃるそうです。
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高次脳機能障害について、多くの方がどんどん語られると、それだけこの障害を世の中に知ってもらえ、当事者や家族は生き易くなれるので、嬉しい記事でした。いつかお話を拝聴したいです。

折しも今夜、ご無沙汰していた知人から電話を頂き、彼女の知り合いの奥様が2月に脳卒中から高次脳機能障害になったというご相談を受けました。また、一昨日は、拙著を読んだ東北地方の当事者女性から、手紙を頂きました。

私の周りには、高次脳機能障害の方やご家族が沢山いらっしゃるのに、一般的にはまだ少数派なのでしょうかね。
12年前に東京に5万人の当事者がいるという調査結果が出ましたが、その周りに家族が3人くらいいるとしたら、15万人はこの障害に関係する人たちです。都の人口は約1400万人なので、すごく大ざっぱで100人に1人くらいが、関係者でしょうかね。

でも、自己申告されていない当事者家族、診断されていない当事者家族、自分で障害だとわかっていない当事者家族・・・を入れると、もっと多いですよね。

支援体制が整っていると当事者が発見されたり支援に繋がったりするけれど、当事者家族が頑張って支援を求めないと、支援体制が整って行かない。

やはり私達当事者・家族が声を大にして支援を周りに求めていかないと、始まりませんね。

ということで、引き続き頑張りましょう!




昨夜は雷を伴った豪雨、今日の昼間も同じように豪雨が降りました。
猛暑か豪雨かで、ここ世田谷は、いい天気の時がないですね~。

「秋の気配を感じるね!」と言う声を最近よく聞くのですが(東北とか横浜とか長野とか)、ここはまだそんな気配はありません。夜も相変わらず蒸し暑いし、昼間は強い日差しで肌が焦げそうなくらいです。
秋の虫も、まだ鳴き始めません。今日は大きなクロアゲハを家の前で見つけて思わず写真を撮ったり、窓の外にくっついて鳴くセミを、猫のチーが狙っているのを見つけて、慌ててチーを追い払ったり。

そういえば一昨日、お父さんに連れられた小学校低学年くらいの男の子が、セミのいっぱい入った虫かごを下げて意気揚々と歩いていたけれど、観察したらすぐ放してあげたか気になります。
「セミは1週間しか生きられないのだから、捕まえたら可哀想よ、逃がしてあげてね。」と喉まで出かかった言葉を飲み込み、父子連れの後ろ姿を見送った私は、正しかったのか。お父さん、帰宅後はきっと息子さんに説いて、セミをみんな逃がしてあげたよね、と信じたい。
ちなみに、セミは1週間よりもっと長く生きるそうです。もちろん、土の中にいた期間を入れたら、1週間の命ではないのだけれど。

というわけで、まだまだ夏真っ盛りの世田谷です。

ウメが心配で、午前中病院に電話しました。

ウメは朝はヨロヨロしていたけれど、おしっこもゆるいウンチもしたし、缶詰(私が持って行ったものかな)は完食、ドライフードは埋めようとしたそうです(笑)。

ウメは、好きな食べ物なのか、そうでない食べ物なのか、わかりませんが、時々出された餌を、お皿ごと鼻で押しあげ、とうとうひっくり返すことがあります。 あるいは、鼻で押し上げる動作を何度もしたあと、おもむろに食べ出すこともあります。 その動作は、土を餌にかけて隠しているつもりだと思うので、先生が言う「埋めようとした」という言葉に、(ああ、あの動作だな。)と思い浮かべ、クスクス笑いました。うん、ウメは元気そうです。

また明日電話してみますが、一安心です。

今日は昼間と夜と、ズーム会議に参加しました。
昼は高次脳機能障害関係、夜は防災の話。(ただ、夜は来客があったため、半分くらいしか聞けませんでしたが。)

高次脳機能障害関係の会議では、国リハ(国立障害者リハビリテーションセンター)のホームページを取り上げています。

皆さんはこのホームページを御存知ですか?

ここに高次脳機能障害情報・支援センターという項があり、そこには各都道府県の相談窓口や、イベント情報などがかなりのボリュームで書かれ、更新されていきます。(すべてのイベントが記載されているわけではありませんが。)

http://www.rehab.go.jp/brain_fukyu/

どうぞここを開かれて、お読み下さい。

ズームも、慣れてきたようでいて、やはりまだ慣れていないようで。
今日もどこからか雑音が入って、話ができないので中断し、原因を探して時間が経ちました。

まだまだ練習段階です。
いつか、誰でも気軽に参加できるズームの場を作ろうと思っていますが、まだ先が見えず、すみません。

講演会も、ズームを使って行うものが、この先増えていくことでしょう。

でも講演の仕方、参加の仕方(定員とか、事前申し込み制とか)、セキュリティ、資料、どうやるのか、私もまだよくわかりません。ズームは楽なのか、面倒なのか、それもまだよくわかりません。便利だし助かるし、使い道には色々な可能性がありますけど。

また明日から平日が始まります。
コロナは今週はどうなっていくのか、心配です。

とにかく自分がうつらないよう、やはりマスク着用、アルコール消毒、三密を避ける、でしょうか。
でもコウジさんは通勤に混んだ電車に乗りますし、一昨日横浜の母の主治医の紹介状を受け取りに行くため、私が乗った電車も結構混んでいました。

早くコロナに効く薬ができないかなあ・・・

ではまた。

今日2度目の投稿です。

朝からずっとウメのことを考え続け、何も手につきませんでした。呼吸が苦しくなるほどでした。

12時半頃、(麻酔かけられている頃だな。頑張れ!)と思い、
13時半頃、(手術が始まった頃だな。頑張れ!)と思い、
15時頃、(目が覚めた頃だな。頑張れ!)と思い、ずっと心配していました。

ワッチが、病院に電話するようしきりに言うので、まだ処置に追われているのではないか、先生の邪魔をするのではないか、と尻込みしたものの、ずっと心配している飼い主なら電話しても当然だと思い直し、電話しました。

看護師さんが最初に出て、「はい、無事済みましたよ!」と明るい声で言われた時、どんなにほっとしたことでしょう。思わずそばで耳をそばだてているコウジさんとワッチに、「無事済んだって!」と叫びました。2人とも「良かった!」とほっとした笑顔になりました。

先生が代わり、丁寧に手術について教えてくれました。

・麻酔をかける時も、覚める時も、順調で問題なかったこと。
・血液検査では特に白血球の値が多いなど、異常はなかったこと。
・子宮はまだそんなに腫れていなかったけれど、中には膿が溜まりつつあったこと。
・それより卵巣が、ボコボコに腫れていたこと。ウメのおっぱいがふくらんでお乳が出ているのも、この卵巣が原因のホルモン異常と考えられること。
・とにかく初期だったので、体に負担なく手術ができたこと。
・今は麻酔から覚めたけれど、麻酔の前に入れた薬で、まだぼんやりして腹ばいで寝ていること。
・このまま段々意識ははっきりしてくるので、問題はないこと。

良かったです。もう安心のようです。
皆さんにもご心配おかけして、すみませんでした。
お蔭様で、ウメは危機を無事乗り越えられました。

今13歳と6か月ですが、まだまだ頑張って長生きしてもらいたいと思います。

思えば、ここ1年以上、耳の治療で毎週この病院へ通っていました。耳垢腺腫という病気で、本当なら手術が必要だそうですが、体重が多いため、麻酔のリスクを考えて、手術できるまでダイエットしているところでした。それまでは手術しない代わりに、毎週耳の掃除に通っていたのです。

そのうちウメは通院日ではない日でも、動物病院へ行きたがるようになったので、動物病院をお散歩コースに入れました。病院のドアから顔を入れて挨拶だけしたり、、患者(患犬)がいない時は先生や看護師さんに遊んでもらっていました。時にはおやつをもらうことがあったり、体重を量ってもらったりもしました。

こうして頻繁に病院へ行っていたので、今回の異変も早めに私から報告し、早めの手術が可能となったのでした。先生も、「しょっちゅう来ていたから異常に気づけたけれど、もし全然病院に来ない犬だったら、気づくのが遅れたと思いますよ。」と言われました。 それに、ウメは室内飼いなので、子宮やおっぱいから膿やお乳が垂れているのにも、すぐ気づけました。なにしろ私やコウジさん、ワッチの布団カバーやシーツ、ソファカバー、床がそういう液でしみだらけになり、ここ最近は毎日洗濯していたのですから。外飼いの犬だと、気づかないことでしょう。今は外飼いの犬も減ってきたと聞きますが、やはり健康に長生きしてもらうためには、犬も猫も室内飼いが絶対良いと思います。

コウジさんが、いいことを言いました。
「ウメは、用がなくてもいつも病院へ行っていたけど、それがこうして自分を救ってもらうことに繋がったんだよ。」と。

ウメは、ただ動物病院の人たちが優しくて好きで通っていたのですが、結果的には毎日のように病院へ行っていたことが、今回の早期発見、手術成功に繋がったことは疑いありません。高齢で肥満というリスク因子があったのに、本当にラッキーでした。

先生は、ウメの入院中は私が時々病院へ電話すれば、看護師さんがその都度、ウメの状態をいつでも話してくれるようにして下さるそうです。

この病院があって、この先生がいて下さって、本当に良かったです。

以上、手術後のご報告、第1報でした。

有難うございました。

追伸 ほっとした我が家族3人は、「バンザ~イ!」と声を合わせて笑顔で万歳しました。幸せな瞬間でした。

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