日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々


 本の反響 その3は、コウジさんの復職を助けて下さった、障害者職業各センター編です。


 (それぞれにつき、一人の方に尋ねたご感想ですので、そのセンター全員の方の感想ではありませんが。)


 


 東京障害者職業センター


 「ここへ来るまでの経緯や苦労がわかりました。皆で読みました。」


 


  障害者職業総合センター


 「講習会で、障害受容がなかなか難しい例として、この本を取り上げ紹介させて頂きました。」


 


 ジョブコーチ


 「面白いし、泣いちゃう。よく書けていて、ああ、こういうことあったな〜、というエピソードが沢山ありました。」


 


  さて、明日はいよいよ放送日です。


 


 今日、急に思いついて、コウジさんの障害のことを少しでもご存知の友人知人に、片っ端からメールで放送のことを知らせました。(ああ、疲れた。) 


 せっかくの機会ですから、ご覧頂いて、理解や関心を広げたいです。


 


  番組によって、我が家のことが白日の下にさらされ、やっぱり恥ずかしいのですが、今さら隠したいこともないですし。


 


  全て知っててもらえれば、外界は居間の延長、と気が楽になりますし。


 


  もしかしたらこの時間も、まだ番組を作られているかもしれない、NHKのAさんを始め他のスタッフの方々に、今回私の本や家族、そして高次脳機能障害を取り上げて下さったことに深く感謝しつつ、そろそろ寝ることにします。


 


  そうだ、明日はテレビを見たらすぐ、リハビリに一年半通った病院へ久しぶりに診察を受けに行きます。


 


  そして尋ねてみると、やっぱりコウジさんは、又行き方を忘れていました。


 週2回、1人でも1年ちょっと通い続けられたのに・・・


 


  私も同行しますが、コウジさんを先に歩かせてみようっと。


 体が覚えているか、はたまたお手上げで私に頼るか・・・


 


 その結果は、明日のここでご報告させて頂きます。



 NHKの取材が嵐のように去りました。


 


  放送はあさって土曜日の朝7時半位から10分ほどとのことです。私もその時初めて見るので、どんな番組に仕上がっているのか、ドキドキです。


 


  番組を通して、高次脳機能障害に対する理解や興味が、少しでも広がってくれたら嬉しいのですが、取材中のコウジさんは警戒して、いつもの乱れたところを出さないので、改めてこの障害を取材する難しさを知りました。


 


  私は多分疲れた顔で映りますが、これは生活に疲れてではなく、慣れない(というより初めての)テレビ取材に疲れての顔です。念のため。


 


  反対に、テレビ番組を作る大変さも、間近で見て知ることができました。 1つのシーンを撮影するために、取材される側への説明、了解を得たらスケジュール調整、勝手な方向へ話しが流れていく度に軌道修正、雑音が入らないよう、光の当たる方向にも気を配り、しかもテンポよく制限時間内に、報道したいことを自然な感じに収める・・・


 


 日頃ぽけ〜っと見ていた番組が、じつは制作に携わる方々の、寝食を忘れてのものすごい努力で出来上がっていることがわかり、もうおせんべいパリパリかじりながらなんて見ていられない気持ちになりました。


 


 よし、これからはテレビの前に神妙に正座して、一言も聞き逃さないように、スタッフの方々の力が集結した珠玉の作品を見つめよう!と思います・・・ 


 


 が、やっぱりこの先もきっと、大好物の栗饅頭や最中を食べながら見ていくのでしょう・・・ スミマセン。


 


 それぞれ1年に1回の展覧会、コブクロコンサート鑑賞、テレビ取材(多分)が同じ1週間に重なり、さすがの私もグロッキー。


 


 今日は、たまった5日分の新聞を、ようやく読んでいます。



 今まで毎日ブログに投稿してきましたが、最近の忙しさには、どうしても投稿する時間すらとれず、とうとう継続記録を断念。


 


  (毎日投稿しよう)、と勝手に心に決めていた私には、ちょっと残念なことですが、仕方ないです。 これからは、無理のないマイペースで、投稿していこうと思います。


 


 月曜日は、コウジさんの様子を見に、数ヶ月ぶりに会社を訪ねました。


 


 ご挨拶したあと早速コウジさんを見に行くと、忙しそうに郵便物仕訳作業をしていたものの、やはりマニュアルを持っていませんでした。


 


  本人に歩み寄り、それを指摘すると、「そんなのいちいち見ていたら、仕事は終わらないの!」という返事。


 


 そこで同僚のSさんに言いつけ(?)に行くと、「マニュアル持たせても、飾りだけで見ないんですよね。」と諦め顔で苦笑されました。


  マニュアルを見ないと間違えますから、結局はコウジさんの仕訳後にそれをチェックして下さるSさんの負担が増えることになりますね。


 


 ところが、私がSさんと話していると、コウジさんは自分の机にマニュアルを取りに戻り、それを高々と上げて私にアピールしながらそばを通り過ぎて行きました。


 


  本当は面倒なんだけれど、私が騒いでいるので仕方ない、と観念したのかな。


 


  けれどそれをそばに置いだけで、やっぱり全く見ないコウジさん。


 


  それじゃあマニュアル持ってきた意味ないよ・・・


 


 苛立ちと諦め。一緒に仕事される方の気持ちがわかります。


 


  それでも、コウジさんを支えて下さる色々な方に、こうして実際お会いしたり、何かあったらメールで連絡下さるよう重ねてお願いしておくと、ちょっとは安心できます。


 


  これからも時々、必要に応じて覗きに行こうと思っています。


 そしてそれを快く許して下さる会社、コウジさんの障害を受け入れ、支えて下さる会社。そんな理想的な職場に出会えて良かったです。 会社には本当に感謝しています。


 


 それに、コウジさんも立派とまでは言えないにしても、少しは(コウジさんは沢山、と言いますが)会社に貢献しているように思え、私も嬉しい気持ちです。


 


 お昼ごはんを一緒に楽しくとったあと、コウジさんは又午後の勤務に颯爽と(?)戻っていきました。


 


 頑張れ~、コウジさん!


 フレー、フレー、コウジさん!


 


 


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