日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

今日2回目の投稿です。

このブログに今日のお昼過ぎ、「おさかな」さんという方からコメントが入りました。「おさかな」さんは、お母様が高次脳機能障害を負われています。日頃から高次脳機能障害者への介護で大変だった中、彼女自身がなんと、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となったそうです。私の繋がりのある方で、感染者もしくは濃厚接触者になった方は、初めてです。

すぐ彼女と個人的に連絡を取り合った結果、彼女の今置かれている状況を、これを読まれる皆さんと共有したいという思いが一致し、急遽今日から「おさかなさんからのレポート」コーナーを作ることにしました。

このブログの読者は、多い時は1500人ほどいらっしゃいますが、ほぼ平均して千人弱です。
もっと多くの方に共有して頂きたいので、皆さんが「おさかなさんからのレポート」コーナーを拡散して下さるようお願い申し上げます。と同時に、皆さんからの感想、意見、疑問、アドバイス、情報などなんでも結構です、コメント欄にお寄せ下されば、「おさかな」さんも読まれますので、宜しくお願いします。

※レポートは、「おさかな」さんの文章をそのまま転記しています。

★「濃厚接触者おさかなさんからのレポート その1」

以下は、これまでの経緯です。
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X月Y日 感染者と接触 会議・食事をした
Y+1日 母の障害支援区分認定調査のため、市職員が自宅に来訪、1時間程度話した。
Y+2日 夜、自分が感染者と接触していたということを知る。県の24時間対応の「帰国者・接触者センター」に連絡。保健所に連絡するが、「濃厚接触の可能性があること」「2週間自宅で健康観察をすること」「市職員には自分が感染者と接触したと知らせなくても良いということ」「家族は手洗いうがいに気を付けて問題なく外出していいこと」を伝えられた。その後、23時ごろに近所の保健所から連絡が来る。「コロナ陽性の方ですよね?」と言われたことから、情報が錯綜している様子を感じた。近所の保健所では夜遅いため、次の日に保健所職員で話し合って対応を検討するが、ひとまず「濃厚接触の可能性があること」「2週間自宅待機」「発熱等の症状があったら保健所に連絡」「家族は外出可。ウィルスは痰に含まれており、咳が出なくても常に飲み込んでいる状態である。また、唾液に少量混ざることがあるので、家族は気を付けるように」と指示された。

Y+3日 自主的に自室にこもることにした。近所の保健所から連絡は無く、市の職員に自分が感染者と接触したといわなくても良いのかやはり気になったので、自分から連絡したところ、「濃厚接触の段階では自分が接触した相手に知らせる必要は無い」と言われた。また、濃厚接触が発生した場所に近い保健所に連絡するように言われた。電話したが休みだった。次の日に、母のデイサービス体験を控えていたが、ケアマネから連絡があり、このご時世なので急だが体験を延期させてほしいと連絡があり、ちょうどよかった。夜、自分が濃厚接触した人についての追加情報をネットで調べていると、濃厚接触者の調査は、日中電話をかけた近所の保健所で行っていると書いてあった。なぜ私は濃厚接触があった地域の保健所に連絡するように言われたのか疑問に思った。職場からは、「当面、自宅待機して健康観察するように」と言われた。

父と母が買い出しに行った。父は私が料理をせずともすぐに食べられるようにインスタントラーメンを買いに行ったそうだが、ほとんど無かったらしい。母はなぜか「春巻きの皮」と「しらたき」を買っていた。「おさかなちゃんに作ってもらおうと思って・・・」というので、「私はみんなの分は作れないよ」と言った。

Y+4日 朝ご飯を食べるために居間に行った。母が私の唾液が付いたものに触らない方が良いと思ったので私が食べ終わった食器、箸は洗わなくて良いと言ったが、コーヒーを飲んでから洗い物をしようと思ってコーヒーを淹れている間にもう洗われてしまっていた。通常であれば食器は家族の分も一緒に洗ってしまって構わないそうだが、母は「衛生」という概念が無い。目に見えないもののことはわからない。また、片麻痺があるということも相まって、十分な手洗いはできないと思うので、あまり私が触れたものに触ってほしくないが、よくわからないらしい。私の隣に座って来たり、私のスマホに触れようとしたりするので、早々にリビングを離れた。自室にいるようになってから母とほぼ会話をしていない。父もそんなに母と話さないし、母が自分で通っていた地域のリハビリ体操もコロナ対策で無くなってしまったので人と話さない生活をしている。しかし、その後母が私の自室に入ってきた。「入っちゃダメでしょ」というと、「鏡の上が見たいの!(??)昨日、そこに何かをしまったから…」というので、「昨日から私はこの部屋にずっといるんだから、お母さんが入ってきているわけないでしょ。(そもそも私の部屋だし)」と言って追い返した。その後、隣の家の人が来て、地域の集まりが中止になったと言いに来たが、私はもちろん出ていけないので、二階から窓を開けてそれを聞いていた。隣の家の人は、母に言ってもわからないということがわからない。その後も来客があったが、母でも対応できそうなもので安心した。

私の自室の隣は洋式トイレになっているが、母の部屋の隣のトイレは和室になっている。どちらのトイレも洋室であれば母と同じトイレを使うことは無いが、どうしようもないので自分が触ったところをアルコール除菌のスプレーをかけて拭いた。

自室にこもっていると、母の様子がすぐにわからずに困る。もしふらついたり転んだりしたとき、マスクさえしていれば今まで通りに介助していいものか。どうせ今まで日中一人で過ごしていたのだから、様子がわからないのは同じことではあるが、母は私がいると思うと、呼んできたり、買い物につれてけと言ったりする。

濃厚接触が起こった地域の保健所に連絡すると、「熱を測って、体調不良を感じたら連絡してほしい」「出かけるときはマスクを着けて」「市職員には連絡しなくていい」と言われた。帰国者接触者センターと近所の保健所には「2週間自宅待機」と言われたのに、出かけるときにはマスクをつけるとは?と思い、聞いてみると、「不要不急の外出はしないでください」と言われた。「手洗い後のタオルは私だけ別の物を使うこと」と、「ドアノブなどをキッチンハイターで掃除すること」と言っていた。

以上が今日までの話です。頑なに市職員には連絡しなくて良いと言われ、まあパニックを生んでしまうとそれはそれで保健所の仕事が増えてしまうのかなと考えて結局言わないことにしました。また、症状が出なければ検査ができませんが、「無症状で陽性の人がばらまいている」という話もあるのに、家族も普通に一緒に居ても良いのか?と思いました。(そのため、私は食料などを持ってきて自室にいることにしました。)父も普通に仕事に行きましたが、職員の送迎もしているため、密室で怖いですね。母は東日本大震災の時にも自分の置かれた状況がわからず、水が止まってしまったのに、湯船に溜めておいた水を、沸かしてお風呂に入ってしまったり、トイレのタンクに溜めた水も流してしまったりという具合でした。今回は目に見えないものが相手なのでより怖いですね。

・・・お忙しいところ恐縮ですが、また次のレポートがありましたらお伝えさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

さっき午前10時ころパソコン作業をしていた時、ヤフーニュースにいきなり志村けんさんが亡くなったという知らせが載り、息が止まりました。

新型コロナウイルス肺炎を発症され、闘病中だというこの10日ほど、毎日心配し、なんとか回復してくれることを祈っていました。

それがかなわず、言葉がありません。

志村けんさん、好きだったなあ・・・。

ドリフターズのメンバーだった頃や、「天才!志村どうぶつ園」など、テレビでよく拝見してきました。どれだけ沢山、見てきたことでしょう。

つい最近も、コウジさんがいつものようにテレビのチャンネルを回していた時に、昔の恋人が出演されていた番組に出てらっしゃいました。ちょっとそこでチャンネルと止めたコウジさんが、そのまま回そうとしたのを、私は「止めて!」と阻止し、最後まで見ました。

その番組に流れていた、真面目な空気を感じたからです。いつもバラエティ番組は見ない私ですが、出演されていた女性がとても素敵な方だったこと、その女性の映像を見つめる志村さんの眼差しがとても優しかったこと。 思わずテレビのそばまで行って、見入ってしまいました。

志村さんは、結婚まで考えていたその女性に、「今、幸せですか?と聞きたいです。」「幸せだったらいいなあ。」と言われたんですが、その時の志村さんの優しく誠実な眼差しに、思わず私も涙が出たほどでした。(ああ、志村さんって、やっぱりすごく優しい真面目な方なんだなあ、益々ファンになっちゃった。)と思いました。

ちょうどその頃ですが、志村さんがコロナウイルスに感染されたということを知ったばかりだったので、「あれ、志村けんさん、今入院中だよね。じゃあこの番組を、病院で見ているのかな?」「というか、見られる状態なのかな?もしかして重症で見られていないのかな?」「録画しておいて、あとで体調が良くなってから見るのかな?」なんて、コウジさんと話していたところでした。

でも番組をその時見られていなくても、もう収録の時に見られているので、昔の彼女が今もこんなに活き活き幸せに暮らしていらっしゃることを知って、嬉しかっただろうなあ、良かったなあ、と、そんなことを考えていたんですよ。まさか志村さんが亡くなるなんて、その時は思ってもいなかったんです。

でもここ数日ネット上では、志村さんが人工心肺機器のある病院へ転院されたという話や、もしかしたら意識混濁しているのでは、という話や、ヘビースモーカーでお酒も好きだったという話などが記されていたので、どんどん心配が募ってきていて、なんとか回復してくれることをすごくすごく祈っていたんです。こんなコロナで死んでしまうことにでもなったら、青天の霹靂だし、そんなことにはならないだろう、ならないでほしい、と、一番祈っていたことでした。

なのに、その志村さんが、亡くなってしまった・・・。

悲し過ぎて、残念過ぎて、今は次のことしか言えません。

こんな国民的人気を誇る大スターの志村けんさんが、コロナで亡くなったということが、今一部で気がゆるんでいる人たち、あるいは元々この病気を真剣に考えていなかった人たちにとって、目を覚ますすごく大きなきっかけとなるのかもしれない。(ならなくてはいけない。)

志村さんという日本の大きな宝をコロナで失ったことが、国民全員が気を引き締め、コロナに立ち向かう動きへ一致団結する弔い合戦が、これから始まるのかもしれない。(始まらなくてはならない。)

・・・でも、いくらそれを期待したとしても、志村さんが亡くなられたという私の心の喪失、日本の喪失はあまりにも大きすぎて、今は全く慰めになりません。

コロナが、こんなに恐ろしいウイルスだなんて。

今の私達の生活をもっと見直し、どうしたら感染が広まらないか、本当に真剣に考えなくてはいけないです。そうしないと、冗談でなく、大事な人も、自分も、死んでしまうことになりかねないです。
若い人が亡くなるケースも出ています。若い人が安全だなんてこと、ないんですよ。

今は本当に、皆が意識を高めて、生き延びることを考えないと。
自分の無責任な行動で、大事な人(特に高齢者)を失うことになるかもしれないということを、よく考えてほしいです。

志村けんさん、今まで私達国民に、笑いと安らぎ、教え、何よりも大きな幸せを下さって、本当に有難うございました。

涙でこれ以上書けません。
家族を失ったのと同じ気持ちです。
ああ、きっと、国民にとって、志村さんは家族だったんだなあ。
大切な、大切な家族だったんだなあ・・・。

もう見られないなんて・・・

こんなことが起きるなんて・・・
信じらないし、信じたくないです。
ついこの間まで、あんなに元気だったのに・・・。

昨日の東京は23度もあって暑かったのに、今日は22度も低い1度でした。
すごく寒かったですし、雪までガンガン降りました。でも、ちょっと水っぽい雪だったので積もるまではいかず、散歩のウメはつまらなそうでした(笑)。

今日はズーム会議があり、来月からスタートするズーム会議を使ったテレビ番組についての話し合いが持たれました。(その番組の詳細は、改めてお知らせします。)
午前中は練習、午後2時から本番。

主宰者の木谷正道さんのほか、浅野史郎さんや、日本高次脳機能障害友の会理事長、東京いのちのポータルサイト理事長や副理事長の方々、棋士の方々、大学の名誉教授、囲碁普及家、地獄谷温泉康楽館の若女将など、様々な方が参加されました。
中でも、視覚障害をお持ちのピアニスト、同ヴァイオリニスト、聴覚障害をお持ちの方、手話通訳者、字幕担当者、全身性障害をお持ちの方、そのご家族など、障害をお持ちの方や関係者が多かったです。

私とたまたま会議開始直前までメールし合っていたコウジ村村民のKさんも、「これから会議だけれど、5分だけでもどんなものか、参加してみますか?」とお誘いすると、「してみようかな。」と気軽に参加されました。

でも途中、Kさんが飼われている犬がワンワン吠えたので、Kさんは慌てて一旦会議室から退室、音声をミュート(消音)にしてからまた入室するなど、本当に、誰でもいつでも気軽に参加できるこのzoom会議って、便利ですね!

ところでその参加者の中に、晒し(さらし)製造会社の方がいらっしゃいました。さらしは、てぬぐいや浴衣、伴天などに使われる布です。
その会社は、最近のマスク不足に対応し、さらしをカットしてマスクのあて布として利用したり、市販のマスクをくるりとさらしで巻いて使ったりなどの、緊急提案を出されていらっしゃいました。

→ 東京和晒株式会社 http://www.tenugui.co.jp/

私の家でも、段々家にあった市販のマスクが残り少なくなってきて、マスクはどこにも売っていないし、探す体力もないし、探し回ってコロナに感染しても嫌だし、手作りしようと思っていたところでしたので、早速昨日、注文しました。ガーゼも売ってないんですからね。さらしはガーゼと似ていて綿百パーセントでできていますが、ガーゼより布目が細かいそうです。

たとえば、あて布として使うなら、幅33センチ、長さ1メートルのさらし(白手ぬぐい)1枚で、32枚も作れるそうですよ。さらし1枚が110円なので、あて布1枚あたり3円以下という安さです!
私は幅33センチ、長さ10メートルのさらし(白反物)1枚880円を注文しました。これなら320枚は作れるのかな。 コロナとは長期戦になるというので、家族3人だと毎日使い捨てたとしても(洗えますが)、3か月ちょいはもちますね。 ※需要が伸び、現在千円になったそうです。

また、市販マスクをくるんで使うマスク用さらしは、10枚セットで1100円とのこと。

さらしをどう使うかは、人それぞれにお任せですから、さらしでマスクそのものを作ってもいいんです。でもお裁縫が苦手な人、面倒な人には、縫わずに使えるこういう商品は便利で有難いですね。

さらしでマスクをうまく作れるようになったら、高齢で持病のある母や伯父に送ろうかな。

ところでそのマスクについてですが、今日の朝日新聞に特集記事が載っていました(13面)。

よく言われていることですが、マスクは、咳やくしゃみなどによる飛沫によって他人に感染させないこと、には役立つものの、「ウイルスは隙間を通り抜け、自分を感染から守ることは厳しい」そうですね。
つまり、自分が感染者であった場合、他人にうつすのを防ぐ効果はあるけれど、自分が非感染者だった場合、感染者からうつるのを防ぐ効果はあまりない、とのことです。
それでも、マスクをしていないよりは、していた方が少しはいいような気はしますよね。

ただ、マスクは本当に必要としている人に行き渡るようにしなくてはならないそうです。
一般の人が買い占めや買いだめをすることにより、医療従事者が患者のケアをする時にマスクを入手できないと、医療従事者や社会のリスクが増える、とアメリカの医務総監がツイートしたそうです。

全国マスク工業会、厚生労働省、経済産業省、消費者庁も連名で「現在、予防用にマスクを買われている方が多いですが、感染症の拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要」と呼びかけているそうです。

ということで、まだ感染していない(と思う)私達は、マスクを買うのではなく、手作りした方がいいですよ!
それが、社会のためでもあり、自分のためでもあるのです。
頑張って手作りしませんか?

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