日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々


 本の反響 その4は、医療関係者編です。


 


  まずは、コウジさんの命を救って下さった我が家の神様、Y医師(脳外科医)です。


 「マンガという形がわかりやすくて良い。我々は、病院の中での様子しかわからないから、それ以外のこと(家庭のこと、保険のこと、リハビリのことなど)が、とても参考になった。」


 「退院後、転々としていくことの大変さを知った。」


 


  退院後、コウジさんが1年半リハビリに通った病院のW医師(脳内科医・リハビリ医)。


 「コウジさんが勤務しているという事実は、世の中の、高次脳機能障害者の雇用に対する理解や、雇用促進に役立つ。」


 


 T医師(精神科医)。


 「感動的な物語。イラストや漫画には、日頃馴染みがなかったが、医療関係者以外には分かりにくい病状について、親しめる漫画で平易な表現、解説は見事で、スムーズに読み進められた。高次脳機能障害者の家族が見えた時は、必読の書として薦めたい。」


 


 作業療法士Sさん。


 「様々なご苦労を、明るく書いてらっしゃるので、時には吹き出しながら・・・特にラストには感動しました。コウジさん一家が、大好きになりました。」


 


  医療相談室Nさん。


 「高次脳機能障害で、日々大変な生活を過ごされている方々にとって、勇気を与えて下さる本だと思う。・・・私達医療職も、改めて日々頑張らなければ。」


 


  数々の、身に余るお誉めの言葉を頂き、恐縮すると同時に、大変嬉しく満足しています。


 


  有り難うございました。



 午前7時半。


 私もこの時初めて番組を見ました。 「見えない障害 漫画で伝える」というタイトルがついていました。


 この障害を取り上げ、10分という短い時間にうまくまとめて下さったNHK様に、改めて感謝致しました。


 


 コウジさんは、取材された5日間は、記憶障害と病識がない点しか出さず、他の症状(幼稚化、怒ったり泣いたりの感情失禁、意欲低下、金銭管理ができない、など)は出しませんでした。


 他人が生活の中に入る日々に疲れ?いつもの調子を出す元気もなかったせいかも知れませんが、コウジさん自身も、いつもと違うシチュエーションに警戒してしまい、自分の変な部分を極力見せまい、としたようです。


 それなら、家族だけの時もそうしてくれたらいいのに、と思いますが、それはありません。


 


 NHKさんも、今回のテレビ取材には、非常に苦労されたと思い、同情申し上げます。


 


 意外と、私のマンガ紹介部分が多かったのと、私がダラダラ話していたせいか、医師や会社の方々、近所の方々のコメントがカットされていました!(冷や汗)スミマセン!


 


 午前9時。


 テレビを見ていて時間がなくなったので、コウジさんに先導してもらう当初の予定を変更、私の運転でコウジさんを、病院の定期診察へ連れて行きました。(試しに車の中で質問すると、やはり病院への行き方を忘れていました。)


 


  病院では、W医師や医療相談室のNさんが、「テレビ見ましたよ!良かった!」と、口々に言ってくれました。


 特にNさんは、「テレビに, 『高次脳機能障害』という文字が出ただけでいいの!」と喜んでいらっしゃいました。


 


 午後2時半。


 テレビを見た新潟の友人が電話をかけてきてくれ、40分以上も話しました。コウジさんも出て懐かしがっていました。


 


 午後4時。


 コウジさんに質問すると、病院へ行ったこと以外、テレビに出たことも新潟友人と話したことも忘れていました。


 


 嬉しかったのは、テレビを見た友人達が、次から次へとメールや電話をかけてきてくれたこと。 本のおかげ、テレビのおかげで、年賀状しか交換していなかった沢山の友達とじかに近況報告をし合うことができました。


 


  昨日、余り気が進まないコウジさんのお尻を叩いて、ご無沙汰している友人達にテレビを見てくれるよう電話させましたら、彼らから早速、「見たよ!今度飲みに行こう!」「一緒に温泉に行こう!」と電話をもらいました。 喜んで電話で話しているコウジさんの後ろで、嬉しくて私も思わず涙ぐみました。


 


 夕食後、やっとゆっくり録画しておいた「おはよう日本」を、コウジさんとワッチと何回も見ました。 


   



 本の反響 その3は、コウジさんの復職を助けて下さった、障害者職業各センター編です。


 (それぞれにつき、一人の方に尋ねたご感想ですので、そのセンター全員の方の感想ではありませんが。)


 


 東京障害者職業センター


 「ここへ来るまでの経緯や苦労がわかりました。皆で読みました。」


 


  障害者職業総合センター


 「講習会で、障害受容がなかなか難しい例として、この本を取り上げ紹介させて頂きました。」


 


 ジョブコーチ


 「面白いし、泣いちゃう。よく書けていて、ああ、こういうことあったな〜、というエピソードが沢山ありました。」


 


  さて、明日はいよいよ放送日です。


 


 今日、急に思いついて、コウジさんの障害のことを少しでもご存知の友人知人に、片っ端からメールで放送のことを知らせました。(ああ、疲れた。) 


 せっかくの機会ですから、ご覧頂いて、理解や関心を広げたいです。


 


  番組によって、我が家のことが白日の下にさらされ、やっぱり恥ずかしいのですが、今さら隠したいこともないですし。


 


  全て知っててもらえれば、外界は居間の延長、と気が楽になりますし。


 


  もしかしたらこの時間も、まだ番組を作られているかもしれない、NHKのAさんを始め他のスタッフの方々に、今回私の本や家族、そして高次脳機能障害を取り上げて下さったことに深く感謝しつつ、そろそろ寝ることにします。


 


  そうだ、明日はテレビを見たらすぐ、リハビリに一年半通った病院へ久しぶりに診察を受けに行きます。


 


  そして尋ねてみると、やっぱりコウジさんは、又行き方を忘れていました。


 週2回、1人でも1年ちょっと通い続けられたのに・・・


 


  私も同行しますが、コウジさんを先に歩かせてみようっと。


 体が覚えているか、はたまたお手上げで私に頼るか・・・


 


 その結果は、明日のここでご報告させて頂きます。


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