さくら洗足池


寒い日が続いています。

ワッチが大学の選択授業で3泊で行っていたスキーから、昨夜帰ってきました。

ということで、今日は山のような洗濯で午前が終わりました。いい天気だったので、助かりましたが。

午前の散歩を我慢して待っていたウメを連れて、お昼に散歩に出た私。
ウメがあちこち歩いているのについていくうち、(む、このコースはまずい!)と気づきました。
このまま行くと、かなり距離のある洗足池まで突き進むコースなのです。

ウメが若い時はよく行きましたが、ウメも来月10歳。私も段々億劫になり、ウメがそっちへ行こうとするのをいつも阻止してきました。

けれど、今日は午前いっぱい洗濯おばさんだったので、なんとなく気分もクサクサしていた私は、(たまにはウメの言うことを聞いてあげて、のんびり散歩しようかな。)という気にふとなったのでした。

それでグイグイ引っ張るウメについて洗足池まで足を伸ばすと、今日は風もなく比較的穏やかな日だったので(それでも寒かったですが)、散歩を楽しむ人、写真を撮る人、のんびりベンチに座っている人など、いつものせわしない日常とはちょっと違った景色を目にしました。

そこで私も少し楽しくなってきて、「ウメ、ほら、鯉だよ!」「ウメ、ユリカモメが並んで面白いね!」(写真参照。ユリカモメが1羽ずつ、それぞれ1本のくいの上に乗って、並んでいました。)と話しかけるのですが、ウメが目指すのは、池の先にあるペットショップのようでした。そこで、よくおやつを買ってあげていたのを覚えているのです。

途中、池に設置された遊歩道を歩いていた時、見慣れない看板を目にしました。昔はなかったのですが、ここ洗足池で見られる鳥についての説明と写真でした。 
それによると、2001年から2012年の間に、近所に住むとある男性が目撃したのは、なんと87種類もの鳥だったとのこと。中には、私も見たことのあるコサギ、モズ、カワセミもいました。今日も、コサギがいました。結構沢山の鳥たちがいるんですね。

ペットショップでおやつを買ってあげると、ウメはその袋をちらちら振り返りながら、家へ帰る道を、今度はゆっくり歩きました。時々嬉しさのあまりか、袋にじゃれて噛みつくので、ビニル袋が破れ、あやうく中のおやつの品々が落ちるところでした。

私は足が痛くなり、疲れてきましたが、(ウメもまだ元気だなあ。)と思うと、嬉しくもありました。

家に着くと、2時間経っていました・・・・ 洗濯と散歩で終わってしまった昼間に、やはりがっくり。

椅子にへたり込む私を横目に、冷蔵庫前に投げ出されたペットショップの袋に頭を突っ込むウメ。おやつをくわえ出すと、疲れた私ではなく、こたつで寝転んで勉強しているワッチの方へ歩いていき、ワッチの前にそれを落として、「ワン!」と催促。賢いね、ちゃんと状況を理解している。思惑通り、「ウメ~、何持ってきたの?」と喜ぶワッチに、おやつをもらっていました。

けれど、その3時間後、また「ワン!」と私に散歩を催促。え?全然状況を理解してないね。今日はいつも午前と午後に各1時間強散歩しているのを、2時間で1回にするつもりだった私は、「行かないよ。もう疲れたもん。」と無視していました。

でも、すがるように見続けるウメに根負けし、またもや暗くなった外へ、散歩に出たのでした。ひい、もうやだ~。
20分くらい歩いて、尚も先へ行こうとするウメに、さすがにぐったりしている私が、「もう寒いし、今日は昼間長く歩いたんだから、帰るよ。」と声をかけると、ウメはくるっと向きを変えて家の方向に歩き始めました。おお、私の言うことがわかるんだね。やっぱり賢いな、と感動。

すたすたと我が家の玄関を入っていくウメが、愛おしく、足を優しく拭いてあげました。犬は年を取ってくると、分かり合えて本当に人間みたいです。

・・・自分のご飯を食べたあとも、ウメは今日買ってきた別のおやつを私に持ってきては、「ウワン!」と催促すること数回。太りすぎだから、何枚かのジャーキーをあげた後、「お・し・ま・い!」と言うと、素直に催促をやめ、ソファーに乗って寝てしまいました。

というわけで、夕食も作ってもうくたくたの私に、優しいコウジさんが、食器を洗ってくれました。
それだけでもすごく嬉しくて、疲れが引いて、こうしてブログを書けました。ちゃん、ちゃん♪

それにしても、こんなに散歩好きで、散歩ばかりしている犬って、いるのかな? いますよね、うん。
まあ、犬の散歩があるから、見なかったはずの景色に出会え、会えなかったはずの人と会え、健康にもいいし、ウメも喜ぶし、やっぱりいいことの方が多いです。