久しぶりに中野孝次さんの『ハラスのいた日々』を手に取ると、夜更かしして一気に読んでしまいました。

ハラスとは、中野さんが飼っていた柴犬ですが、共に暮らした13年を、ハラスに向けた深い愛情とともに書き綴られた胸を打つ作品です。元々キツネに似たハラスはうちのウメと風貌が似ていて、(もしやウメはハラスの生まれ変わりでは?)と思うほど、私にとってはほかの中野氏作品より一段と入れ込みの強い作品です。以前読んだ時よりも、うちのウメも年をとり、晩年のハラスと重なることが多く、より共感しました。愛犬家は必読の本です。

まだ読んでいない本で今読みたい本、読まなくてはいけない本が10冊以上あるのに(クレヨンハウスの布袋に入れて、順番待ちをしています。)、急に中野さんの本を読みたくなったのは、たまたま先月末の佐久講演がらみで、最近長野県の方とメールしたことがきっかけです。

中野さんは横浜にお住まいでしたが、お墓は長野県須坂市にあります。そこのお寺と縁が深かったことと、その場所が気に入っていられたからだそうですが、いつかお墓詣りしたいと思いながら、なかなか須坂方面へは行くことはありません。ともかく、長野県=中野孝次さんという回路が私の頭の中にはあるので、急に読みたくなったのでした。
できれば1か月に数冊は読みたいと思いますが、なかなか時間がとれません。

母が心配なので週に1回は横浜の実家へ足を運んで様子を見てきますが、一昨日朝から行った時、「飲んでいるわよ。」と言っていた薬を、やはり飲んでいなかったことがわかりました。朝は飲むものの、昼は飲まず、夜は時々飲んでいるようでした。 
そこで、早速持参したお薬カレンダーに、一包化してもらっている薬を、朝の分、昼の分、夜の分、と入れていますと、朝の薬があと2日分しかないことに気づきました。土日をはさむと、月曜の朝に飲む分がないのです。

母は最近病院へ行っていないようなので、病院に電話して夕方からの診療時間に母を連れて行きました。
ああ、4時には自宅に戻って、ウメの散歩を暗くなる前にしたかったのに(結局5時過ぎに帰宅しました)。でも、喘息の発作は命取りになりますし、特に朝の薬が大事だ、と母のかかりつけ医から聞かされていましたので、仕方ありません。

面倒臭がる母をタクシーに乗せ病院へ着くと、混んでいました。けれど今まで手紙やファックス、電話ではその医師とやりとりしたことはありましたが、実際にお会いして話せて良かったです。とても母のことをわかって下さっている医師だと再確認し、安心しました。
院外薬局も混んでいましたが、待合室でお薬カレンダーが100円で売っているのに目が丸くなりました。
コウジさんには1000円弱、母には羊の柄の1300円以上のものを買ったのに、100円?

思わずそばへ寄って材質など調べますと、まあそれなりに薄っぺらではありましたが、これでも用は足りるよね。がっかりしたものの、これだけポピュラーな品だったのね、と今まで使っていなかったことに「しまった」という思いでした。父の時にも使いたかったわ。

母もコウジさんも、「今日が何曜日かもわかるから、とてもいい。」と喜んでいます。
でもちゃんと使えているか確認するため、また来週実家へ行ってきます。

今朝、不注意で右手中指に木のとげを深く刺してしまいました。
抜こうと思いましたが抜けず、ネットで見たように、今蜂蜜を指に塗って、サランラップで巻いています。

ということで、中指が痛くて使えず、人差し指でキーを叩いているため、時間がかかってしかたありません。
ここでやめ、明日病院へ行ってきます。今日は生憎、休日で病院やっていないのと、これから出かけるからです。

ハイ、なんと今日は夕方から八王子のオリンパスホールで、森山良子さんのコンサートなんです!
コウジさんとずっと楽しみにしていましたが、コウジさんは場所をまだ覚えられず、「府中だっけ?」

私「は、がつくよ。」 コ「橋本!」 それはこの間講演で行ったところだね。
私「場所は八王子。建物の名前にはカメラに関係する名前がつくよ。」 コ「キムラヤ!ドイ!」

・・・では、行ってきます。その前に2回目にさくらの散歩もしておかないと。