今日は、大森へ囲碁の集まりに行ってきました。コウジさんは例のごとく、服を着て出かける段になってから、心細げに、「今日、どこへ行くんだっけ・・・?」と私に聞きました。そして、「病院だっけ?」とも。
昔は、ガクッとしましたが、今は「ワハハ!」と吹き出してしまいます。出た、コウジ節!と、おかしくなります。

さて、普段使わない(ところの)頭を使ったせいでしょうか、コウジさんは帰宅後も疲れた様子で、「眠くて仕方ない。」、と早寝してしまいました。8時台に寝るのは、珍しいことです。

私とコウジさんは、この1か月ほど簡単な囲碁のガイドブックを木谷さんやほかの先生から2種類頂いて読んでいたのですが、よくわからない・・・というか、実際打っていかないと、本を読んでいるだけでは、全然わからないですね~。トホホ。

一方、木谷さんからアニメの『ヒカルの碁』を見るようにも勧められていて、第15話くらいまで見てきているのですが、こっちは面白いです!マンガ好きな私は、早く次の話が見たい、と焦るのですが、隣で一緒に見ているコウジさんが、疲れてくると居眠りしてしまうので、なかなか進みません。 

それに、テレビに向かっていつも「このバカすけ野郎!」「チッ!」など、口汚くののしるコウジさんへの対処法として、主治医が「テレビを遠くから見るようにしたら?近いから同じ世界にいる、と思ってののしるけれど、遠かったら違う世界だと思って、暴言吐かなくなるんじゃない?」と素晴らしいアイデアを下さっていました。
なのに、『ヒカルの碁』は、パソコンの動画を見ているので、テレビよりさらに近い・・・ ということは、私のすぐ横で「このバカすけ野郎!」「お前のせいだ!」など、ヒカルに向かって頻繁に毒づくことになり、うるさくてたまりません。

とはいっても、私は真剣に見るあまり、つい、「でもさ、これ、こうじゃない?」「でもさ、ああすればいいんじゃない?」などと、いちいちマンガの登場人物に突っ込みを入れたり、助言したり、先を読んだりしてしまうのです。
するとコウジさんが、ニヤニヤしながら、「マンガですから。(マンガだから、話がうますぎたり、おかしくても仕方ない、という意味)」と言うのが、お決まりのパターン化してきて、そういうのも結構楽しいです。

まだ、画面に出てくる碁盤上の碁石の意味は全然読めません。1年くらいして、少しは読めるようになっていたらいいのですが。

ただ、ヒカルはたった1年くらいでプロになれたように描かれているそうですが(まだそこまで読んでいません)、それはありえなくて、プロになれるには普通10年はかかるそうですよ。『ヒカルの碁』を読んで、3万人の子どもたちが囲碁を始めることとなったそうですが、すぐプロになれるほど上達しないので、辞めてしまう子どもたちも多いとか。

ともかく、夫コウジさんにとって、思いもよらぬ世界が訪れましたね。囲碁ですよ、囲碁。
私も昔から興味はあったのですが、実際自分がやるようになるとは、正直なところ、思っていませんでした。
やるとしても、あと20年くらいしたら?と思っていましたが、20年後にまだ生きているとは限らないですし、「いつかやろう」と思っていることがあれば、すぐやった方がいいですよね。

帰宅してワッチに、「ねえねえ、囲碁って面白いのかなあ、とやっぱり疑問に思ってるから、今日囲碁を教えてくれた人に、「囲碁って面白いですか?」って聞いたら、「面白いです!」って力強く即答されたんだよ。だからやっぱり囲碁って面白いんだね。」と言いました。

するといつもクールなワッチはぐふぐふ笑いながら、「囲碁をやっている人は面白いと思ってやっているんだから、そう答えるに決まってるじゃん。面白くない人は、やめてるよ。ぐふぐふ。」ですって。たしかにそうだわね。

けれどコウジさんは、よくこう言います。「自分は、囲碁に向いていると思う。」と。
(へえ、随分珍しく自信持って言うものだな。)と思っていた私は、今日も自己紹介の時に、「夫は「僕は囲碁に向いていると思う。」と申しています。・・・」と言いました。するとコウジさんは隣で、「え、そんなこと言った?」とすっとんきょうな声をあげました。

「言ってるじゃん。なに、向いてないの?」と聞くと、言葉を濁しました。なんなのよ。

そのあと、遅めの昼食を食べている時、またコウジさんは、「でも、僕は囲碁に向いていると思うんだ。」と言いました。なので、「ほら。私が今日、「夫は囲碁に向いていると思う、と申しています。」と言った時に、「え、そんなこと言った?」って言ったくせに。」と文句を言いますと、また「え、そんなこと言った?」ですってよ。

あの~・・・、これって、囲碁の言葉で「コウ」の状況じゃない? つまり、繰り返しでエンドレス・・・ 

まあ、ぼちぼちやっていきます。楽しみながら。 それが肝心ですね。