さっき、夜7時のNHKニュースを見ていましたら、アナウンサーが「東京の桜が、今日満開になりました。」、と言って、上野公園の桜が写りました。でも、満開なのは上野くらいじゃないの~? 今日、多摩川河川敷へ行きましたが、桜が全く咲いていないので、カップルや家族連れは、桃の花の前で写真を撮っていましたよ。今年の東京の桜は、咲くのが遅いですね。

3月は色々と忙しくて、なかなか囲碁の勉強ができないでいましたが、私もコウジさんもいつまでたっても囲碁がわからないままに甘んじていてはいけない、やはり私が先に熱心に勉強して、コウジさんに教えたりサポートしたりしなくちゃダメだ、と思うようになりました(といっても、数日前から)。

それで、『ヒカルの囲碁入門』というガイドブックを読んでいたのですが、70ページを過ぎた辺りから、どんどんわからなくなってきました。そんな時ふと、著者紹介の箇所に目を止めますと、なんと石倉昇先生は、私の家から歩いてすぐのところにあるカルチャースクールで、現在教えてらっしゃるじゃありませんか。しかも、スクールのHPを調べますと、4月からの生徒を募集中とのこと。

心が動きましたが、(毎週土曜日の午前に、欠かさず行けるだろうか? コウジさんの受診や私自身の講演がある時もあるし・・・) とためらっていました。

そして3月31日のこと、朝日新聞の別刷「be」で、私の好きな片岡鶴太郎さんの特集記事を読みました。ヨガのポーズなのでしょうか、おかしなポーズの鶴ちゃんに笑いながら記事を読みますと・・・唸りました。
鶴ちゃんは、「思いついたことは、すぐに実行するようにしている」そうです。「どんなに困難に見えることでも、思いついたということは、絶対にできるというサイン。その思いつきを一等賞と捉えて、とにかく着手してみるんです。」と。その結果、良い出会いに恵まれ、物事がうまく運ぶという体験を何度も重ねてこられたそうなんです。お笑いタレント、声帯模写、ドラマ、映画、ボクシング、絵、その多才ぶりにはびっくりですが、特に私は鶴ちゃんの絵が好きです。

なるほどねえ、と感心し、鶴ちゃんのその考え方が、その時私の頭の中に刻み込まれました。

さて翌日の4月1日、つまり昨日ですが、ワッチがアルバイトに出かけるので、私も朝6時に起きて食事を作ったり、雨だったので駅までワッチを送ったり(過保護ですね~)し、ほっとしたのが8時半頃。雨なので洗濯もするのをやめ、土曜日なのでウメの散歩はコウジさんに任せると、ふと囲碁教室のことが頭に浮かびました(というより、正しく言うなら最近は囲碁のことをよく考えているのです。マンガの『ヒカルの碁』が、非常に面白かったせいもあります)。

パソコンをおもむろに開くとカルチャースクールのHPをまた検索、石倉先生の初心者向けクラスを調べますと、なあんと、その4月1日の午前10時からが、第1回とあります。

驚いた私の頭の中は、シャカシャカ動き始めました。今からネットから受講申し込みをし、カードで決済したら入学できる、残席はあとわずかだがある、10時スタートなら、9時半に家を出ればギリギリ間に合うかもしれない・・・。そして鶴ちゃんの「思いついたことは、すぐに実行」という言葉が、あのヨガの変なポーズと共に浮かび・・・ 思い切って申し込みました。

申し込むとさあ大変、用意しなくちゃ!申込した証拠のメールを印刷し、身支度をし、コウジさんには「12時に終わるので、すぐ帰って来られるから。」と説明し、「行ってらっしゃ~い!」と笑顔で送り出してくれるコウジさんに手を振り、家を飛び出した私。なんと9時半過ぎには教室にいました(笑)。

教室には1番乗りだったので、やる気満々になっている私は、一番前の真ん中に座っていました。そのうち、次々教室に入ってくる人たち、スタッフの方々で混んできて、石倉先生も入って来られました(私は囲碁に今まで全然興味がなかったのですが、とても有名な先生なんだそうですね)。本当に初心者の私は、同じような初心者の方たちと6名で、端のテーブルに移動するよう指示されました。そして、講座の1回目が始まったのでした・・・。

長くなるのでクラスの詳しい話は書きませんが、初めて会う初心者同士、ああだこうだと話しながら碁石をいじり、石倉先生やほかの先生方に教わりながら、プリントを解いたり、石倉先生の面白いお話を聞いたりして、あっという間に時間が流れました。新鮮な経験でした。知らないことを教わるということは、やはり面白いことですね。わからないところがあるとすぐ質問する私に、先生方は喜んで丁寧に優しく教えて下さるので、なんだかちょっと囲碁がわかるようになった気がしました。

スクールの後、買い物して歩いて帰る私は、とてもさわやかな気持ちでワクワクしてきました。帰宅してからは、コウジさんに習ったことを教えようと思います。まだ初回なので、今まで1、2か月奮闘していた?貯金で授業についていけましたし、コウジさんに教えるまでもなかったのですが、次回からはそうはいかないでしょう。

そして今日4月2日は、「囲碁・高次脳機能障害プロジェクト」の3回目がありました。
今日は、囲碁が1時間、そのあと木谷正道さん率いる「心の唄バンド」のミニコンサートや、おしゃべりタイムでした。新聞記者が取材に来ていて、私やコウジさんもインタビューを受けましたので、特にペラペラ喋っていたおしゃべりな私は囲碁を打つ時間がなくなってしまったのがちょっと残念でしたが、記事になってこういう取り組みが始まったということが広く社会に知られてたら、嬉しいです。

コウジさんにとっても、このプロジェクトは色々な方と会ったり話したり、囲碁の勉強をしたり音楽を聞いたり、素晴らしい場になっていますので、木谷さんを始め、協力して下さる多くの方々に、とても感謝しています。

午後はウメを連れて、コウジさんと多摩川河川敷へ行きました。仲良しになったホームレスさんたちから誘われていた、花見の会があったのです。
ホームレスさんといっても色々ですが、その方たちは地域と積極的に交流され、地域と信頼関係もある特別なホームレスさんたちです。本当はゆっくり花見の宴会で話したかったのですが、ウメがいますし、桜は全く咲いていないので、差し入れだけして散歩して帰りました。桜が咲いたら、また行こうと思います。ホームレスさんたちを囲んで、地域の人たちが話に盛り上がっていて楽しそうでした。

それにしてもウメは、多摩川へ来るとすごく喜びます。リードをグイグイ引っ張ってハッハ言いながら歩くので、10歳とはいえ、まだまだ若いなあ、と嬉しくなりました。

高次脳機能障害と囲碁。
石倉先生も、やはり「囲碁は脳にいい。」と仰っていました。今は、35くらいの大学で囲碁の授業があるそうですね。今年の慶応大学の入試問題も、囲碁が取り上げられました。どういう効果があるか、これから囲碁をやっていくことにした夫コウジさんを近くで観察しつつ、ここにも記録していこうと思います。
皆さんも、お楽しみに!