ようやく私の家の周りも、桜が満開となりましたが、最近はお花見にはいまひとつの、ぐずついた天気が多いです。今日の東京も、気温6~7度で1日中冷たい雨。これでは、真冬ですね。

囲碁は2回目の石倉先生のクラスがあり、あまり自習できていないまま授業に臨みましたが、同じような全くの初心者レベルの方たちと打ったり(同じような方たちがいて、よかった~。)、石倉先生やほかの色々な先生に教わったり、石倉先生がされる色々なお話を聞いたりの、大変楽しい時間でした。

石倉先生のお話で知ったのですが、囲碁は世界に広がっているそうです。日本では囲碁と将棋が同じように考えられていますが、将棋は日本だけなんだそうですよ。世界は将棋ではなくチェスであり、中国には中国将棋というものがあるのだそうです。そんな中で、なんと囲碁だけ世界共通なんだそうですよ。知りませんでした!

現在4千万人以上の人が囲碁をやっていて、日本人は300万人くらいなんですって。多いのか少ないのかわかりませんが、もう少し多くてもいいような気がします(私も始めたばかりなので、大きなことは言えませんが)。実際、日本の囲碁人口は減ってきているそうです。ただ、石倉先生は東京大学で囲碁の授業を持たれているそうですが、定員40名のところに、受講希望の学生は100名集まったといいますので、結構囲碁も人気なんですね。(石倉先生だからかな?)

ともかく囲碁は、ここ30年の間に世界に広がってきていて、ネットで囲碁をやっている国は150か国もあるんだそうです。さらに、AI(人工知能)が、囲碁で人間に勝てるにはあと10年、20年かかると言われていたけれど、グーグルが熱心に研究したおかげで、人間を負かすようになったとのこと。趙治勲九段や、井山裕太棋聖がAIに負けたニュースは最近大きくメディアでも取り上げられましたから、囲碁に興味のない方でもその話は知っているのではないでしょうか。

今朝の朝日新聞37面には、来月23~27日に中国で、世界最強と評される中国の柯潔(かけつ)九段とAIの「アルファ碁」が、三番勝負をするという記事が載っていました。公の場でのAIと柯さんとの対局は初めてとのことで、決選に注目が集まっているそうです。しかも、持ち時間は3時間あるので、今までの非公式のネット対局での早碁よりも、人間に有利に働くそうです。楽しみ。柯さん、頑張れ!

話を戻して、石倉先生が教えてくれましたが、囲碁を自分で学ぶツールとして、「囲碁クエスト」や「パンダネット」というものがあるのだそうです(調べますと、ほかにも色々あるんですね)。でも「囲碁クエスト」は、スマホ等からやるゲームだそうなので、ガラケー派の私も、それやりたさにスマホ転向をちょっと考え始めました。私がやっている(しかも六路盤なのに全然勝てないほど、まだまだ初心者)「コスミ」は、コンピューター相手ですが、「囲碁クエスト」は、世界中の、生身の人間が相手なんだそうです!まさに国際交流ができますね。マンガの『ヒカルの碁』の世界だわ。相手がいない時は、ロボットが相手してくれるんだそうです。相手に応じて、弱いロボットから強いロボットまでいるそうなので、あ~、私もやってみたいなあ~。ロボットは、疲れずにずっと相手してくれる利点がありますしね。「パンダネット」では、石倉先生がご著書『ヒカルの囲碁入門』を、映像で説明しているそうです。

もちろん、実際に人間と向き合って打つこともいいそうなので、スクールや、家でコウジさんと打つのもいいのですね。私はスクールから帰ると、家でコウジさんに習ってきたことを全部教え(そうすると受講料が私とコウジさん2人分ということで、実質半分になり、ウシシ?)、ヘボ同志ながら対局するようにしています。でもヘボ同志なので、これで終局になっているのか、どっちが勝ったのかすら、まだわからないのです。なので、いつも、もやもやしたまま終わりにしています。トホホ。

ただ、私がお風呂に入る前に、コウジさんにネットの「コスミ」の六路盤をやっててもらうと、私がお風呂から出てきても、いつものようにテレビの下らないバラエティ番組を見て「このバカ助が!」と怒鳴っているコウジさんの声が聞こえなくなりました。はて?と見に行くと、相変わらずパソコンのコスミゲーム画面をじっと見つめ、考え込んでいる彼の姿が。

おお、これはいいですね!テレビを見ていても全然脳にいい気がしませんが、「コスミ」で静かに集中して考え込むコウジさんは、どことなく理知的に見えるじゃありませんか(ポッ♡)。しかも、テレビに暴言を吐く、余分なエネルギーを使わずに済むし、その暴言を聞いた家族がげんなりすることもなくなるし。

でもコウジさんはすぐ疲れてしまい、長続きしませんし、毎回負けるので、最後は怒ってやめてしまうのがちょっとねえ。勝てるようになればいいのだけど。いつか勝てるようになる日まで、焦らず頑張りますヨ。六路盤の次は、九路盤でもやってみよう。・・・もちろん、家事・用事・仕事で、囲碁をやってばかりもいられないので、時間が許す限りなのですが。

2日前の日曜日、初めてNHKEテレのお昼の囲碁番組を真剣に見ましたよ。コウジさんと。私が子どもの頃から、我が家では亡き父がいつも見ていた番組です。でも、今まで全然興味がなかった私は、昨日まで真剣に見たことがなかったのです。

いざ、興味を持って見ると、2時間ずっと凝視してしまいました。しかも、ずっと頭の中は忙しく考えていました。最初の30分は、ダイアナさんという外国女性の受け答えが面白くて、笑いながら見ていました。次の1時間半の九段と八段の人の対局は、(最初はどういう風に打っていくのだろう?←陣地の取り方)、(私なら次の一手はどこに打つだろう?)と、テレビにかじりついて見ていましたが、たまたま私の予想とプロ棋士の一手が一致した時には大喜びしてしまい、ソファーの上で飛びはねてしまいました。ハハ、まるで子ども。

コウジさんも一緒に番組を見ていましたが、私ほど真剣ではなく、すぐ眠そうな顔になり、私が喜んではしゃぐ時だけ、目がパッチリとして私を見て笑います。テレビより、私の様子の方が面白いようです。
うん、コウジさんに囲碁をやってもらうには、まずは私が楽しそうにしていることが大事なのかもしれません。

ところが、あまりにいつも使っていないところの脳を使うようになったからなのか、時々頭がクラクラするようになりました。頭を動かすと、船に乗って大波に揺られたようになるのです。この感覚(これが「めまい」、というもの?)は人生初めて経験しました。囲碁のほかはいつも通りの生活なので、クラクラするようになった原因は、もしかして囲碁? たしかに囲碁は私の実感として、かなり頭を使うゲームだと思いました。おまけに、さっき右目の白目が少し出血しているのに気づきました。う~ん・・・ 根を詰め過ぎでしょうか。

何も私は今からプロを目指すわけでもなく、そもそもコウジさんの障害症状改善のために始めた囲碁なので、こんなにクラクラするまで集中しないようにしないとネ。 家事その他に支障が出てきてまずいので、ほどほどにしないとネ。でも、結構面白くて、のめり込み始めている自覚があります・・・

木谷正道さんは、「琴棋書画は君子のたしなみ。棋は囲碁のこと。つまり、これをやらないと良いリーダーになれない、と言われていた。昔は皆、囲碁をやっていたんです。今、そこに戻ってきた、ということです。」と仰っていますが、たしかに良い趣味だなあ、と同意します。皆さんも、囲碁をやりましょう。

さて、今日は一つ、お知らせしたいことがあります。

高次脳機能障害や発達障害がご専門の、橋本圭司医師のことは、皆さんよくご存知と思います。橋本先生は昨年、世田谷区内に「はしもと経堂クリニック」を開かれましたが、そのクリニックのHPの中に、「はしもと経堂クリニックギャラリー」というものがあります。

そこに「しげもりきょうた」さんという高次脳機能障害当事者の方が、「カケルくんの高次脳機能リハビリテーション」というマンガを描かれています(ストーリーは更新中)。原作と監修は橋本先生がされていますが、その内容の詳しいこと、しげもりさんのマンガのおかげでわかりやすいこと!皆さんも、どうぞ覗いてみて下さい(作者のしげもりさんと、橋本先生のご了解を得て、ここで紹介させてもらいました)。
http://www.keiman.co.jp/gallery/kakeru-rehabilitation

尚、橋本先生のお顔が、時々別人のように色々変わってしまうのがご愛嬌なのですが、登場するドクターは、全部橋本先生ですよ。本当に、とてもためになるマンガですので、読まなくちゃ損ですよ~。