びっくりしました。
ここへきて急にアメリカ、フランスを始め、世界各国から支援の手がこんなに差し伸べられてきたとは。
日本はちゃんと大きな声で、 「助けて! 」 と世界に叫んでいないから、助けてもらえないのだ、という思いもありました。
今までも、海外からの支援の申し出を、何回か断った、といいますし。
一昨日のブログで、「世界が助けてくれないかな。」 と言ったばかりですが、皆さん準備してくれていたのですね。
サルコジ仏大統領の話を聞いていて、(そうか。)、と思ったのは、電力の8割を原子力で賄うフランスにしろ、2割のアメリカにしろ、原子力を推進する国々は、福島原発により 「原発は危険だ」 という認識が、自国や世界に広まってしまうことを、危惧する気持ちがあるから余計、事態収束の為の援助をするのだろう、ということ。
けれど、この際理由はどうあれ、とにかく助けてもらわないと。
また、福島原発、ひいては今回の大地震が、世界を1つにまとめ、争うのではなく、助け合うことの大切さを再認識するきっかけとなれたら、素晴らしいです。
ワッチがせっかくウメをお風呂に入れてくれたのに、散歩に出ると雨。(帰ってくるとまた晴れ。) ウメは泥だらけ。
2週間前には、外から戻る度に、髪や服を神経質に濡れタオルで拭いていた私も、段々放射能対策に飽きてきて、今はもう何もしていません。
だって、もし私だけ助かっても、周りが皆いなくなっていたら、生きていても面白くないですからね。
周りとの関わりがない人生なんて、意味も価値もないです。
東京が放射能汚染に侵されるなら、それも運命と思って、受け入れるしかない、という悟りに落ち着きました。
ただ、ワッチはまだ14歳なので、せめて50歳までは生きて欲しいですね。
50歳になれば、人生が大体わかるでしょうから。
孔子も、「五十にして天命を知る」、つまり 「五十歳で天がわたしに与えた使命がわかった。」、と言っていますね。
ではまた明日。
この投稿で、200回目でした。 (一応、ご報告。)