日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

2011年12月

 今朝、どうせ今日も動かないから、手洗いで洗濯しようと思い、手が荒れないようにまず、手袋をはめました。

 (いよいよ、洗濯機買わないとな?。)、と思いながら、洗濯機の前を通った時、ためしにスイッチを押してみました。

 すると、動いたのですよ! ビックリしました!

 慌てて洗濯物を投げ入れましたが、途中で止まってしまったので、そこから手洗い。 でも、脱水はできました。

 捨てられるのを察知して、そうされまい、と余力を奮い立たせたのかな?

 というわけで、明日動くかどうか、また楽しみにしています。

 ゆきんこさんがご推奨の、価格ドットコムも検索しましたが、設置料がかかるのですね。 ヤマダは無料のようです。

 ネットであれこれ調べていると、時間がかかりますので (既に今日、結構な時間を費やしました)、ヤマダの店頭に行った方が早いかな。

 でも、今はめちゃくちゃ混んでいるでしょうから、来年すいたらにします。

 それまでは、手洗いでもいいわ。

 手洗いしていると、昔話の桃太郎を思い出します。

 「おばあさんは、川へ洗濯に・・・」 の下り。

 昔は、のんびりした暮らしだったのでしょうね。

 今は便利ですが、かえって毎日が忙しく、ストレスの多い社会ですよね。 やれやれ。

 昨日の府中講演は、夜ゆえか人数は少なめでしたが、家族会代表と掛け合いながら話ができて良かったです。

 明日の讀賣新聞夕刊の、こころ・身体面で、『続・日々コウジ中』 の紹介記事が掲載されるそうです。

 さて、もう眠くて仕方ありませんので、今日はこの辺で。

 おやすみなさい

 何か悪いものを食べたのか (そういえば昨日、道で何か拾い食いしていたなあ。 気づいた時には飲み込んだ後でした。)、ウメが朝から下痢ばかり。

 散歩で下痢されると、後始末が大変で、今日は3時半には家を出るのに、やけに時間のかかる散歩になってしまい、家から遠く離れた場所で、途方に暮れていました。

 やっとこさ、帰ってきましたよ。

 朝起きてワッチとコウジさんを送り出してから、犬・猫・亀・魚世話 + 家事だけで、1週間前に打ち合わせしたイラストのラフを、いまだに1枚も描けていない、というゆゆしき状況。

 洗濯機が壊れているから、洗濯に1時間かかるし。

 それにここ数日、なんだかいつもコウジさんとワッチと、しゃべってばかりいる気がします。

 それも他愛のない話話ばかりで、ワッチの豆知識や学校の話を中心に、コウジさんの暴言が入って父娘の罵り合い、私の注意、時には私の怒声、静寂、またおしゃべり再開、の繰り返し。

 コウジさんは記憶が弱いから、話題に乏しく、聞き役と暴言に徹していますが、私が誘導すると、多少思い出すようになりました。

 ところで今夜は府中市で、学習会の講師をするため、コウジさんとワッチにそれぞれ書き置きしないといけません。

 特にコウジさんには、しっかり書いておき、お財布にも挟みました。

 でも何回言っても、今夜が府中講演だと頭に入らなくて、勝手に作話して納得しています。

 今朝も、「今日はパーティーがあるから、夜いないんだよな。」 と、いないことは何とか入ったみたいですが、理由は適当。

 パーティーなんてないけど、毎日義母に電話しているコウジさんが、義母にそう言うと、「まあ、礼ちゃんは、息子と孫を置いて、夜にパーティーに出かけてる!」 と思われて、良いことないので、出かける前に義母に電話して、誤解のないようにしておかないと。

 朝刊を読んでいましたら、コブクロが被災地に8千5百万円以上を寄付した、と載っていました。

 たしかにコンサート会場に募金箱がありましたが、それにコブクロや関係者が倍以上上乗せされ、朝日新聞社を通じて寄付されたとのことです。

 ご自分達も今、病気と闘っていらっしゃるのに、頭が下がります。

 早く元気になってほしいなあ。 でも、ゆっくり休んで下さい。 いつも気になっています。

 それではそろそろ洗濯物を取り込んだり、出かける用意しないと。

 行ってきま~す。

 明日は府中で講演ですが、時間が夜7時から9時ですので、夜はブログを書けないため、昼間のうちに投稿しますね。

 明日の場所は、府中グリーンプラザ、という所の、6階大会議室です。

 私の所属する 「高次脳機能障害者と家族の会」 代表、今井雅子さんが、私の前にお話下さいます。

 お申し込みは、14日に締め切られていますが、もし急に行ける、となった方は、お電話で参加可能か、聞いてみて下さい。 (電話番号、書き忘れました→ 042-358-1085)

 今朝、「動かなければ、捨てちゃうぞ」 と思うのを忘れて、洗濯機のスイッチを押しましたら、やっぱり動かなかったので、また手洗いしました。

 そうしたら、さすがに指がガサガサになってきたので、23日の休日にでも買わないといけないかも。 明日、動かないかな・・・。

 昨日のコメントで、講習会に出られたスマイルさんが、そこで聞かれた、「キーパーソンが必要だ」、という長谷川真也先生のお言葉を紹介してくれました。

 それを、(その通りだなあ) と思いながら、たとえば、ともさんのことを考えました。

 ともさんは、軽度の高次脳機能障害者で、ご家族から余り理解を得られている状況とはいえません。

 今は、受傷前から勤務されている会社で、どうにか勤務を続けられているものの、契約社員なので来期は更新ないだろう、と思われています。

 そのため、そうなった場合のために、障害者枠での就労を見込まれて、精神障害者保健福祉手帳を申請するために現在、高次脳機能障害と診断して下さる医師を、受診されようとしていらっしゃいます。

 けれど、そこへともさんお一人で行かれると、きちんと受け答えされるでしょうし、ともさんの症状をどなたかが説明されないと、軽度ゆえに、どこが問題なのか、医師にはわからないと思います。

 それでは困りますので、こういう場合こそ、キーパーソンが必要なんです。

 でも、今ともさんにはキーパーソンがいないので、私は心配しているのです。

 できれば診察の時に、『続・日々コウジ中』 を持参され、37ページを指し示しながら、「これは、私です。」 と言われると良いと思います。

 相手のわからない自転車による脳外傷ですので、賠償金もなく、経済的に大変ですから、是非障害年金を受給できることを、祈っています。

 今朝、とうとう洗濯機が動かなくなりました。

 動いたり動かなくなったり、調子が悪くなってからも、騙し騙しなんとか使えてきていたのですが、今日はピクリともしません。

 いつも、スイッチを入れる時には 「お願いね。」、洗濯遂行できた時には 「有り難うね。」、と声をかけ、機体を撫でてきたのですが。

 見ると、96年製でした。

 ワッチの生まれた年だわ。

 もう15年も、働いてきてくれたんです。 偉いなあ。

 仕方ないので、今日は手で洗い、手で絞りましたが、やはり大変でした。

 明日朝に、また動いてくれたらいいけど、もうお役目ご苦労様、かも知れません。

 今日は色々嫌なことも多く、ちょっとへたれ気味です。

 全部100パーセントにやろう、と思っても、できっこないし、そう思うことが自分を追い詰めるので、「いいや。」、とさっき肩の力を抜いたところです。

 欲張らないで、できないことはできない、無理、と腹をくくります。

 ということで、アメリカへ送る予定のクリスマスカードも、年末に新年の挨拶カードを送ることにし、早くラフをあげようと焦っていたイラストも、マイペースで描くことにし、年賀状書きも、年内に投函できればよしとし (まだハガキを買ってもいない)、パワーポイント追加資料作成も、催促が来てから作ることにし・・・

 ああ、いつから私は、こんな怠惰な人間になったのでしょう。

 でも、できないんだもの。

 家事も、散歩も、家族のケアもあるし。

 本なんて、読む暇全くない。 テレビを見る暇もない。

 メールに返事ができていない人がいる。 送られてきたメールの資料を、まだ開いて見てないものがある。

 ・・・ なんか、それは、やはりおかしい。

 ということで、昨日はやけくそになって、ピアノ弾いていたんです。 そんな時間ないのに。

 そうしたら、はは、なんか気持ちが楽になりました。

 時間を支配するのは自分であり、時間に支配されてはいけないのです。

 ・・・ 不器用で、時間をうまく使えない私の、年に何回か訪れる弱音。

 失礼しました。

 大阪でお会いした、お父さんが障害当事者の、小学1年生の息子さんには、笑ったり驚いたりでした。

 なにしろ、『日々コウジ中』 をよく読み込んでいて、「コウジさんは、『ママちゃ?ん』 って言うんだよね!」 とか、「 『お世話ちてね。』 って言うんだよね!」 とか言っては、笑うんですよ。

 かと思うと、堅い話が多く、てちょっと小学生には面白くないかな、という 『続・日々コウジ中』 もまた読んでいて、踏切を見ると、「コウジさん、ぶつかっちゃったんだよね。」 と言ったり、やれ 「アヒルになったね」 だの、「コブクロコンサート行ったね」 だの、まあ、有り難いほど次から次へと、本の話が出てくるんです。

 ワッチの友達など、中学生には結構受けている (別にギャグマンガではないんですが) のは知っていましたが、まさか小学1年生にまで受け入れられるとは、思ってもいなかったので、嬉しかったです。

 ということは、大人にとってなら、もっととっつきやすいでしょうからね。

 そのボクのお母様が偉いな、と感心しました。

 お父さんの障害について、家族で支えようとしていらっしゃるからこそ、私の本を、子供にも読ませて下さっているのでしょうからね。

 そして、家族で笑いながら理解してあげられると、ご主人 (お父さん) も幸せですね。 有り難うございました。

 さて、コメントで、けいこさんが教えて下さいましたが、去る15日に国立障害者リハビリセンターが、「高次脳機能障害情報 ・ 支援センター」 というサイトを、HP上に開きました。

 私も早速拝見しましたが、国リハのHPって、なんで字がこんなに小さいのかな? 読みづらいので、もう少し大きな字にしてくれたらいいですね。

 とりあえず、2つの大きな家族会のトップの方々に知らせましたが、「その情報は10月くらいから聞いていたけれど、やっとアップしたのね」、 「情報有り難う」 、と皆さん、けいこさんより遅く気づかれましたよ。

 けいこさん、有り難うございました!

 それにしても国リハは、大きな家族会トップには、 「本日アップしました」 くらいの連絡をくれてもいいのに、と思った私です。

 その方々の感想は、「今までの情報を整理してアップしただけで、特に目新しいものではないようだ。」、「家族が一番知りたい、身近に相談できる家族会情報なんて絶対載せないのよね。」、「全国の支援機関のHPでも調べて載せれば、地域格差が歴然とわかって良いのに。」、その他色々。

 その通りですね。 本当に、もう少し取っつきやすいHPだといいんですがね。

 私のマンガでも入れてくれたら、楽しそうになって、見る人も心が軽くなるのに・・・、なんてまた勝手なことを思いました。

 それでも、今までこんなに整理されていなかったことを思えば、やっぱり有り難いことではあります。

 スマイルさん、今日の茨城での講習会、どうだったかなあ。

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