日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

2012年02月

 明日は、コウジさんのコーラスクラブの発表会です。

 

 この間は、近所のデイホームでクリスマスソングを歌いましたが、明日はいつも練習場所にしている会館の、利用者による発表会。

 来月は又、同じデイホームであるようで、結構コウジさんも忙しいです。

 

 明日は私も聴きに行き、その後の打ち上げにも参加する予定。

 本当は、犬友達のマロちゃんママに、同行する用事を頼まれていましたが、そういうことで断念。

 

 マロちゃんママは、広いお宅に1人+1匹暮らしですが、時々危なっかしいことをされるので、私はできる限り見張っています (お節介な私)。

 

 ウメとマロちゃんがとても仲良いせいもあり、散歩がてらよくご自宅に寄りますが (マロちゃんは滅多に散歩しません。)、「今から5分後にピンポーンしますよ。」 と、私が送ったメールに返事がないと、(もしや倒れているのでは?) と焦ります (まだ今年60歳と若いですが)。

 

 そういう時は大概、「メールを見てなかったわ。」 というだけなので安心ですが、最近孤独死のニュースが続くと、(なんでだろう?) と非常に残念です。

 

 特に、2千円を無心された時断った夫婦は、異常な状況を行政に伝えて欲しかった。

 尤も、それで行政が動いたかはわかりませんが、このような悲しい出来事が起こらないためにも、地域の人々はお節介をしてほしいと思います。

 

 マロちゃんママは明日、オークションに手持ちの古美術を出品します。

 お持ちの骨董品や高価な着物、車などを、二束三文、あるいはただでどんどん手放しているのを見ていられず、去年の10月から、オークションに詳しい私の知人に紹介、ようやく明日その日を迎えるのです (私もつくづくお世話好き)。

 

 買い手は、裕福な中国の方々。

 未知の世界ゆえ、興味はありますが、所詮私には無縁のこと。 私の知人も行くので安心ですし、せめて高く売れて、今後のマロちゃんちの生活費の、少しでも足しになることを願っています。

 

 ちなみにその知人とは、私が昨年夏、例の熱帯魚店襲撃事件で魚をレスキューしていた時に、もう1人のお客が一緒にレスキューしていたのですが、その方です。 

 たまたま有名なオークション会社の元社長だったので、マロちゃんママを繋いだのですが、縁って面白いものですね。 

 

 人と人を結ぶ、橋のような人間になれたらいいなあ。

 

 

 香川講演の記事が、月曜日の四国新聞に載り、私の写真も載ったのですけど、それを見た私は 「ぎぇ〜っ。」、ワッチは 「ギャハハ」、コウジさんは 「ママちゃ〜ん!」(←論外)。

 

 とても苦しそうな表情なんです。

 (私は、こんな苦しそうな顔で話していたのか?) (何の話をしていた時の写真だろう?)

 

 去年、名古屋市と豊橋市の講演でご一緒だった、ある先生が、「柴本さん、講演は楽しそうにしないとダメよ。 周りに、「あれ?何やってるんだろう。面白そうだな。」 と思わせないと。みんなが聞きに来るようにね。」 というようなことを仰られ、(なるほど!) と思いました。

 暗く堅く重く悲しい話ばかりでは、聞いている方々もつらく、逃げて行かれちゃう?

 

 それ以後は、その先生のそのお言葉を胸に、いつもの私らしく? 明るく、時々ユーモアを入れながらお話しするよう心がけてはいるのですが、たしかに香川では、なぜか真面目なお話ばかりになってしまいましたよね (来ていただいた方にしかわかりませんが)。

 

 時間をいっぱい頂いたので、あれもこれも、とお話しているうちに、つらかった時期もいつもより強く思い出されましたし、今なお山積する諸問題にも触れられたせいで、深刻な話になったようです。

 

 やはり当事者家族は、感情移入を避けられませんね。 また、それでいいとも思います。

 家族でないとわからないことをこそ、話さないとね。 うん。

 

 今日コウジさんに、日報を持ち帰ってもらいました。

 日報とは、その日したことの記録です。

 

 上司の方から赤ペンで、色々注意が書かれてありますが、コウジさんはそれに対して従順や反省ではなく、文句や弁解、愚痴という反応です。

 

 高次脳機能障害者の方には、こういう反応がよく見られます。

 この場合効果的なのは、ほめて延ばすことだと (続編P60〜61) 思われますが、実際は、ほめてばかりもいられませんよね。 周囲も疲れてしまいます。

 

 方法は考えればあるのですが、そうしたことも含めて、来週私も会社へ行って、障害者職業センターの方や上司と話し合ってきますね~。

 

 

 今日は次から次へ用事が立て込み、お昼ご飯を食べ損ねました。

 

 まず、朝6時から人身事故で電車が不通になったので、7時にワッチとワッチの友達を車で学校まで送ってきました。

 今ワッチはテスト期間中なので、遅れないようにと。

 

 帰宅して8時から、コウジさんの上司に長いメール。

 

 続いて9時から、東京障害者職業センターと長電話。

 

 2ヶ月ぶりの美容院へ10時に滑り込み、香川講演では伸び放題で見苦しかった髪を、スッキリさせました。

 

 帰宅するとワッチも帰宅したので、1時半からお昼ご飯を食べようとしたら電話が。

 大学のゼミ友人からで、「今、近くを通るので。」、と突然会うことになり、慌てて駅へ。

 

 お茶だけ飲んで3時に帰宅すると、待ち疲れたウメが玄関で待機。

 空腹のまま1時間散歩していると、気持ち悪くなり吐き気までしてきました。

 

 やっと帰ってきたのに、ウメが 「マロちゃんちに行く 」と引っ張り、マロちゃんちへ。

 1時間してようやく5時に帰宅すると、会社上司から電話が。

 

 夕食作る前に空腹の余り、カップラーメンを6時に食べたら、私だけおなか一杯で、7時からの夕食を食べられなくなりました。

 

 入浴して、大学恩師に長いメールして。

 

 朝5時半から今まで、あっという間でした。

 なんだか目まぐるしい1日でした。

 こういう日はもう何もせず、寝ます。

 明日はまたゆっくりと、用事を端から片づけよう。

 ウメと散歩していたら、オオイヌノフグリの小さく青い花を見つけました。

 この花を見ると、春を感じます。

 今年の梅の開花は例年より2週間くらい遅かったそうですが、この花は例年並みの開花 (って言うのかな?) ですね。

 

 今日はダウンでは暑いくらいの陽気で、今年初めて綿コートで散歩しました。

 

 散歩コースの大学キャンパス内の、テニスコートのそばを通りますと、学生たちが打ち損ねてネットから外に飛び出してしまった黄色いテニスボールが、いくつも雑木林の中に転がっていました。

 

 日和も良いし、いっちょ拾ってあげるか、と拾い集めると、9つありました。

 ウメはテニスボールが大好きなので、ボールを見つけると、ウメより先に拾わないとなりません。

 そうしないと、ボールはウメのヨダレでびょびちょになるか、ウメが口から離さなくなるかなのです。

 

 だから9つ拾い終わる頃には、私も息が切れてヨレヨレになり、喜んでお礼を言う学生にボールを渡すと、犬友達のマロちゃんちにも寄れずに帰宅しました。

 

 年を考えずに、雑木林の急な斜面をウメと一緒によじ登ったり、飛び降りたりしたあと、ぐったりしながら反省する私って、いつもこういう繰り返しで、我ながら懲りないなあ。

 

 暖かな空気の中、体を動かして気分も割と爽やかなはずなんですが、実は少し翳り気味なのは、お昼頃、コウジさんの上司からメールがあったせい。

 

 相変わらず会社ではご苦労があるようで、近々私は会社訪問して上司と話し合わないといけないと思っています。

 最近忙しさにかまけて、お任せしっぱなしでしたが、(でも、少しは良くなったかな。)、と身内びいきだったのは否めません。

 

 結構家では気が利いてマメに動いてくれるのに、会社では何故違うのだろう?

 同じように気を利かして、動くことはできそうなのに。

 私が上司だったら、コウジさんは言うとおりに動いてくれるような気がするけど、一度試してみたいなあ。

 

 もしうまくいったら、高次脳機能障害者の就労支援方法の秘訣が見つかったりして? ・・・そんなに甘くないかな。

 昨夜は、夜10時に香川から帰宅、散らかった家の中を片付けて、寝たのが午前1時半でした。

 今朝はワッチのお弁当作りがあるから、起床5時半。

 ということで、さすがに今日は1日中眠くて、ウメの散歩もふらふらでつらかった。

 

 でも、こんぴらさん参りの時に土産物屋で買った、船々せんべいを食べたり、飼い主の代わりにお参りしたという、こんぴら犬のかわいい置物を何度も見ては、癒やされました。

 

 さて、香川初日に訪れたさぬき市にある、NPO法人高次脳機能障害支援センターサンガ、サンガリハビリプラザさん。

 ここは高次脳機能障害の方が日中活動を行う場所で (児童のデイサービスもされています。)、私が訪れた時、5、6人の皆さんは、何かドリルのようなものに取り組んでいらっしゃいました。

 

 また、おからチップスやおからケーキといった、お菓子を作って販売したり、和紙を使った作品を展示したりしていました。

 

 さらに、隣接する、新しく作られた広いスペースに案内されると、そこにはキッチンが。

 将来は、テラスでお茶を飲めるコーナーを設けたり、花を売ったり、地域の人たちにも立ち寄ってもらえるような、憩いの場にしたいそうです

 

 理事長の北出さんは、ほかにも 「本当は、石釜を設置して、利用者さん達に陶芸をしてもらいたい。」 とか、「芝桜がそこの土手 (施設の前がため池です。) に咲く頃には、無料でお茶をサービスしたりして、一度地域の人たちに声をかけして来てもらい、障害者の方々と交流してもらおうと思っている。」 とか、利用者さん達がもっと社会と接点を持てるよう、彼 (彼女) らの意欲も引き出せるものを、あれこれ考えられているお姿に、頭が下がりました。

 

 でも、たしかにそれらを1つ1つ実現させていくのには、労力が要りますから、行政その他 (一般からも) に支援してもらう必要がありますよね。

 今後も、サンガリハビリプラザさんに注目していきたい、と思います。

 

 倉敷の工房かたつむりさんも、同じように快適な場 (当事者のご家族の、土地や建物) で色々作られて売られていますが、サンガさんのように送迎サービスがないのが残念な一方、大学と連携して週1回、家族的なグループワークがあることが素晴らしいです。

 

 と、どんどん長くなりますので、このへんでやめますが、色々な施設が互いに研究し合い、参考にし合っていかれると、いいのかもしれません。

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