世の中はGWですが、我が家は別にいつもと変わりなく掃除や犬・猫・魚・植木の世話、買い物や両方の実家の様子伺いで毎日過ぎています。
特に、ウメの狂犬病予防注射は大変でした。 ウメは一度焼き鳥の串を飲み込んで開腹手術を受けてからというもの、かかりつけの動物病院から100メートル以内には、絶対近づこうとはしません。
だからいざという時噛まれてもいいように軍手をして、コウジさんと2人がかりで散歩と装い、ウメを連れ出しました。
案の定ウメは、最初は嬉々として足取り軽く歩いていましたが、動物病院100メートル手前に来ると急に方向転換して逃げ出そうとしました。
私はすかさず16キロの重さのウメを抱き上げ、そのまま100メートル歩きましたが、もう腕が抜けるかと思いました。
コウジさんが動物病院のドアを開けてくれ、中にウメと入るとすぐドアを閉めてウメを床に下ろしました。
パニックになってドアを開けようとするウメ。 獣医さんに狂犬病注射に来たことを告げると、ウメの様子を見た獣医さんは注射を片手に診察室から出てきてくれ、私にまたウメを抱っこさせるとウメのお尻に注射してくれました。
ウメは 「キャ〜ン」 と情けない声をあげ、すぐコウジさんと帰って行きました。
お会計を待つ間、ほかのチワワやトイプードルを見ていると、体はウメよりずっと小さいのに、みんなお利口におとなしく順番を待っては、診察室に入って注射されていました。
なんでうちのウメはいつもこうなの? と恥ずかしいですが、和犬は大体ウメみたいな反応だ、との獣医さんの話でした。
それにしても獣医さんがドアのところまで来て注射してくれて、本当に助かりました。 しかも、前に並んでいたチワワ4匹より先に打ってくれたんですよ。
会計を済ませて外の道路を歩く私の心の中を、爽やかな風が吹き抜けていきました。 ずっと憂鬱だった一件が無事済み、ほっとしましたよ。
余談ですが、翌日は水嫌いのウメをお風呂に入れ、それも大変な騒ぎで1日ぐったりでした。
ところで標記のもう1つの件ですが、今何気なく確認のためTKK (東京高次脳機能障害協議会) のHPを見ていましたら、早い申し込み締め切りが5月1日でしたので、慌ててここでもお知らせします。
3回シリーズで1回の参加費が3500円、3回まとめて申し込むと9500円だそうです。 場所は東京慈恵会医科大学西新橋校大学1号館3階講堂、定員250人です。
第1回は5月12日 (日) で、
➀ 栗原まな先生 「小児の高次脳機能障害への対応」 ➁ 山口加代子先生 「高次脳機能障害のある方の心理」 ➂ 廣實真弓先生 「高次脳機能障害のある方とのコミュニケーション」 ➃ 繁野玖美先生 「地域で行う高次脳機能障害のある方へのリハビリテーション」
第2回が8月11日 (日) で、
➀ 渡邉修先生 「医療機関が行う高次脳機能障害者への支援 」 ➁ 太田令子先生 「高次脳機能障害のある方への支援で大切にしていること 〜ご家族と支援者へのメッセージ~ 」 ➂ 田谷勝夫先生 「高次脳機能障害者の働き方と今後の支援のあり方 〜調査結果を踏まえて〜 」 ➃ 安仁屋衣子先生 「高次脳機能障害のある方への社会資源の利用法」
第3回が12月8日 (日) で、
➀ 橋本圭司先生 「高次脳機能障害者に対する基本的視点」 ➁ 先崎章先生 「高次脳機能障害者の精神症状への対応」 ➂ 和田敏子先生 「対応が難しい方への考え方 〜日々の生活の中から〜 」 ➃ 長谷川幹先生 「高次脳機能障害のある方に対する地域医療のあり方」
いずれも、0時45分〜17時15分です。
詳細はTKKのHPをご覧下さい。 第1回と3回通してのお申し込み締め切りが、あさって5月1日とのこと。
私も全部参加したいところですが、日曜日に3回も、ほぼ1日一緒に留守番させなくてはならないコウジさんとワッチの精神的な負担を考えますと、それはなかなかできないことなのです。 トホホ。
参加できる方は、是非参加されて下さいね。