2013年10月
日弁連交通事故相談センター
今週は2回も講演会があるので、さすがにちょっと神経質になっています。
でも、行けばきっと新しい出会いがあり、新しい発見があり、新たな失敗もきっとあり。
そして来て頂く方にも、「来て良かった!」 と思って頂けるようなお話ができるよう頑張ろう。
はい、木曜日が御殿場、土曜日が埼玉です。
ところで最近依頼されていた仕事をしていて、初めて知ったのが 「公益財団法人 日弁連交通事故相談センター」 です。
私は脳血管障害からの高次脳機能障害家族なので、交通事故が原因の高次脳機能障害者・ご家族がどのような道を歩まれ、どんな問題にぶつかられるのかが、勉強したりその当事者の方々に伺わないとわかりません。
けれどコウジ村にも交通事故や転落・打撲などが原因の方々がいらっしゃるので、代表としては勉強不足のままでいていいわけなく、色々資料を読む毎日です。
そんな中知った、日弁連交通事故相談センター。 脳外傷友の会など交通事故被害者の家族会に入ってらっしゃる方々はとっくにご存知なのかもしれませんが、そういうものに入っていない方々は、もしかしたらご存知ないかもしれないので、ここでお知らせします。
たまたま今週、近所の病院に健康診断に行きましたら、センター東京支部のパンフレットが置いてあったので持って帰ってきました。
それによりますと、「交通事故の民事的な問題について、弁護士が無料で相談、示談にあっせんに応じます (刑事事件、行政処分は除く)」 とあり、無料で面接や電話による相談を行っているのだそう。
詳しくは、ホームページをご覧になって下さい。
相談所は都内には3か所 (四谷・霞ヶ関・立川) あり、面接相談の時間は1回30分以内。 各相談所を通算して、5回まで受けることができるそうです。
〇初めて面接相談を受ける方は、四谷は電話予約制・初めての方専用 、霞ヶ関は予約不可、当日窓口先着順。立川は電話予約制。
〇2回目〜5回目の面接相談を受ける方は、霞ヶ関 (同)、立川 (同)。
相談できる内容や相談できる方には制限があるそうで、03-3581-1782 東京支部事務局でお尋ね下さい。
また、無料の電話相談は 03-3581-1770で、 月〜金曜日 10時〜正午、 午後1時〜3時半。
相談できる時間は、10分程度だそうです。
そのほか、無料で示談あっせんもしているそうです。
東京支部以外にも相談所は全国に (計162箇所) ありますから、皆様お住まいの都道府県の支部を調べられて、ご相談なさってはどうでしょうか。
お知らせ3件
外は雨足が強くなってきました。 今年は台風ばかりですね。 今回は被害が少なく済みますように。
今日は3件のお知らせを。
1・明日はさいたま市大宮区で講演会がありますね。 コメント読まれている方はご存知ですが、ここだけ読まれている方へ詳細をお知らせするのが遅くなって申し訳ないです。 もう間に合わないですね。 ごめんなさい。 (13日に少しだけお知らせしてありますが。)
この情報は、さいたま小町さんからのコメントで知りましたが、私も行けたら行きたかったです。 用事が山積みで行けません。
講師 : 先崎章氏 (神経・精神科医師 東京福祉大学社会福祉学部教授 埼玉県リハビリテーションセンター医長)
日時 : 平成25年10月26日 (土) 13時30分〜15時30分
会場 : さいたま市大宮ふれあい福祉センター3F会議室 (大宮区土手町1−213−1)
アクセス方法 大宮駅東口から徒歩20分 東武野田線・北大宮駅から徒歩10分 ニューシャトル・鉄道博物館駅から徒歩10分
対象 : 市内在住又は、通勤 通学者等
2.また、別のお知らせを。 今度はテレビです。
NHKEテレで、毎週金曜日夜9時から放送している 「バリバラ」。
11月8日は、高次脳機能障害がテーマだそうです。(21:00〜21:29)
当事者とその家族に 「どういう悩みがあるのか」 についてアンケートを実施、その結果をランキング形式で紹介するそうです。
ゲストは山口研一郎脳神経外科・神経内科医、タレントの羽野結紀、当事者ゲストはTASKE、友成正史、藤田智也(敬称略)。
再放送は、13日 (水) 0:30〜0:59。
これにわが夫コウジさんの出演も打診されましたが、夫は障害を認識していませんし、ギャグのセンスも悪いので、パフォーマンスなんて無理無理、と辞退申し上げました。
今日のバリバラも見ました。 ダウン症のけん太君の数々のエピソードの中で特に感動したのは、たとえその日がどんなに悪い日であったとしても、必ず 「今日も1日楽しかった。」 という一文を日記に入れる、というものでした。
最愛のお母様が、交通事故で亡くなられた日でさえも・・・。
もちろん楽しい日であるわけがないのですが、その一文を入れることによって、かろうじて気持ちを持ちこたえられたのだとか。
考えさせられました。 私達も昨日も今日も 「嫌な日だった」、「つまらない日だった」、と本当は思ったとしても、「楽しい1日だった。」 と思う (思い込む) ようにしたら、そのつらさや苦しさが半減するかもしれない。
それが、いつも前向きに生きていく上で必要な暗示・知恵なのかもしれない。
けん太君に教わった気がします。
3. 11月30日 (土) のナスバ東京主管支所さんでの講演会ですが、介護料受給者及び介護者・友の会会員合同の交流会であり、参加者も先着50名の受給者か会員だそうです。
一般向けではなく、すみませんでした。
堺講演会場所が変更になりました!
今日の東京は朝から一日中雨で、時々激しく降りました。
私は急ぎのイラスト仕事にかかっていましたが、今日仕上げるのはもう諦めました。
今は9日の堺市講演会の前日をどう有効に動けるか、関西在住のコウジ村村民さん達に教えてもらいながら計画たてているところです。
豊中市にある 「羅針盤」 さんのグループホームや工房、堺市にある 「ホームおおみの65」 さんを見学、お話を伺うつもりなのですが、交通機関を自分であれこれ調べても、ルートがいっぱいあるので頭が混乱してきては、そのたびに挫折。
東京なら長年住んでいるからとても簡単、どこへも行けますが、大阪は全然わかりません。
とにかく訪問先のご都合も伺いながら、コウジ村村民さん達の力を借りて、今週中にははっきり決めなくては。
一方、来月は広島講演もあり (23日)、こちらも行ったことのない県なので、全くわかりません。
やはり前日に入って施設や作業所を見学させて頂いたり、家族会の方々ともできたらお会いしたい。
・・・と、もうあと1ヶ月しかないではないですか!
うわあ、大阪講演のことしか考えていなかったので、今急に焦り出しました。 おろおろ。 明日には早速コンタクトしなくては。
いや、その前にイラスト描いて早く送らなくては。
ところで、なんと堺市講演会の会場が変更になったそうです。 今日連絡がありました。
新しい会場は、「堺市総合福祉会館 6階ホール」 で、住所は堺市南瓦町2―1。
南海高野線 堺東駅から近いそうで、変更前の 「堺市立健康福祉プラザ」 よりは楽に行けるとのこと。
皆様どうぞ、当日会場をお間違えないようお気をつけ下さい。
それから、前々回のブログで、「ガンになるのは日本人の3人に1人」 と書きましたが、テレビでは 「2人に1人」 と言ってたのでびっくりしました。
「3人に1人」 は、ガンで亡くなる人だそうです。 すみませんでした。そんなになる人が多く、亡くなる人もそんなに多いのですね・・・
今年はまだ健康診断行ってないので、今月中に行けたら行かなくちゃ。
おはぎちゃん1ヶ月・ガンと生きる
今日は19日 (1分違いで20日になってしまいましたが)。 大切な愛猫おはぎちゃんが亡くなって、1ヶ月です。
もうそんなに経ってしまったのか、と愕然としています。 毎日祭壇に新しいお水を備え、写真に話しかけていますが、一向に悲しみや寂しさは癒えません。
昨日など、私の横をスリスリッとすり抜けていくおはぎちゃんを感じました (ワッチにそれを言うと、「すり抜けたんだよ」、と携帯を操作しながら、何てことなさそうにつぶやきました)。 そうかな?
このイラストは 「橋」 というタイトルですが、橋の向こうには何があるかな? 橋の向こうから何が来るのかな? という期待を表した絵です。
神秘的なところのある猫だからこそ、明るい未来を夢見てもらいました。
不思議なことがありました。
おはぎちゃんが亡くなる約1ヶ月前から、久石譲さんのCDを毎日、1日中かけていたんです。 元気のないおはぎちゃんが嬉しいかな、と思って。
というのは、昔から音楽が大好きな猫で、私がピアノを弾き出すとすぐピョンピョンとピアノの上に飛び乗って寝そべり、嬉しそうに聴いているのが常でした。
その日もずっとかけていたCDを、おはぎちゃんの様子がちょっと変かな、と思って止め、話しかけたり撫でたりしているうちに静かに亡くなりました。
そして火葬場でおはぎちゃんが骨になって出てきた時のこと、いきなり毎日聴いていた久石譲さんのBGMが流れてきたのです。
ワッチと飛び上がって驚くと同時に、涙が出てきました。 「風の谷のナウシカ」 のテーマ曲でした。
ワッチと 「おはぎちゃんは、この曲が特に好きだったんだね。」 と頷き合い、以来この曲は 「おはぎちゃんのテーマ曲」 となり、毎日特に多く我が家に流れています (こういう話にコウジさんは入ってきません。 何を言っても 「そうだっけ?」 なので)。
そういうわけで、まだまだずっと私はメソメソしていると思いますよ。
ところで今日は午後2時から1時間、NHKEテレで、hanaさんご一家が出演されましたね。
ご一家 (ご夫婦) がほとんど番組の中心を占めていたといっても過言ではないほどで、高次脳機能障害ということも数度出てきました。
拝見しながら思いましたのは、人は色々な原因で高次脳機能障害になりますが、特に脳腫瘍の方は、今も再発や命の危険と向き合っていらっしゃる点で、より厳しく大変な思いをされているのだということです。
それだけにhanaさんのお言葉、「生きていてくれるだけでいい。」 「いなくなったら困る。」 がすごい重さとなって胸に響きました。
まだ治療は続くそうですが、「ガンと生きる」 という題通り、ガンと共に長生きされていってほしいと思いました。 そのためにも、hanaさんの笑顔の支えは必要不可欠、且つ強大な力を発揮されることと思います。
素晴らしい番組に、感謝致します。