最近全然ブログを書く時間がなかったのですが、やっと今日は書き始められました。
どこまで書いたかすら覚えていないのですが、相変わらずパーキンソン病の父のことで、実家や病院付き添いに行っています。
5日前と12日前は病院だったので付き添いましたが、12日前は機能低下激しく私も医師も危機感を持った父が、5日前は顔もふっくら血色良く、気力が戻ったような表情だったので驚きました。
しかも家では少しなら立てたり、何歩か歩けたりするそうです (そのあと介護タクシーに一緒に乗って実家に行ったので、実際に父がよちよち歩くのを久しぶりに見られました)。
その謎は、パーキンソン病の薬を父が間違えて、3倍の量飲んでいたせいでした。 診察室に入る前の待合室で、私が父に色々質問しているうちにそのことが判明。
主治医は最初の週は今まで通り、翌週は2倍、翌々週は3倍と仰って薬を処方して下さったのですが、父はよく聞いてなかったみたいで、しかも薬局で書いてもらった飲み方の指示メモも、たしかにわかりづらかった。
主治医は父が1週目からいきなり3倍飲んでしまったことに仰天しながらも、特に副作用が見られず父の調子もいいことから、「それならこのままいきましょうか。」 と引き続き、3倍の薬を処方して下さいました。
ずっと痩せてきていたのになぜこの1週間で急に体重が2キロ増えたかを質問しますと、薬が効いて体が柔らかくなったので、体を動かすのに余分なエネルギーを使わなくなったからでしょうとのこと。 なるほど。
そして多分父の11月からの衰弱は、パーキンソン病の悪化と腰痛のせいだとしながらも、念のためにこれから体幹CTを撮るのです。
一方、体重が増えて調子良さそうながらもやはりヨロヨロでリハビリには行けなくなった父に、訪問リハビリや訪問看護、訪問医療などを入れたく、ケアマネさんに相談しています。
しかし訪問医療をしてくれる近所の病院は、パーキンソン病主治医の指示書が必要だそうなので、ケアマネさんが来週そのブランクの書類を持ってきてくれることに。 その2日後の主治医診察時に、それを持っていきお願いしてこなくては。
主治医には訪問医療機関へ提出する医療情報提供書もお願いし、承諾を得ています。
ところで色々やることが多くて頭が混乱気味なところに、気になるのが母の物忘れの多さでした。
人の話を聞かず何度も同じ質問や話をするクセは昔からありましたが、なんとなく最近それがひどくなっているような。
疲れているせいもあるでしょうが、もしかしたら認知症の始まりではないか? とネットで調べたり、知人のOTさんにアドバイスを乞うたり。
認知症 (アルツハイマー) の初期なら薬も効くらしい、という話は前々から聞いていたので、急がなくちゃ、と焦った私は、初期の認知症を診断してくれる専門医をネットで探しました。
そして、母が喘息で通っているかかりつけの医師に、その病院への紹介状を書いてもらおう、と母に必要書類を郵送しました(次に実家に行くのに4、5日あるので)。
母は自分が認知症なわけない、と笑い飛ばしながらも、かかりつけの医師にそれらの書類を、「娘がこんな心配をしている」 、と喘息の薬をもらいに行くついでに相談してきてくれました。
その医師は、「認知症はこういう (母のこと) んじゃないんだよね〜。」 と笑いながらも、血液検査をしてくれたそうで、やはり認知症ではないでしょう、とのことでした。
母にそう言われてもなお、「初期の認知症は血液検査だけじゃわからない。紹介状を書いてもらった方がいいのでは。」 と食い下がる私に、「ハイハイ、ご心配有り難うね〜。 でも違うから。」 とその気なしでした。
父は父で、提出するはずの便を取っていません。 なぜなら、もしガンでも手術するつもりないんだから、検査もしなくていいんだと。 さらに行くよう言われている心臓の検査も、心臓で死ぬのが一番いいとかで、これまた病院には行く気なし。
先の話に戻りますが、薬の飲み間違えというのも、しっかりしていた父にはあるまじきことなので、なんとなく最近の父の判断力や後ろ向き? な考え方にも不安を感じたり。
こういうのれんに腕押しの2人に、連日やいのやいの電話したり面と向かって言う私を、最近2人は煙たがっているような感じです。
でも、2人の気持ちもわからないではない。 面倒なんでしょうね。 それに、疲れてきているみたいだし。
薬の影響で喉が乾き、日中水分を沢山取るせいで、夜中に3回トイレに起きる父と、それに付き添う母。 大変だろうな。 でも、尿瓶もポータブルも使いたがらないので、車椅子や歩行器でトイレに行っているそうだから、1回につき相当な時間がかかっているはず(多分30分くらい)。
かくいう私も、あれこれ考えたり外出したり、拒否されたりするのに段々疲れてきて、もう何にもしなくてもいいか〜、なんていう気になってきたりして。 なるようにしかならないか、それが一番いいのかな、なんて。
ここのところ、こんな感じなのでした。 あと2週間くらいは、同じ感じだと思います。
ところで話はころっと変わって、今度の日曜日は 「春の音コンサート」。 世田谷高次脳機能障害連絡協議会主催の、年1回の催しです。
今年コウジさんは 「さらば青春」 と 「島唄」 を歌いますが、全然練習できていないので焦っています。
というのも、ピアノ伴奏の私が昨日まで、いくつかの家族会向けの原稿書きや講演会テープ起こし原稿チェック、イラスト描きなどに追われていたため、伴奏練習ができていないからです。(時間がなくてある家族会会報には、今回書けませんでした。すみません。)
また、今イラストに取り組んでいる 『事故に遭ったら』 という冊子は、サポートネットひろしまさんが近いうちに出される予定です。
大変充実した内容ですので、交通事故で高次脳機能障害になられた方には是非読んで頂きたいです。
またここでお知らせしますね。
写真は、いつものウメ。 散歩に行くと必ずこのポーズが出て、「まだ帰らないよ〜」 と言ってます。
おかしいので、思わず写真撮りました。 コウジさんは、この写真を今日から待ち受け画面にして笑っています。