日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

2014年02月

3月8日は、西多摩高次脳機能障害支援センター主催の研修会があります。

 

「高次脳機能障害の夫との10年 最近考えること」

 

日時 : 3月8日 (土) 午後2時 〜 4時

 

場所 : 福生市民会館 小ホール

 

対象 : 高次脳機能障害に関心がある方

 

参加費 : 無料

 

定員 : 100名 (参加不可の場合のみ事務局からご連絡あり)

 

お申し込み方法 : 別紙 「高次脳機能障害者の地域資源研修会 参加申込書」 に必要事項をご記入の上、FAX (042-597-3339) にてお送り下さい。

 

申込締切 : 3月1日 (土) 必着

 

お問い合わせ : 大久野病院内 西多摩高次脳機能障害支援センター 工藤さん、伊藤さん (電話 : 042-597-0873 FAX : 042-597-3339

まで。

 

宜しくお願いします。

 

でも、別紙の参加申込書は、どうやったら入手できるのかな。  申し訳ありませんが、参加希望される方は、お問い合わせください。

今日は有休をとったコウジさんと、深谷にあるコウジさんの実家へ日帰りで行き、家屋の被害状況確認や雪かきをしてきました。

 

雪が降ってからもう10日もたつのに、深谷は大量の雪が残っていました。

 

実家は、折れたアンテナが新しく付け替えられていましたが、雪の重みであちこちの樋が壊れ、ぶら下がっていました。

はげた瓦は、屋根に上らないと見えませんが、アンテナを付け替えてくれた電気屋さんが応急処置をしてくれているそうです。

 

私が破損箇所の写真を撮っていたら、樋を見に寄ってくれた板金屋さんが、「脚立を抑えてあげるから、屋根に登って瓦を見てみる?」 と聞きました。

 

そんなことしたら、私はすぐ屋根から落ちるので、丁重に断りましたが。

 

雪かきも、時間がなくて少ししかできなかったので心残り。 あと1時間くらいやりたかったのですが、何しろ世田谷と深谷の往復だけで6時間かかるので、3時には実家を出ないと、ウメの散歩が気になります。

 

それでも姑は私の雪掻きを大喜びしてくれたので、良かった。 多分私は、雪かきが好きなのです。 雪をかいて道ができたり、植木がやっと顔を出せたりするのを見ると、達成感とともに嬉しくなります。 深谷の雪の量は、世田谷の比ではないですが。

 

コウジさんは私と姑が雪かきしているのに、家の中でテレビ。 面倒くさいそうです。 全然期待してないから、気になりませんが。

 

いやはや、それにしても深谷の雪はひどかったようです。

姑は知り合いの農家が、きゅうりもトマトも出荷前にダメになった、と泣いていました。 憎らしい雪です。

 

それでも大雪のおかげで、こうしてコウジさんと実家に行って姑とワイワイ話せて楽しかったです。 いいこともあったわけです。

 

くたびれ果てていた姑ですが、やはりワッチと私とウメが深夜幻想的な雪世界に魅了され外に出ていたのと同じように、見とれていたそうです。

 

「でも、本当にきれいだったんよ。」 「雪で明るくて、このへんがずっと青い雪でね、つららもぶら下がって、ああ、こんなにいいもの見れて良かった、と思ったんよ!」 と興奮して笑顔で話す姑は、少女のようでおかしかったです。

 

きれいだけど、面倒で怖い雪。 願わくば、もう降ってほしくないなあ。

 

庭の木々も折れたり、盆栽も雪の下で枯れたり。 今ある大量の雪が溶けたあと、どうなってるか見るのが、姑は怖いそうです。

 

元気に帰ってきた私ですが、やはり疲れたのか、さっきウトウト寝てしまいました。 私とコウジさんより一足先に学校から帰宅したワッチに、ウメは大喜びで迎え、お腹を出したそう。 早速コウジさんに、散歩に連れて行ってもらっていました。 コウジさんは雪かきもしなかったし、電車の中でもずっと寝ていたので、体力温存できていたようで、散歩もヒョイヒョイ行ってくれて助かりました。

 

福生講演会については、日付が変わってからまた書きますね。

書かなきゃ、と思っていたことを書けないでいるうちに、どんどん日が過ぎていきます。

 

今日も相変わらずバタバタしているのですが、このままでは書くことがたまる一方なので、箇条書き形式で書いてから寝よう。

 

1. 会社の方針で、月1回は有休をとるように言われているコウジさん、今月は明日を有休にしていました。

 

いつもならのんびり休んでいるのですが、明日は私と日帰りで、コウジさんの実家へ行くことにしました。

 

なぜなら今回の大雪で、深谷市の実家はかなりの被害を受けたようなので、心配で様子を見てくるのです。

 

コウジさんは一人子で、姑は舅が亡くなって以来、一人暮らしをもう17年。 今回の大雪は、さぞかし心細かったことでしょう。 アンテナが壊れ、やっと今日の夕方からテレビがついたと思ったら、オリンピックも閉会してしまいました。

 

ニュースでも、深谷市の大雪による被害の様子は毎日のように映像で流れ、山梨や奥多摩もひどかったけれど、実は深谷も大打撃を受けた模様。 特産品のネギや色々な野菜や花木もダメになったそうで、悲しいです。

 

ウメが9時間も1人 (1匹) で留守番するのが心配で、トンボ帰りですが。

 

2. 八王子で行われた、22日のコンサートと講演会。 いつもの講演会と違い、歌やフルートの演奏があるので、華やかでしたし楽しかったです。 一般の方が多かったから、高次脳機能障害の話を一般の方々に広める良い機会でした。

 

フルートの綱川泰典さんの演奏は素晴らしく、特に 「ハンガリー田園幻想曲」 には胸が高鳴りました。

 

石橋朋子さんのソプラノもパワフルで美しく、うっとり。 イタリアやドイツの歌も良かったですが、日本の歌がやっぱり一番、石橋さんに合っている気がしました。 本当に、きれいなお声でしたよ〜。  お2人のコンサートに、今度はコウジさんを連れて行きたいです。 (私は時間が足りず、やっぱり最後は早口になって失敗。)

 

3. 18日の墨田区での、藤原QOL研究所見学と、プチ・コウジ村の集い。

墨東病院の脳外科医師として、40年以上も働いてこられた藤原先生や、墨田区の家族会会長とお話でき、色々教わることの多い貴重なひとときでした。

 

コウジ村名誉村長の東川さんも飛び入りしてくださったので、嬉しかった〜!

 

これからもご都合つく時は、コウジ村の集いに顔を出して下さるそうですので、なるべくコンスタントに集まって、東川さんを囲んで勉強会なんぞを企画したいと思った次第です。  (でも、超が3つも4つも、いえ、それ以上つくくらいご多忙の東川さんのご都合がつく時はあるのだろうか。)

 

4. 脳外傷友の会ナナさんへの原稿締め切りが、今月いっぱい。 まだ何にも書いてない・・・  明日の往復の電車の中で書こうか。 いや、原稿はパソコンが早いから、電車の中は他の仕事をしよう。 コウジさんには、本を読んでてもらって・・・

 

5. お手紙を頂いたまま、お返事を書けていない方が沢山。 どうしよう・・・ ブログ書くよりお返事が先ですよ、私。

 

6. 父の状態は、母の話では変わらず安定しているとのこと。 私からの電話にも、出られるし、年末年始より良くなっている印象。 薬を増やした効果のようです。 このまま安定するようなら、来月の父の体全体の検査結果次第では、今お返事を保留させて頂いている講演会3つをお受けできるか、思案中。

 

7. 先週予約が入っていた、ワッチの腰痛リハビリも行くのを忘れたのに今日気付きました。 洗濯物取り込みを忘れ、さっき取り込んだら冷たく湿ってました。 そのあとお風呂に入ったらお湯が入ってなくて、シャワーで寒かった。 忘れてばかりで、困った困った。

 

8. そうでした、来月8日(土)は、福生市で講演会があります。 またきちんと書きますが、時間は14時~16時。 場所は福生市民会館 小ホール。 参加費無料。 定員100名。 お申込みは参加申込書があるようで、ファックスの締切が3月1日となっています。 また明日書きます。 慌ただしい文章でごめんなさい。 おやすみなさい。

知り合いの映画監督から、テレビ番組のお知らせを頂きました。

放送は週開けの月曜日と迫っていますので、今日お知らせします。

 

NHKEテレ 「ハートネットTV」

“自閉っ子学校へ 〜父が撮った240日〜 ”

 

放送日時 : 2月24 (月) 20:00 〜 20:29 再放送 : 3月3日 (月) 13:05 〜 13:34

 

主人公の田村晃 (ひかる) 君は、横浜市の公立小学校に通う1年生で、監督の次男さんだそうです。

 

2歳の時、保健所の検査で自閉傾向がわかり、地元の療育施設 (幼稚園に相当する障害児専門の治療教育機関) を経て、公立小学校の特別支援学級に入学しました。

 

その小学校生活を、入学式の当日から約8ヶ月に渡り、追ったのが、今回のドキュメンタリー番組です。

 

こだわりが強く、対人関係も苦手で、周囲から自分勝手と見られがちな自閉っ子が、小学校でどんな風に過ごすのか。

 

そのリアルな姿を知りたいと思い、田村監督は子供と一緒にカメラを持って学校に通われたそうです。

どうぞご覧下さい。

 

今日は明日の講演会に向け、原稿を書いて今印刷したところです。

 

これから音読して、30分以内で終わるか、確認してみます。 さっきは26分でしたが、もう一度。 30分を越さなければいいのです。 30分を越してしまうと、次の方がたに影響してしまいますから。

 

今日は山梨に、やっと荷物が送れました。

 

スケートの真央ちゃんや、バリ島のダイビング事故についても、書きたかったけれど、もう眠くて目がつぶれそうなので、おやすみなさい。

 

明日頑張ってきま〜す!

あさっては八王子で、コンサートと講演会の集いがあります。 昼間、主催者の八王子東京パイロットクラブから最終確認のお電話を頂きました。

 

2週連続で週末は大雪だったので、私も主催者も心配していたのは同じだったようで、天気予報の晴れマークに安心して喜び合いました。

 

「やはりまだチケットの売れ行きは悪いですか?」 と伺いますと、「悪いんですよ。 困ったわねえ、と言い合っているんです。」 とのお返事。

 

素晴らしい歌声のソプラノ歌手である石橋朋子さんが、同じいちょうホールで、先週の15日にもオぺラを歌われたばかりなので、さすがに多くの方は連続で来られないかもしれないですね。

 

でも、当日券もあるそうですから、その日その気になられたらぜひ起こし下さい。 詳細を以下お知らせしますと、

 

2月22日 (土) 13時開場 13時半開演

 

八王子市芸術文化会館 いちょうホール

 

チケット 2500円 全席自由

 

第1部 13:30 会長挨拶 13:40 柴本講演

14:10 寄付贈呈

14:25 休憩(15分)

 

第2部 14:40 ●綱川泰典氏コンサート (フルート) 増沢真美さんピアノ伴奏

 

曲目 「南部牛追い唄 」「宵待草」「荒城の月」「ハンガリーの田園幻想曲」「五木の子守歌」「夕焼け小焼け」「この道」

 

●石橋朋子さん (コロラトウーラソプラノ) 松岡なぎささんピアノ伴奏

 

曲目 「イルバーチョ〜くちづけ〜」 「人形の歌」 「オペラ「ランメルモールのルチア」より〜あたり静けさに包まれ〜」 「サーチライト」 「I will Always Love You」

 

●フルートとオペラの共演 「はな」 (会場の皆さんとともに)

 

閉会の挨拶

 

という流れです。  16時には終わるそうです。

 

盲導犬をお連れになる方や車椅子の方は、前もってご連絡下さい。 席をご用意するそうです。  綱川さんは全盲でいらっしゃって武蔵野音大音楽部器楽学科をご卒業。 美智子皇后陛下の伴奏でモーツァルトのアンダンテを演奏されました。 現在は筑波大学付属視覚特別支援学校にて、非常勤講師でいらっしゃいます。

 

石橋さんは八王子市出身在住。 私と同じ慶応大学卒業の十年後輩です。 最後に歌われる予定の、「I will 〜」 は、ホイットニー・ヒューストンの名曲ですよね。 大好きな曲ですので、今からワクワクします。

 

ところで私はいつもは1時間半くらい話し、資料も配布してステージ正面にも写すのですが、今回は30分で資料もないので、効率的に話すために原稿を用意しようと思います。

 

だって言いよどんだり脱線していたら30分を越えてしまい、次の皆さんにご迷惑をおかけしてしまうので。 1分刻みです。 ガイダンス的なものになると思います。

 

書籍販売もないので、ステージから本の宣伝しなくちゃ。

 

というわけで、今日は原稿書きしていました。

 

次の話題です。

 

ウメと散歩していると、あちこちに木の枝が落ちているのが目立ちます。

 

サルスベリ、椿、桜、クスノキ、そのほか名前のわからない色々な種類の木が大量に。

 

こんなことは今までなかったので、今回の大雪は本当にひどかったのだな。

 

先っぽに固いつぼみをつけた桜の枝を見て、可哀想だなあ、と思いました。 あと1ヶ月もすれば見事な桜を咲かせたかもしれなかったのに。

 

お昼頃、ヤマトと佐川急便に電話で問い合わせましたら、まだ山梨方面への荷物の集荷は再開していないそうです。

 

でも、山梨の友達は、家の近くのスーパーで調達できるようになったそうなので、ようやく安心しました。

 

本当にひどい雪でしたよね。 もう降らなければいいけれど、私の誕生日の3月23日に大雪が降った年もあるので、油断できません。

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