日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

2014年08月

さっきNHKの番組で、西城秀樹さんが歌っていましたね。

 

NHKのステージに立つのは4年ぶりで、緊張されたとか。

 

2回の脳梗塞を経てもなお、秀樹の美声は健在で、そのためには、どんなに日々努力されていることでしょう。 頭が下がります。

 

秀樹の脳梗塞後の講演会も、最近の中野サンプラザでのコンサートも行きましたが、毎日されているという発声練習 (リハビリ) の成果でしょう、コンサートでも変わらぬ素晴らしい歌声でしたよ。

 

このブログでも何度か書いていますが、私は小学生の頃から秀樹のファンです。

 

昔はワイルドさと歌のうまさが好きでしたが、今は歌のうまさと頑張られている姿が好きです。

 

やっぱりいつまでも、秀樹はカッコイイ!

 

ところで秀樹は甘いハスキーな声が独特ですが、同じく独特の素晴らしい声をお持ちなのが小田和正さん。

 

火曜日に横浜アリーナへコウジさんと行き、小田さんの透明感溢れる美声を堪能してきました。

 

急遽申し込んで運良く買えたチケットは、会場で一番後ろの席でしたが、上を見上げると、天井が手が届きそうな近さだったので興奮しました。

 

だって、あんなに広い会場の天井が、すぐ頭の上なんですからね。

下に見える沢山の人たちから見たら、すごく高い天井が。

 

でも、ということは小田さんがちっちゃく見える、ということでもあります。

 

たしかに小田さんは遠かったのですが、声はよく聞こえましたし、全然問題ありません!

かえって会場全体が見渡せて、いい席でしたよ (本当に、負け惜しみではなく。 まだ読んだことはありませんが、『置かれた場所で咲きなさい』 という本のタイトルを思い出しました)。

 

小田さんの生の声は、CDより感動しますね。

「こんな声かな。」 とあらかじめ想像している声の、上をいく美声なんですよ。 さすがだ、と思いました。

しかも、3時間のコンサートです。 どれだけ毎日、体を鍛錬されているのでしょう。

 

コウジさんは、『続・日々コウジ中』 に書いたコブクロのコンサートの時のように、周りに迷惑をかけることなく大人しく聴いていました。

 

時々、拍手が余りに大き過ぎるので注意しますと、「わざとやってるんだ。」 とニヤニヤ。

そこだけ残念でしたが、元々のふざけんぼの面が出ているのかもしれません。

 

66歳 (来月67歳) の小田さん、脳梗塞を経験された秀樹。

お2人を拝見すると、まだまだ自分は甘っちょろいと思いました。

 

ここのところ夏休み中のワッチに巻き込まれて、大学オープンキャンパスに行ったり、近所の熱帯魚屋さんに何度も足を運んだり (また熱帯魚熱が再発したワッチ)。

 

今日も私は、あまりそんなヒマないのだけど、熱帯魚屋さんへ行ったり、水槽を磨いたり、水替えを手伝ったり。

 

熱帯魚屋さんは説明好きな方で、延々と私に色々教えて下さるのですが、なぜかいつの間にか説教になっていて。

 

説教から解放されてやっと帰宅できると、またやりかけの水槽掃除をワッチと。

 

でも、きれいな水槽の中で泳ぐ熱帯魚たちを見ていると、うん、熱帯魚好きな人たち (ワッチを含め) の気持ちがわからなくもないなあ、と思いました。

 

やはりそこには、「癒やし」 がありますね。 心が穏やかになり、落ち着いてくるものですね (水槽を見つめる私の足元には、犬のウメや猫のハルちゃんがせわしなく絡んでいますけど、それを気にしなければ)。

 

というわけで、自分の用事があまりできていません。

 

あと2ヶ月の間に4回講演会 (9月に大分・鳥取、10月に帯広・江東区の学校) があるので、もう少しピシッとしなくては。

 

西日本は台風が大変そうですから、お気をつけ下さい。

 

こちら東京も、今雨が強く降り出しました。

今日も東京は、朝から猛烈な暑さと強い日差し。

 

コウジさんは、自転車に乗ると危ないので (自分も転倒して危ないけれど、人にぶつかってケガさせる可能性あり)、毎日の通勤は駅まで歩いています。

 

でも、この炎天下歩くのは可哀想だなあ、と思って、駅まで車で送りました。

きっと今朝は、会社に早く着いたことでしょう。

 

明日は小田和正さんのコンサートが夕方から横浜であるので、コウジさんは午後、半休を頂きました。

 

朝はルーティンワークがいっぱいあるので、他の方々にご迷惑かけないよう、午前は行きます。

 

会社の上司の方々も、「小田さんのコンサート楽しんできてね!」 と温かく声かけして下さいました。

 

と、それより福井講演の話が中断したままでした。

 

福井でお会いした皆さんは、とにかくご自分の県がお好きだ、というところまで書きました。

 

家族会 「福笑井」 の会員の方々が、講演会開始の数時間前に、お忙しい中集まって下さったのでした。

 

50〜60代の会員の皆さんの障害の原因は、脳出血だったり、事故だったり、心臓の発作による心停止だったりで、当たり前ですがどこの家族会とも同じような原因です。

 

皆さんのお話から、やはり福井県でも、高次脳機能障害に理解ある病院と、そうでない病院があるということを知りました。

 

理解ない病院にあたってしまったら困るのですが、当事者やその家族はそれで諦めずに、なんとしても県の支援拠点機関と繋がれるよう、アンテナを張り巡らしておいてほしいです。

 

そのアンテナに引っかかるよう、支援拠点機関も情報提供に励まれて欲しいです。

 

それも、福井県だけでなく、どこの都道府県でも同じことが言えますが。

支援する側と、支援される側。 そのどちらもが手を伸ばして、お互いの手をつかんで初めて、支援がスタートするのです。

毎日暑くてぐったりですね。 暑中お見舞い申し上げます。

 

ここのところ東京はずっと35度くらいの気温が続いていて、この先1週間も同様らしいです。 げっそり。

 

暑さが大の苦手な私は、今が一年で一番何もする気が起きない時期ながら、ワッチの高校保護者会や父の病院同行などは行っています。

 

父のパーキンソン病は手の震えが進んでいるものの、薬が効いているようでものすごく悪化しているわけではありません。

ほぼ現状維持ですので、このまま頑張っててほしいです。

 

・・・夜11半からブログを書き始めたものですから、福井講演の話は長くなるのでやめ、短い話題だけいくつか。

 

ここのところ悲惨な事件、事故が多く暗い気持ちになりますね。

 

長崎の女子高生が友人を殺害した事件は、あまりにむごくて言葉を失いました。 ありえない事件過ぎて。 被害者が可哀想過ぎて。

 

加害生徒が小学生時代に、給食に異物を混ぜたり、猫の解剖 (!) をしたりした時点で、もっとなんとか対処しておかなきゃいけなかったし、精神科医が1ヶ月前に県の相談窓口に加害生徒のことで相談してきた時に、県が何も動かなかったことが残念であり、問題です。

 

とはいえ、弱い小動物を虐げる加害者の心理は、私には絶対理解できません。

 

こうした人の病的な部分を、どう矯正して正常に戻すのか、戻すことができるのか、わかりません。

 

が、こういう事件が起きないように、対策を考える専門家はいらっしゃいますよね。

そういう専門家の書かれた論説文を、読んでみたいです。

 

また、丹沢にキャンプに来ていた一家が、大雨で一気に増水した川に流された事故。

 

これも、利用料をとっているキャンプ場が、気象情報に神経をとがらせ、早めに避難警告を出すべきだったでしょう。

 

亡くなられたお母さんとお子さん達は勿論のこと、残されたお父さんが可哀想でたまりません。

せっかく、家族楽しく過ごそうと思って来たのに。

 

胸がつぶれそうな事件事故ばかりですし、暑さで体も心も弱っていますが、我が家にきた子猫のハルちゃんが、少しでも私たち家族を癒やしてくれています。

 

ハルちゃんの話も、そのうち書きますね。

 

今夜の 「ダーウィンが来た!」 もいい話でしたね。

孤独だった一匹のリカオンが、種を越えてジャッカル一家と一緒に暮らすようになった話。

 

コウジさんとワッチと見ていて、笑ったり心配したり、ほっとしたり。

見終わった後、温かな幸せな気持ちになりました。 今まで私が見た 「ダーウインが来た!」 の中で、一番面白かったかも。

 

このような生き物の番組は、命の繋がりや命の有り難さを、教えてくれます。

 

長崎の加害者の家庭は、こういう番組を家族で見ていなかったのかな、と思います。 見ていたら、命を粗末にするような人間には育たないと思うのですが。

 

動物はやはり私達人間の心を和ませ、幸せをくれますね。

 

我が家にも犬のウメと、猫のハルがいてくれて、幸せです。

今も、私のそばでハルちゃんは、ゴロゴロ言って寝ています。

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