ブログを書きたい気持ちはあるのですが、時間がなくてなかなか書けません。
先週土曜日は、父が老健から自宅近くの有料老人ホームへ引っ越ししました。
半年過ごした老健の父の部屋は、荷物が多くて移動が大変でした。
老健から台車を借りて、コウジさんと何回も5階の部屋と玄関を往復。
お世話になった事務や介護・医療スタッフの方々にお礼を述べて、頼んであった介護タクシーに荷物を積むと、父とコウジさんとでいざ出発。
30分ほどで老人ホームに着くと、再び全ての荷物を父の新しい部屋に運び、父が過ごしやすいようにしつらえました。
老人ホームで待ち合わせしていた母が、勘違いして違うホームで待っていた、なんていうドタバタもありましたが、とりあえず引っ越しは無事終了。
父も快適そうでした。
次の日は、母がお酒のほか、タオル、ゴミ箱など部屋にないものを持って行ったそうですが、私はその日は桜木町で行われたパーキンソン病友の会総会と講演会に参加していました。
そこで講演された医師に今後父を診て頂く予定で、市大病院からの紹介状ももう用意してあります。
講演会後に、医師にご挨拶して来週伺うことも伝えておきました。
会場に、車椅子の奥様を介助されていた男性がいらして、その奥様の様子が父とそっくりだったので、思わず話しかけに行きました。
伺ったところによりますと、奥様のパーキンソン病発症は10年前だそうで、症状が悪化し出したのは2年前とのこと。
今は体が右に傾いて、車椅子なのが、父と一緒です。
ご主人がご自宅で1人で介護されているそうで、お子さんの手伝いはないとのこと。
けれど奥様は小柄なので、お世話は大変ではないとのことでした。
ご主人はスポーツをずっとやられているので背筋もピンと伸び、体力にはまだまだ自信があるそうで、笑顔いっぱいの前向きな方で元気を頂きました。
我が家の場合、母が父を立たせようとして腰痛の圧迫骨折でいまだに不自由な体ですから、やはり自宅介護は無理ですが・・・
できるところはできているのだなあ (自宅介護が)、と驚くとともに、ご主人が疲れをためられないか心配でもありました。 お年は、75歳くらいでした。
翌日はまた有料老人ホームへ行って、ケーブルテレビ業者と契約など長い打ち合わせ。
老人ホームに入るための書類やら、ケーブルテレビを入れるための書類やら、時間のかかる書類書きと捺印ばかりで、ヘトヘトです。
疲れたあまり、何書いているのかわからなくなり、連帯保証人にも父の名前を書いてしまったり、はんこが上下逆さまになってしまったり。
行きも帰りも高速を車で飛ばし (家の用事がたまる一方なので焦って)、ウメの散歩をしている時も、フラフラめまいがしてきました。
「あれがない」、「これがない」、と言う父のために、今日も服などを買いに行きましたが、来週の病院初診が終われば、ようやくほっと一息つけそうです。
パーキンソン病で腰が斜めに曲がっている父は、ズボンが合わずに困っています。
LLくらいじゃないと腰がきつく、でもそれでは丈が長すぎ。
いつも裾上げしていますが、パーキンソン病患者に向いた服が開発されるといいのになあ。
腕もうまく動かないので、袖に手を通すのが一苦労なのです。
ところで先日のパーキンソン病講演会でも、医師が 「パーキンソン病は、命を落とす病ではありません。」 と仰っていたように、肺炎や転倒 (骨折) などがなければ、患者は普通の寿命まで生きられるようです。
父はしょっちゅう転倒しますし誤嚥性肺炎を起こしていますから、ちょっと心配ではあるものの、昨年8月以来の深刻な衰弱は、ひとまず落ち着いた感があります。
そこで、今まで辞退させて頂いてきた講演会のご依頼を、秋以降からお受けすることにしました。
でも、さすがに年内に入ったあと6回で、いっぱいいっぱいの気がします・・・
資料を作り直すのに時間かかりますし。
頭もパーキンソン病とともに高次脳機能障害モードにも、またしっかり切り替えないと。
詳細が決まりましたら、ここでお知らせしますね。
では、おやすみなさい。