日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

2016年08月

台風が珍しく東北に上陸し、特に岩手県と北海道に、甚大な被害をもたらしました。つつしんでお見舞い申し上げます。
高齢者施設で入所者が多数亡くなられたという岩手県岩泉へは、行ったことがあります。コウジさんが倒れて以来初めての家族旅行で、龍泉洞を訪れたのでした。その時も大雨のあとで、普段は深い青色だという洞窟内の地下水は、薄い青色でした。今もきっと薄い青色なのでしょう。

滅多に強い台風に見舞われない東北なので、あらかじめ避難しておく、あるいは出歩かないようにする、という意識はさほど強くなかったのでしょうか。亡くなられた方々に、お悔やみ申し上げます。

去年訪れた石巻には、東日本大震災後、まだ防潮堤ができていない部分もあるとのことで、心配しながらテレビを見ていました。石ノ森章太郎記念館前の道路が冠水していましたが、「アニマルクラブ石巻」さんに被害がありませんように。名取や宮古、久慈、南富良野も大変そうでした。

こちら東京は台風の直撃はなかったものの、『多摩川猫物語』の小西さんのブログを拝読すると、ホームレスさんのテントや生活道具がダメになったり、猫やホームレスさんが行方不明になったりしているとのこと。やはり川のそばは危険と隣り合わせなのだと胸が痛みます。行方不明の猫やホームレスさんがどうか無事であり、生活が再建されていくことをお祈りします。

宮崎県の「いのちのはうす保護家」のHPをいつも気にして見ていますが、映画『ひまわりと子犬の7日間』という映画になったあとも、絶えず犬猫の殺処分は行われていて、明日期限の犬が4匹もいるという記事に、苦しくなります。どうかその4匹に人間の愛の手が、どこからか差し伸べられますように・・・。

私の家にはご存知の通り亡き良識あるブリーダーさんからの犬1匹と、保護猫2匹がいて、これ以上は多分無理です。犬猫のお世話ができることは至上の喜びですが、嬉しいばかりではなく、大変な面もやはりあります。責任もって飼えるのは、今の我が家の状況(人の手や経済的)では3匹が限度かと・・・。
新しい子猫のチーちゃんが、いつも私の膝や肩に乗っているため、身動きしづらくて、用事がなかなかはかどりません。夜も私がチー、ワッチがウメ、コウジさんがハルと寝ています。(犬猫が勝手に寝る相手を決めています。)時々ワッチのシングルベッドに、3匹も一緒に寝ている時があり、翌朝起きてきたワッチは「狭かった・・・」とぼやきながらも、幸せそうです。

2週間くらい前でしょうか、杉本彩さんの「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」の賛助会員になりました。
メールで色々な情報を送ってきて下さるので、全然会員の皆さんにメールを送らないコウジ村村長の私は、反省しきりです(スミマセン)。
その中に、来月9月17日(土)18日(日)に京都で、24日(日)に神奈川で「HAPPY あにまるFESTA2016」という催しのお知らせがありました。

~ “殺処分ゼロのセンターで生きるということ”センターの今を伝えるスライド映写に神奈川県動物保護センターのセンター所長と職員の方、ボランティアの方を交え「神奈川県動物保護センターの今、そしてこれから」についてのパネルディスカッション、また「動物たちの命」について様々な視点から語っていただくトークディスカッションなど盛りだくさんの内容です。人と動物が共生する思いやりのある社会の実現に向けより具体的に考えていきます。ぜひ多くの皆さまのご来場をお待ちしております!~ (Eva HPより抜粋)

是非お近くの方は行かれてはいかがでしょうか。私も神奈川の部に参ります!

京都は → http://www.eva.or.jp/happyanimalfesta2016_kyoto
神奈川は → http://www.eva.or.jp/happyanimalfesta2016_kanagawa

先日の「エテマルシェ」では、大島花子さんの歌を初めて聴きました。とても澄んだ優しい温かなお声で、コウジさんと早速CDを買ってきて聴いています。コウジさんも私も九ちゃんが大好きですので、「お父さんが生きていたら、娘さんがこんなに上手に歌われるのを、すごく喜んだでしょうね。」としみじみしています。

今日はコウジさんの55歳の誕生日なので、今からコウジさんの大好物のお刺身を買いに行ってきます。
大学の合宿に行っているワッチから、コウジさんに「おめでとう」メールが来て、コウジさんは喜んでいます。
優しい子に育って何よりです。

毎日のこの蒸し暑さは、どうにかならないものでしょうか。まるでお風呂の湯気の中にいるような、息苦しさです。

今日は横浜の実家で、ケアマネさんや福祉用具会社、ヘルパー事業所の方たちとの会議でした。
要介護2の母は、週3回のヘルパーさんや近所、囲碁友達に見守られながら、なんとか生活できているので、有難いです。

娘のワッチが冨美屋のお好み焼きが食べたいというので、帰りに横浜駅で下車して高島屋地下へ寄りました。
独身の頃は服を見るのが好きだった私は、この横浜駅西口地下街は目をつむっても歩けるんじゃないかと思うくらい、よく歩き回ったものでした。ところがそれから30年、店も様変わりしたし、歩いている人の数がものすごく増え、しっかり目を開いていても、ぶつからないように歩くだけでとても神経を遣い、蒸し暑さもあってすっかり疲れてしまいました。
どうにかお好み焼きを3つ買ったあと、ワッチと私が好きなモロゾフのレアチーズケーキも買おうとしましたが、沢山の人が順番を待っていたので、待つ気力がなかった私は素通りして帰ってきました。

今日はまだ子供たちも夏休みのせいか、電車もバスも非常に混んでいたし、横須賀線はどこかの駅で故障があったかで遅れるし、日差しも強く、自宅に戻ると途方もない疲労感に襲われ、お好み焼きも冷蔵庫に入れられないまま、床に伸びてしまいました。早く夏が終わって欲しいです。
ちなみにこのお好み焼きは、卵やキャベツ、粉、天かす、エビなどの具がそれぞれ包装されて入っていて、自分で卵を割り、キャベツや粉や具なども投入して混ぜ、フライパンで焼くものです。これがとても美味しくて、我が家は皆好きなのだけど、ここ1年くらい買っていませんでした。

ところがせっかく買ってきたのに、私は疲れのあまり食欲がなく、コウジさんの分だけ焼いて、私とワッチは明日焼くことにしました。(ワッチも教習所から帰りぐったり、同じく食欲なし。) ・・・コウジさんはいつも元気です。

コウジさんは今週が夏休みで、実家の深谷へ火~木曜日の2泊で帰省してきました。(我が家は犬猫計3匹いて世話が必要なため、私は同行しません。)
コウジさんの血圧や痛風、その他必要な薬、お金などは私が用意し、さらに荷造りして送り出しましたが、やはりコウジさんは間違えた電車に乗ってしまいました。(高崎や前橋方面行きに乗らなければいけないのに、宇都宮方面に乗り、携帯で「これでいいんだよね。」と電話をかけてきました。)

先週末は主治医の診察でしたが、もう12年になるのにコウジさんは主治医の名前を覚えられません。いまだに「佐藤先生。佐藤さんという感じがする。」と言っています。
「佐藤さんという感じ、ってどういう感じなの?」と聞きますと、「佐藤さんというのは、真面目でかっちりした感じ。」だそうです。 ということで、主治医の和田先生は、いつまでたってもコウジさんにとっては「佐藤先生」なのです。

明日は三軒茶屋で「エテマルシェ」という、世田谷の高次脳機能障害者の自主グループ「コージーズ」プレゼンツのお祭りがあり、世田谷高次脳機能障害連絡協議会も、人気の鳥そば屋を毎年恒例で出店します。私は何にもお手伝いしないで申し訳ないのですが、コウジさんと行くつもりでいます。今井代表が作られる鳥そば(そうめん)はすごく美味しいし(私も真似して家で作ってみたのですが、どうも似ていなくて。また明日作り方を聞いてこようと思います。)、坂本九ちゃんの娘さんである大島花子さんの歌も聞きたいなあ、と楽しみです。





この1週間もあっという間でした。ブログも8日あいてしまったので、とりあえず近況報告にきました。

オリンピックはほとんど見る時間がなく、見たのは今日未明の女子団体卓球と、同じく男子卓球の水谷選手が活躍したニュースくらい。愛ちゃんの嬉し涙と、水谷選手のガッツポーズしながら倒れる姿に感激しました。あと、一瞬ニュースで見ただけですが、金メダルを取れなくて悔しがる女子マラソンの福士加代子選手の明るさには、コウジさんと一緒に大笑いしました。これで女子マラソンを志す人が増えるかもしれませんね。

愛ちゃんや石川選手、伊藤選手の活躍を見て寝たのが今朝2時。ところが4時間後の6時に起きると、昨夜関東地方を通り過ぎた大雨の影響なのか、停電していました。

世田谷全体が停電なのかと思いながら、配電盤をいじりましたが復旧しません。うちだけどこか壊れたのかな?台風一過の猛暑となる予想の今日、クーラーがないのは困るので、6時半でしたが、すぐ電力会社に電話しました。停電の場合は24時間受け付けているようです。電話で教わりながら漏電個所は洗面所や浴室、1階トイレと洋間であることを突き止め、そこ以外の電気はとりあえず復旧できました。
けれど漏電を放っておくと火事になることもあるそうなので、9時の受け付け開始とともに今度は電気工事会社に電話。(その間に3人で朝食を済ませ、コウジさんは会社、ワッチは教習所へ出かけました。)

工事の人が来て午前11時には漏電の原因が床下換気扇(そんなものがあるのも知らなかったです。)にあると判明したものの、それを修理するのはさらに時間も費用もかかるとのこと。 とりあえず換気扇の電源を抜いて工事の人が帰ると、すぐ地元のハウスメーカーに電話して見に来てもらいました。

17年前にこの家を作ってくれた、もう高齢になる大工さんが来てくれて、色々調べて一旦帰られましたが、家のことで困るとすぐ来てくれるので、地元のハウスメーカーで家を建てて良かった。膨大なローンはまだ20年近くあるけれど・・・(汗)。

ところで先週、我が家になんとまた子猫が1匹やってきたのでした。ご報告遅れ、すみません。
余りに小さいのでどこかに挟まったり、首が引っかかったりしないよう、目を離せないので、それで益々忙しくなった面もありますが、コウジさんもワッチも、ウメもハルも大喜びで、またまた賑やかな我が家になりました。
その子猫チーちゃんが、ウメやハルと慣れるまで、1,2日かかり、それもまた大騒ぎでした。

話は8日前に遡ります。 
朝夕2回の水やりをしないといけないこの季節、家の前に出てホースで豪快に植木に水やりしていると、白い犬を連れた背の高い男性が、10メートルほど離れたところを歩いているのに気づきました。 このへんで犬を連れている人とは、きっとどこかでお互いすれ違っているので、向こうもそう思ったのか、2人で会釈し合いました。

と、その男性が、(おや?)という表情で立ち止まるので、水やりに夢中だった私も、(ん?)と思ってその人をよく見直しますと、なんと亡きおはぎちゃんやハムスターたち、犬のウメ、猫のハルがいつもお世話になっている動物病院の院長先生ではありませんか。ああ、びっくり!

先生は保護犬を引き取られていて、時々散歩させているところに会います。 でも、大体会うのは動物病院周辺だったので、こんな我が家のそばで会うのは初めてでした。

私は「こんにちは!私の家はここなんですよ!」と言うと、慌てて今しがた散歩から戻ったばかりのウメにまたリードをつけ、玄関先に引っ張り出しました。(また散歩に行けるのか、と喜ぶウメ。違うってば。)

ウメにダイエット食を勧め、6か月様子見をしてくれている先生は、「う~ん・・・まだ太ってますねえ。」とウメの体を触って笑ったあと、ベランダから私たちを見下ろしニャアニャア挨拶しているハルに気づきました。

「お、そこにいるのか。・・・うん、ここはいいねえ!」と言った先生は、私におもむろに向き直り、「猫ちゃん、もう1匹は無理でしょうかね。」と言いました。なんでも、5匹の子猫が今動物病院にいて、里親を探しているとのこと。

私は昨秋石巻(アニマルクラブ石巻)から2匹の猫を迎え入れようとしたものの、ウメがすごく吠えて断念。成猫の大きさだったのでダメだったのかも、と、現在はまた別の、猫保護活動をされている方に、「もし里親が必要な子猫がいたら、お声かけ下さい。」、とお願いしているところでした。ハルがいつもなんとなく寂しそうで物足りなさそうなので、友達を迎え入れたかったのです。

けれどまだ縁がないまま日が過ぎていたところへの、院長先生からのお話だったので、すぐ快諾しました。もしどうしてもハルやウメと相性が悪かった場合、すぐ先生へ戻せるという安心感もありました。

そしてチーちゃんが来たのが、その3日後のこと。 最初こそウメも興奮(喜んで)してワンワン騒ぎ、ハルもハ~ッだのウ~だの言っていましたが、すぐ仲良くなり、今では3匹で大運動会をやっています。こんな楽しそうなウメやハルを見るのは初めてです。うん、犬1匹+猫2匹体制というのは、いいものですね。
ということで、家族がまた増えました、というご報告でした。

今週末はまたコウジさんの病院付添い、来週は母のケアマネさんとサービス提供者の方々との会議、設立10周年を迎える世高連(世田谷高次脳機能障害連絡協議会)の打ち合わせ、車の定期点検など用事が色々あります。

毎日探し物をしている私は、1年中片づけをしているのですが、あとからあとから物が増えるので、一向に片づけが終わりません。 そんな昨日、父がまだ存命だった時に必死に探していたけれどとうとう見つからなかった「エンディングノート」が出てきました。
これはたしか何年か前、稲城市で催された東京作業療法士会主催の講演会会場で販売されていた『わすれな草白書』というもので、NPO法人多摩生活サポートセンターが作られたものです。
内容は多摩市民向けなのですが、父と色々確認しながら記入していこうと思っていて、果たせませんでした。

父亡きあと、漠とした不安を感じるようになっている私は、これを自分に使おうと思い、緊急時に連絡する人、葬式(←不要)、銀行、生命保険会社などを昨日から書き始めたところです。 
万一のことは、誰にでもいつ起きるかもしれません。今日かもしれませんし、明日かもしれません。
私の場合、母も夫も不安要素いっぱいの人たちなので、こうして書いておくと安心できそうな気がするのです。

ところですごく慎重でいつも用意周到だった父が、こういうものや遺書などを何も残さなかったのは、なぜなのか、よくわかりません。きっとまだまだ父は、死ぬ気ではなかったのでしょう。 だから私はとても辛いのです。 
あまりにも辛すぎてここに書くこともできませんでしたが、8か月近く経ち、ようやく書けるようになりました。

いつも柔和だった父の最期の顔は、とても苦しそうな、悔しそうな顔でした。「なぜ死ななくてはならないのか、まだ生きるつもりだったのに?」、ととても残念で悔しく思いながら父が亡くなったのは確かです。
その父の顔が、私の頭を離れることは、この先一生ないでしょう。

私が父の死に至る経緯を書いた文章が、パーキンソン病友の会の会報に掲載され、数日前送られてきました。
疑問や反省点、アドバイスなど余りに長いので、前編と後編に分けての掲載となりましたが、それでも掲載して下さったことに感謝しています。
父の例が、少しでも読まれる方のお役にたてば、きっと天国で父も、「良かった良かった。」と笑顔で喜んでくれるはずです。・・・ね、そうだよね?

(友の会の了解を得ましたら、ここにも載せようと思っています。)

猛暑続きの東京は、今日は37度を超える予報。 思考もマヒしがちで、今日1日無事にやり過ごせるよう祈るのみです。

この暑さでは、(多摩川にいる猫達やホームレスさん達は、どこか涼しいところにいてくれているのだろうか。)という心配も。
一昨日は父の新盆のため実家へ寄りましたが、多摩川を車で渡る時、運転している私は余所見できないので、助手席のコウジさんに、「猫やホームレスさん達に、どこかに日陰はある?」と聞きました。コウジさんは身を乗り出して多摩川を見、「あるよ!」と答えました。

でも、日陰はあっても、この猛暑ではさすがに暑くてたまらないことでしょう。なんとかもう少し涼しくなるまで、猫も犬もホームレスさんも頑張ってほしいです。また、毎日彼らのお世話に回られている小西修さんも、どうぞ体に気を付けて・・・。

新盆の前、母からの電話でびっくりしたことがあります。母は1日何度も電話をかけてくるのですが、その中に「今日、植木屋さんが来てるの。さっぱり、きれいになったわよ~。」というものがありました。 
ぎょっとした私は、「ちょっと!? 庭にコスモスの種を30個くらいまいたの、まさか抜いてないよね?芽が出てたんだけど?」 と焦って聞きました。
母は、「え?あら? 大丈夫よ。・・・でも、庭にいる植木屋さんに聞いてくるわ。」 と電話を切ったままで、どうだったのかは、かかってきませんでした。
芽が無事だったらすぐかけてくるはずなので、きっとなくなっていて、かけてこられなかったのでしょう。
(ああ、もう絶望的だ。)、とひどく落胆した私は腹が立ったり、コスモス達に申し訳なくて悲しかったり。

そして一昨日実家に着いて車を降りると、挨拶もそこそこに庭をチェックしに行きました。目を皿のようにして見て回りましたが、やはり雑草が抜かれて土だけになった庭に、芽が出ていたコスモスの姿はありませんでした。
それでも、つつじの植え込みのそばにかろうじて2つ、植木屋さんの目を逃れたものが残っていましたが。

母は今、この2つのコスモスに朝晩水やりしています。「夏の日中は水やりしちゃ、ダメなのよ。」と。
のんきな母と、コスモスに気づかないで抜いてしまった植木屋さんに無性に腹が立つものの、もう怒っても仕方ありません。なくなったものは出てきません。庭いっぱいに咲くコスモスを楽しみにしていたのに・・・ ごめんね、コスモスたち。

父が亡くなってはや7か月が過ぎ、いまだ悲しみが癒えない中、先延ばしにしていた手続きを今頃しています。その一つが、電気、ガス、水道などの公共料金や電話の名義や口座変更。
それぞれの窓口に電話し、書類を送ってもらい、書いたり捺印したり、わからなくてまた電話したり、これだけでも結構時間をとられています。それに、電話の名義変更については除籍謄本などもいるし、これは何度も言う(書く)ようですが、高齢になったらきっと私も理解できないし面倒で、手続きはできないような気がします。
でも、こうして代わりにやってくれる子供がいない人も多いだろうから、そういう場合はもう放っておいて、なんとかなるものなのでしょうか。(だったら、今も放っておいても、なんとかなるのかな???)

また、実家のリビングのクーラーが買って20年も経ち、いい加減効かなくなってきたので、買い換えることにしました。この1件だけでも、実家の近所の電気屋さんやヘルパーさんを巻き込み、ここ数日色々騒動があったのだけど、ここに書いているととても長くなるので割愛します。
結局私が近所のヤマダ電機へ走って昨日買いましたが、明日取り外しと取り付け工事が実家に入るため、私が立ち会わないわけにはいかず、また明日は実家です。

ここ数年、実家の横浜とここ世田谷を行ったり来たりすることがものすごく多く、(ああ、母や亡き父と同居していたら楽なのに)、と思うことがしばしばです。けれど仕方ない、コウジさんの会社が東京だから、ここを離れるわけにはいかないのです。(横浜から通うには、コウジさんの負担が大きすぎるので。横浜と言っても、実家は山の上だから、最寄駅からバスで30分かかるのです。私は新橋にある会社勤めだった頃、満員バスで30分、満員電車で40分、結構しんどかったです。)

コウジさんの会社は来月、渋谷から丸の内に移転するので、会社としても障害者の社員に来週見学会を催してくれることになっています。その後、コウジさんと私はまた自宅から会社への行き方を、一緒に練習しなくては。今より少し遠くなるけれど、働く場所があるのは、すごく有難いことです。

娘のワッチの晴れ着を色々試着してやっと買ったと思ったら、今度はパソコン。
ワッチは大学生になっても自分のパソコンを持っていなかったので、何かと私のパソコンを使っていたのですが、2人で使うと不便ですし、色々問題もあり、とうとう買うことにしたものです。
それも先週ワッチとヤマダ電機に一緒に行って、店員さんに長時間説明してもらい、ようやく決めました。 ああ、生きていくのはお金もかかるし、いちいち考えることばかりで、大変だ。 
段々年を年を取ってきたせいか、疲れ易いし、色々なことへの耐性や関心や欲求がなくなってきて、時々早く父のいるあの世へ行きたい、という気持ちになることもあります。ダメだよねえ、それじゃ。命ある限り、色々なことへ心を向け、少しでも役に立ってから死ななくちゃ。 

ここのところ広島と長崎の原爆の日、天皇のお言葉、相模原事件、都知事選、参議院選、と大きな出来事が続き(高校野球も始まっていますね)、オリンピックも開会式も含めほとんど見ていなかったのですが、今朝7時のニュースをつけたら、まさかの日本男子体操団体金メダル!

予選も見ていませんでしたけど、失敗が多くて4位だと新聞で読み、(ああ、今回はメダルはダメかあ。)とがっかりしていました。私は体操競技だけは、見るのが好きなのです。
それにしても4位から1位になった、というのは、どれだけメンバーが頑張ったことか。すごいことだなあ。もちろん、メダルが取れなくても皆頑張っていて、やはりスポーツをしている人というのは、強靭な精神と肉体を持っているのだな、と改めて尊敬の念を抱きました。

日本の体操選手の様子を、朝食を食べながら見ていたワッチは、「ああ、やっぱり体操したい。体操教室に通いたい。」なんて19歳になっても言ってます。ワッチはコウジさん(父親)が倒れる小学2年生の時まで、体操が好きで体操教室で跳んだりはねたりしていました。コウジさんの病院へ通う毎日、ワッチの体操教室へ付き添いができなくなり、辞めさせたのでした。

コウジさんが病気になって、生活が激変しました。 それを考え出すと、つい遠い目になります。でも考えても仕方ないので、ネガティブなことは考えません。

ただ、『介護者の権利章典』にあるように、「介護者として以外にも様々な役割や立場を持った私自身の生活を、中断することなく続ける権利があります。家族に介護が必要となった時を境に私の生活は変わらざるを得なくなりましたが、できる限りの介護をしているのだから、時に介護者以外の役割や立場を大切にすることがあっても、バチは当たりません。」 (児玉真美さん訳) はよく考えます。介護がなければやっていたこと、それは私の場合は絵を描いたり、動物の世話、動物に関わることをすることでした。だから、後悔することのないよう、そこはやっていきたいと思っています。 

昨日の夜7時40分頃のこと、昼間は散歩に出ては暑くて数分で家に逆戻りしてしまったウメが、急に散歩に行きたがり出しました。 夕食を済ませてテレビを見てゆっくりしているコウジさんには頼めないなあ、と思った私は、ウメと夜の散歩に出ました。 日中よりは暑さはおさまったとはいえ、まだまだ暑くて、早く帰りたかった私。でもあっちをクンクン、こっちをクンクンして意気揚々と歩くウメの背中を見ていたら、元気なうちは歩かせてあげたいと思い、好きなように歩かせました。いつか年をとったら、歩けなくなるのだから。

けれどそのうち汗だくになってきたので、なおも遠くに行こうとするウメに、「もう帰ろうね。ここから戻ったってまだまだ家まであるんだからね。」 と言い聞かせますと、私の顔を見上げて、言うことをきいてUターンしたウメ。犬は、人の言うことや気持ちががよくわかりますよ。

おしっこもうんちも済ませ、「良かったね。昼間よりは少しは涼しかったね。」とウメと笑顔を見合わせながら(犬は笑いますよ)帰ってきたら、9時を過ぎていました・・・  (わあ! NHKEテレを見損ねてしまった!)、と愕然とする私。相模原事件に関するハートネットTVの番組を、うっかり見忘れたのです。

見るつもりでしたから、録画もしていませんでした。仕方ないので再放送を見ますが、それも見損ねるといけないので、15日の再放送は録画します。

相模原事件についても、最首悟さんが書かれた本(『生命いのち 人体リサイクル時代を迎えて』山口研一郎編著) を持っているので、それを読んでいるうちに日が経ってしまいました。(中身は、山口先生や最首さん、八木晃介さん、天笠啓祐さん、神戸修さんらが書かれたものですが、それぞれ内容が濃く、わかるところもあり、難解なところもあり・・・でした。) けれど、容疑者の尿から大麻が検出されたそうなので、事件が最首さんが言われたように正気によって起こされたのか、容疑者は精神的な問題を持っているのか、大麻の影響がどれだけあるのか、その他まだまだ解明までは時間がかかりそうです。ただ、精神的な問題や大麻の影響があるとしても、「正気」の部分が事件の根本にある、と思います。 

障害者差別、貧困者差別、人種差別、そして原発問題も犬猫殺処分問題も、根っこは一緒です。
自分だけよければそれでいい、その間違った意識が問題なのです。

宮崎県の「いのちのはうす保護家」のHPで、先週木曜日に2匹の犬がまた殺処分になったことを知りました。涙も枯れます。どうしたら、犬猫殺処分が日本から、この世からなくなるのでしょう。犬猫だけでなく、地球上の動物たちが、どうしたら人間から虐待されなくなるのでしょう。 考えるだけで体も頭も悲しみで重くなり、生きる意欲さえ薄くなる私は、実際に活動されている人たちが持つような「強さ」が足りないのかもしれません。それじゃあダメです。まだまだ甘いなあ、私は。

天皇のお言葉にしても、政治的発言が許されないという天皇の、精一杯の「生前退位」のご希望が表れています。天皇がこうしてお言葉を発せざるを得ない状況に追い込まれてしまったことを、私たち国民はもちろん、政府は深く考え、ご意志を受け止めなくてはいけないでしょう。 国民には定年があって定年後はゆっくりできるのに、天皇にはそれがないなんて、ありえません。お言葉があって初めて、天皇の置かれた大変な状況を知った私も恥ずかしいですが、国事行為や公務その他でものすごいお忙しさの82歳の天皇陛下には、美智子様とゆっくりされる時間を差し上げて下さい、と政府にお願いしたいです。 


杉本彩 本


犬猫の話です。
今日、一気にこの本を読みました。書かれてあることは私が思っていること、望んでいることそのものなので万歳したくなる一方で、知らないことも沢山あり、教科書を読むように鉛筆で線を引きながら、付箋を沢山つけながら読みました (写真。一緒に写っているのは、我が家の保護猫ハルちゃん。ベランダでのびていたので、すかさず本をそばに置いてパチリ)。

私事でも相模原の悲惨な事件などを考える中でも神経のすり減る毎日、私は飼い犬のウメと飼い猫のハルにどれだけ心癒され、助けられているかわかりません。 この2匹と暮らせてどんなに自分(たち家族)は幸せかを思うと、ウメやハルにもできるだけ幸せに暮らしてもらうだけでなく、犬や猫、すべての動物たち生き物たちにも同様に幸せになってほしい・・・ 毎日そう考えて生きています。

先日このブログへのコメントで、「柴本さんの生きる目的ってなんですか?」という大きな質問を頂いたので驚きながらも、返事をしました。そこでも書いたように、生きる目的はその時々状況によって変わりうるけれど、まずは自分と家族がしっかり生きること、そこを抑えてから社会のために役立つこと。けれど自分がいまだウロウロ、ふわふわしている現状で、次のステップへ行くのはなかなか難しい。 そんな中でもはっきりしているのは、人間に虐待されている動物や自然のために残りの人生を捧げたい、という気持ちが強い、ということです。このブログを長い間読んできて下さっている方々は、きっとそんな私の気持ちにとっくに気づかれていると思いますが(もちろん、高次脳機能障害と介護については活動続けますよ。それらは生活そのものですから)。

なぜなら人間は人間を、自分に関係するから助けますが、人間に虐待されている動物は、自分で自分を助けることができないじゃないですか。ましてや動物は、自分たちを虐げる人間に立ち向かう力もない、弱い存在なのです。だから虐げているのと同じ人間が、彼らを助けるしかないのです。人間は地球上に同じ命を授かった動物を虐待するのではなく、助け助けられる、共存の道を探らなくてはならないと思っています。勿論罪滅ぼしの気持ちもありますが、もともと動物大好きな私は、虐待されている動物、主に犬猫を救いたいといつもいつも思っています。

最近のブログでも触れた、宮崎県の「いのちのはうす保護家」。 そのHPもよく見ていて、今朝が3匹の命の期限だと一昨日知った私は、この2日間苦しくて、何度もその3匹の犬たちの写真を見たり、コウジさんに見てもらったりしていました。今朝は吐き気を抑えながら、ただ部屋の壁や床の汚れを夢中で拭き取っていました。別に今朝しなくてもいいことですが、犬たちのことを祈りながら、ただ拭いていました。・・・どうなったのか、怖くて悲しくてまだHPを見ていません・・・。 そして大事なのは、この3匹だけでなく、日本中には毎日こうして、せっかく生まれた尊い1つだけの命を、残酷で愚かな人間によって取り上げられている多くの可哀想な犬猫たちがいる、という現実を知ること。ドイツのように助けようと思えば助けられるのに、なんて遅れた未熟な日本。だけれど、私には何ができるのだろう・・・

そんな時、この本を知りました。出版されたのは3月だったそうですが、父が亡くなってこの半年くらい、心にも時間にもあまり余裕がなかったので知りませんでした。 杉本彩さんが「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva 」の理事長をされていることは、存じていました。芸能人なのに偉いな、と尊敬しています。芸能人としての活動は、スポンサーとなる企業や団体に支えられていると思いますが、たとえばスポンサーが動物実験を利用する化粧品会社だった場合、杉本さんの信条とは相容れないためぎくしゃくしたり、スポンサーを降りたりすることもあるでしょう。逆に杉本さんが断ることもあるでしょう。そういうリスクを冒してまで、ご自身の信念を貫かれる姿は、美しいし感動します。(ほかにも浅田美代子さんとか、滝川クリステルさんとか、動物愛護を主張される芸能人はいらっしゃいますよね。)でも、芸能人の最大のスポンサー、サポーターは企業ではなく、国民ですから。応援しています。それにしても、これだけの本を書かれるのに、杉本さんはどれだけ勉強されたり足を運ばれたりしたことか!頭が下がります。

「環境省の統計によると平成26年度、15万頭以上の犬猫が保健所など自治体の施設に引き取られ、そのうちの約7割に近い10万1000頭が殺処分されています。単純計算で1日に277頭もの犬猫が「望まぬ死」を選ばされている」 
「殺処分になってしまう犬猫をボランティアの動物愛護団体が救っている」 →そのおかげで殺処分数が減っている。
「求めていくのは「殺処分を減らす」ことではなく、「殺処分という行政業務そのものを認めない」ことであるべき」
「2014年度に国内のペットショップで販売されるなどして流通した犬猫は約75万頭に上り、そのうちの約3%にあたる2万3000頭以上が、流通過程で死亡している」 → その数は、殺処分数にカウントされていない。
「(ペットショップなどの)生体展示販売の規模はむしろ巨大化している」
「動物を迎えるとは、子どもを産んで育てるのとまったく同じこと」 「それなのになぜか動物に関しては、何の知識もなく、驚くほど無知の状態のままで迎えてしまう」 「安易で無責任な衝動買いという行動がネグレクト(飼育放棄)を引き起こし、結果として動物の命を奪うことになる」・・・

ペットショップを経営していた森猛さんは、ペットショップの裏側を知り失望、保護犬猫の里親を探す「まめちびくらぶ」を運営されているそうです。

ペットオークション(そういうものがあるのも知りませんでした) の現場を取材した作家の渡辺眞子さんは、「ペットショップから買わない」という行動が、動物たちを過酷な現状から救うことになる、と訴えられています。

岡山市にある「chou chou ~シュシュ~」というペットショップは、2015年1月に生体販売を止め、犬猫用品の販売と保護犬猫の譲渡活動をされています。

細川敦史弁護士は、2013年に改正された動物愛護法における問題点を述べられています。①取扱業者は登録制になったけれど、それが形式だけになっている。②動物愛護は国が法律などによって方向性を示すだけで、自治体がそれを守らなくても罰則はない。法律の実効性が発揮されていない。③動物愛護団体が、悪質繁殖業者へ動物のレスキューへ行っても、「所有権絶対の原則」がある限り手を出せない。④動物の商業利用に対して具体的な法令がない⑤ペット以外の動物(畜産動物、実験動物など)には、まともな法規制がない。⑥「心無い飼い主に対する安易な飼育放棄が問題である」など、この法律が人間社会のための法律になっていて、動物のための法律になっていない、と指摘されています。

そのほかこの本は、ペット税の導入の必要性(無責任な飼い主を減らし、その税収は動物のために使う)や、ペットを飼うなら保護施設からもらい、ペットショップでは買わないようにすることを訴えるとともに、「NST新潟総合テレビ」のようにメディアが率先して動物愛護に乗り出している例も紹介しています。

驚いたのは、環境省の中にある「中央環境審議会」の「動物愛護部会」こそが、日本の動物愛護法改正や動物の福祉に関する規制を新設しているにもかかわらず、その会を構成するメンバーの中は、「一兆円産業」ともいわれるペット業界側に立つ委員によって構成されているとか。 これでは「動物愛護」ではなく「業者愛護」に傾いていて、ペット業界にマイナスになるものは採択されづらいのでは、とのこと。そんなバカな話、ありません。皆さんご存知でしたか?

また、動物愛護法改正に関しても、超党派の議員連盟ができているけれど、その中には完全に業者側に立ってその既得権益を守るために入っている議員もいるそうです。つまり彼らは規制が厳しくなるような法改正がなされて、自分たちのうまみが減らないか、利権がなくならないかを心配し、それを守るために必死に抵抗するわけだと。 そんな動物の敵のような議員には、是非改心してもらって、真の動物愛護のために働いてほしい。

「Eva」が動物の保護活動ではなく「啓発普及活動」を活動のメインとし、杉本さん自身が全国で講演をされたり、保護活動をしている団体のサポートや動物愛護関連の政策提言、国や自治体への適性な動物管理の働きかけをする中で、特に「いのち輝く こどもMIRAIプロジェクト」をスタートさせたことは大きいと思います。
 
具体的には全国から応募された小中学校を訪問して、動画やスライドを上映しながら、「いのちの講座」を開催したり、ワークショップを行って、子どもたちと一緒に命について考えようというものだそうです。子供たちへの積極的なアプローチは将来も、大人たちも動かすことに繋がると。ちょうど今、参加小中学校を募集されていますので、関心のある方や学校は、「Eva」のHPをご覧ください。ちなみに開催時期は2017年1~3月、応募締切は11月30日。そして驚いたのは、講演料も交通費も無料だそうです。杉本さんの志の高さと強さを感じます。

私も今日、この本を読んで 『しあわせなおかいもの?』 という動画を初めて知り、見ました。 「Eva」が製作したもので、命ある動物がモノとして扱われ、流通、販売、そして処分されていく実態を描いたたった3分の動画です。是非皆様もご覧ください。ペット業界からバッシングされるのを覚悟で、「知ってもらうことからすべてが始まる」という気持ちで作られたそうです。 わかりやすい内容ですし、アニメとしても質が高いと思いました。

ほかにも、日本の犬猫たちが置かれている状況や、国の動きなど丁寧に書かれた本ですので、ここではご紹介しきれません。是非皆さんも一度お読みになり、自分の国のことなのですから、知って頂きたいと思います。
「ペットショップから買わない」「もし今飼っている犬がペットショップで買った犬猫だとしても、次からは保護施設から譲り受ける。」 国民1人1人がそうすることによって、生体販売はなくなり、ペットショップはペット用品その他、真にペットのためのお店になるのではないでしょうか。

こう書いている私の周りを、ウメやハルが、ひっきりなしに動き回り、ごはんを食べたり水を飲んだり、私の顔をじっと見上げたり、すりすりしたり。犬や猫と一緒の生活は、なんて心安らぎ、幸せを感じられるものでしょう!

けれど、犬猫殺処分があるのは、私たち飼う人間が原因なのです。飼うからには、最後まで責任と愛情を持って、大切に飼いましょう。そうでなければ、飼ってはいけません。(京都市のように、高齢者にこそペットを、という考えにも賛成します。万一の場合は、行政の愛護センターが引き取り、新たな里親を探すことになっています。杉本さんの地元の京都市、すごいです!)

↑このページのトップヘ