日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

2017年07月

相模原市のやまゆり園で、入所者19人が殺害された事件から1年。
犯人の植松被告は、いまだに自分のしたことを後悔していないそうです。

1年経っても考えが変わらないなら、事件が起きるのを事前に阻止することは難しかっただろう、と思わざるを得ません。今日のような大雨が犯行当時に降っていたとしても、きっと彼には犯行を延期する理由にはならなかったでしょう。

なぜなら植松被告の場合は、逮捕されることはわかっていながら尚も行為に走ったわけですから、もうそこには非常に強い意志があったのです。犯行後1年経っても、変わらないような意志が。それは、「障害者は生きていても不幸しか作ることができない。」と信じる、間違った考え。

そんな人は日本で1人であり、何かの間違いでそういう人が生まれたのだ、もうこういうことは起きない、と思いたいのですが、彼に共感する人がいる限り、第二、第三の植松は出てくるでしょう。

なくならない学校でのいじめにも、同じ構造が見られます。今日も北九州市の女子高生が、おそらくいじめが原因で4月に自殺していたというニュースがありました。
自分は危険の及ばない高見にいて、気に入らない人をいじめたり排除したりする行為は、とてつもなく卑怯で醜い。

自分が排除される側、差別される側にならないように画策しつつ、排除し差別する。
先日亡くなった日野原重明さんの言葉、「困っている人を助けるために生きる」ということから遠く離れた行為です。それがわからないのが、愚かですし残念です。わかるようにするのが教育なのに、教育の場でいじめが起きているということは、矛盾しています。

人間は本当は誰もが同じ側に立っているのに、あえて川向うに立ってこちらを差別し、排除し、はやしたてる。なんのために?そこに何の意味があるのでしょう。むなしいことです。川向うに、あるいは高見に立って他を差別する人がいる限り、悲惨な出来事はなくならない。

夫が障害者になってわかったことは、差別する人だけでなく、傍観している人もいるということ。
その傍観者の数はとても多く、傍観していることはすなわち差別する人と同じ側に立っている、ということすら認識していないことが問題です。

人は助け合うもので、困っている人を差別したり排除したりするのはもってのほか。その人の力になってともに仲良く生きて行かないと。

本日分のブログを投稿する時間になり(あと5分)、まとまっていないのは重々承知していますが、障害者も健常者も、老若男女、誰もが笑顔でいられる社会になりますように。 これは最近の私の講演タイトルにしています。また、日本障害者リハビリテーション協会発行の『月刊ノーマライゼーション』7月号に寄稿した文章のタイトルは、「望むのは、傍観しない社会」です。

亡くなられた19人の方々、いじめで自殺してしまわれた方々のご冥福をお祈りします。
そして、これからはそういう不幸な事件が起きないよう、私たちは傍観するのではなく、手を差し伸べたり適切な対策を取らなくては・・・。

暑い日が続いていますが、そんな中、私は愛犬ウメの散歩を毎日続けています。
なるべく涼しい時間帯を選んでいますが、それでも暑い、暑い・・・。ウメも暑いと思うので、帰宅するとすぐ冷たい濡れタオルで全身を拭いてあげます。特に鼻や目や耳などを拭いてあげると、とても気持ち良さそうにし、ゴロ~ンとおなかも出して「おなかも拭いて」と言います(そう見える)。

そうしていつものようにげんなりしながらウメと歩いていた時、ふとウメの姿を動画にとって投稿しようかな、と思いつきました。そう考えると、苦痛だった暑い中の散歩もちょっとワクワクしてきまして、5月に買ったばかりのipad を何度かお散歩バッグに入れて、撮影してきましたよ。 

実はウメは散歩中、ある面白い行動をするのです。それは、自転車用スロープに来ると、お尻を下ろして滑り出すのです。どうも、楽しいようです。
もう何年も前からやっている行動なので、最初こそ驚いた私たち家族も、今はなんとも思わなくなっていました。それでも滑っているウメを見ると、通りすがりの人たちは皆さん笑ってくれるので、たしかに面白いから、見る人の暑気払いにもなるかな、と昨夜投稿してみたのです。投稿先は、いつも見ているNHKの「おはよう日本」。木曜日に、「世界が注目!ネット動画」というコーナーがあり、私はそのコーナーが大好きで楽しみにしています。

すると、もう今日NHKのHPにアップしてもらえましたので(連絡もありました)、びっくり。 早速ここでお知らせしますので、良かったらご覧ください。
→ http://www.nhk.or.jp/doga/index.html

タイトルは、「柴犬さくらの滑り台 その1」と「その2」の2本です。
コウジさんにも協力してもらい、「その2」でウメのリードを持っているのは、コウジさんです。

実は、『日々コウジ中』に出てくる柴犬ウメの本名は、「さくら」です。さくらにも、ペンネームをつけてあげたのでした。さくらが我が家にやってきたのは桜の咲く時期でしたが、生まれたのはウメが咲く時期でした。
私が柴本でも本名の加藤でもいいように、ウメでもさくらでもいいのです(笑)。

さて今日は母の病院付添いでしたが、予約してましたけれど1時間半待ち、ぐったりしました。予約時間の約1時間前に病院へ着きましたから、診察を受けるまで2時間半。大きな病院は、待ち時間が途方もなく長く、これでは病気の人は待てないなあ、と冗談でなく思います。

母にちょっと気になる症状があって、先週かかりつけ医に紹介状を書いて頂き、今日は大きな病院へ連れて行ったのでした。今週もう1回CTを撮るため同じ病院に行き、来月初めには別の検査も。2週間のうち5日は実家や病院へ行っており、暑さが大の苦手な私は、暑い中クラクラしてきますが(帰ってからはウメの散歩ですし)、大事にならなければいいなあ、と心配しているところです。まあ、年取ってくると色々悪いところが出てきて当然だ、と腹をくくっていますが。

浅田美代子さんが集められている、「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求める署名。 7月末までに目標5万人のところ現在46819人、あと3181人の賛同者が必要だそうです。どうぞご協力ください。
署名活動自体は、来年法改正になるギリギリ直前まで続けられるそうで、目標10万人とのこと。
→ http://miyokoasada.com/

また、多摩川河川敷に捨てられた猫たちとホームレスさんたち(そういう猫の世話をされています)を、この猛暑の中毎日お世話して回られている写真家の小西修さん。 時々様子を伺っているのですが、今まで支援して下さった方が諸事情で支援できなくなるなど、餌代その他にかかる費用が不足して今まで以上に厳しい状況のようです。 ご協力できる方は、どうぞご支援にご協力ください・・・
→ http://www.top-virtual.com/kabuto/diarypro/  
(ブログ右上の BACK というところをクリックされるとホームページに移動、その左下に「TAMA猫基金」というところがあります。)

犬猫関係の話で盛り沢山でしたが、さて今日はコウジさんと囲碁ができるでしょうか。 まだ朝刊も夕刊も読んでいないしお風呂も入っていませんから、無理かも・・・ トホホ。

日本青年会議所主催の「第31回 人間力大賞」の発表と授賞式が、今日横浜でありました。

私は恥ずかしながらこの賞の存在を今まで知らなかったのですが、もう30年以上も続いている歴史ある賞で、20歳から40歳までの「人間力」ある方に授与されるそうです。
ここでいう「人間力」の定義は、「自らの活動が「個」の成長と「公」の発展を両立させ、諦めることなく自分の確固たる信念を勇敢に貫き通すことで、社会に夢や希望を与え「明るい社会の創造」に貢献できる影響力を発揮している「人間の力」」 なのだそうです。

5月中旬に岩手県大船渡市で行われた「碁石海岸で囲碁祭り」に参加した帰りに、初めて柿島さんとお話し、アイゴ(視覚障害者用の囲碁道具)を使ってペア囲碁で対局して頂き、表参道で催されている「ダイアローグ イン ザ ダーク」に参加したり、国際視覚障害者囲碁大会を覗いたりしているうちに、紳士的で明るく一所懸命な柿島さんのすっかりファンになっている私は、ファイナリスト20名に残っていらした柿島さんを応援すべく、会場のパシフィコ横浜へ急ぎました。

するとそこは既に沢山の若い人たちの熱気で溢れていて、入社式か大学の入学式のようでした。見ると関東だけでなく、東北や関西、中国、四国、九州地方の青年会議所の方たちのようでした(持っていらした旗から判断しますと)。皆さん、自分たちが推薦した人を応援に来られていたり、昨日今日で開催されているほかの関連集会のために集まられていたようですが、全体としてこんなに大きな行事だということにびっくりしました。 私は柿島さんが「人間力大賞」にエントリーされたこと、プレゼンをされたこと、WEB投票があったことなどもほとんど知らなかったのですが、ファイナリストに残ったということを知って、慌てて応援するようになったのです。スミマセン。

柿島さんは町田市青年会議所推薦ですが、そこの方たちはいらしていたのかわかりません。とりあえず柿島さんの強力なサポート役である木谷正道さんや石鍋博子さん、信田六段ほか、8名ほどで結成されたささやかな即席応援団で、檀上の柿島さんら20名の受賞の様子を固唾を飲んで見守っていました。

そしてなんと柿島さんは、見事に準グランプリのほか、厚生労働大臣奨励賞、街づくり地球市民財団奨励賞の2つも受賞されました!おめでとうございます!
受賞された時に、目の見えない柿島さんに「柿島さ~ん!」「おめでとう~!」と叫べばよかったねえ、とあとで応援団員同志で反省しましたが(ほかのファイナリストの方々の応援は、結構元気いっぱいでしたので)、力いっぱい拍手で健闘を称えました。

グランプリには、大阪でホームレスさん支援を14歳の時からされているという、川口加奈さんが選ばれましたよ。ほかにも視覚障害者の就労や居場所づくりをされている成澤俊輔さん、シリアの人たちの支援をされている田村雅文さん、車椅子ダンサーの神原健太さんらに私は注目していたのですが、皆さんそれぞれ奨励賞をもらいました(ファイナリストの方たちは、なにかしら賞をもらえたので良かったです)。
とにかく、日本にはこんなに頑張ってらっしゃる若い人たちがいるんだなあ、と感動した日でしたし、このような取り組みをされている日本青年会議所の活動は、素晴らしいと思いました(もちろん、「人間力大賞」とは無関係な場所で地道に一所懸命活動されている、多くの若者がいらっしゃることも忘れてはいけません)。

私たち応援団は授賞式のあとすぐ会場から出て、別の建物の中で受賞の喜びの余韻に浸りながら昼食を取っていましたが、その頃安倍首相が会場に来られていたそうです。そのせいで、警備が厳重だったのですね。全然知りませんでした。柿島さんも安倍首相と話をされたようです。
帰宅して夕方ニュースを見ていましたら、今日見ていた舞台で、日本青年会議所の青木照護会頭と安倍首相が対談されている姿が映っていたので、またびっくりしました。人間力大賞授賞式のあとは、この対談があったのですね。
色々な催しがあってなんだかよくわかりませんが、全国の青年会議所にとって昨日今日は1年できっと最も大きな行事なのだということだけはわかりました。

柿島さんの受賞によって、視覚障害者の囲碁、そして囲碁そのもののさらなる普及にはずみがつくものと思います。
柿島さん、本当におめでとうございました。そして柿島さんが仰られているように、これからも皆で一緒に歩んでいきましょう!

何度かブログを書き始めては用事で中断し、その次に書くときには新しい内容に変え・・・、の繰り返しで10日以上経ってしまいました。
書きたかったことも、その当時の気持ちから今は色あせたり、話題が古くなったり・・・ 結局自分の中にとどめてしまったことが多いです。でも、それなりの話だったのでしょうから、それでいいです。
とにかく、それもこれも、この暑さのせいです。

もうかれこれ2週間以上も30度以上の暑い日が続き、頭も体も冴えないところへきて、犬のウメの散歩があります。
午前の散歩を終え、2回目の散歩を日中の暑さを避けてするとなると、夕方5時頃スタートになります。
帰宅が6時半、そのあと夕食準備、食事、片付け、入浴、コウジさんやワッチとおしゃべり・・・ で、11時や零時になり 「明日も早い(いつも午前5時とか6時とか)から寝よう!」になります。私は昼間は大体用事で動き回っていてブログは夜に書きますので、結局書けないのです。

ウメの散歩といえば、ここ数日ウメは夜も行きたがるので困ります。きっとこの暑さのせいで、体調悪くて下痢気味になっているウメ。昨日(今朝)は、深夜2時半にウメがハアハア言う気配で目が覚め、次にコウジさんのそばまで来て「ワン!」と吠える声で飛び起きました。
1人で行くのも物騒なので、コウジさんと私の2人で深夜2時半にウメと歩きましたが、こんな深夜にも歩いている人や車で走っている人がいるんですねえ。こっちもビックリしますが、向こうもギクッとするようです。
とにかくウメの下痢が治るまでは、寝不足です。
というわけで、さっき(10時半)も、コウジさんとウメの散歩に行ってきましたが、この時間でも蒸し暑くてげっそりします。梅雨もまだ明けないのに。今日はスコールのような雷雨がありましたが、ほとんど雨の降らない東京の梅雨です。

そんな中、今日ここへ来たのは、日野原重明さんが亡くなられたからです。
日野原さんは105歳の現在に至るまで、現役の医師であり執筆活動もされていた、驚異的に元気な高齢者の象徴でした。私はなにかあると、(ああ、日野原さんは105歳であんなに頑張ってらっしゃる。私も頑張らなくちゃ。)と思ってきました。

ちょうど昨日もワッチと、認知症になった高齢者の映像をテレビで見ながら、「認知症になるお年寄りとならないお年寄りがいるよね。日野原さんなんて、105歳でまだ朝日新聞のコラムにしっかりした鋭い文章を書いているんだよ。」と私が言うと、ワッチも、「どこが違うんだろうね。」と驚いたばかりでした。

なので今朝大学へ行く準備をしているワッチのところへ行って、日野原さんが先ほど亡くなったことを言うと、ワッチは準備していた手を止めて、「え!なんで!?」とびっくりしました。
呼吸不全とのことですが、105歳まで元気でいられたことの方が驚きであり、亡くなられることは当然なのでしょう。でもそれを皆が驚きをもって受け止めることに、日野原さんの超人性を見ます。
寂しい限りですが、今まで私たちに大きな力を与えて下さり、有難うございました。心からご冥福をお祈りします。

私は最近、死んでも生きていてもあまり大差ないような気がしてきました。
それは先日のテレビで、ティック・ナット・ハンさんというベトナムの宗教家の番組をふと見たからなのですが、ティック・ナット・ハンさんは、ダライ・ラマ4世と並ぶ現代の2大宗教家なのだそうです。そのティック・ナット・ハンさんは、「条件がそろうと私たちは人間の形で存在しているが、条件がそろわなくなるとそこから離れ、別の形で存在している。」というようなことを言いました。なるほど、とてもしっくりくる考えだと思いました。

私の家では、小さな黒いクモを家の中で見たり、歩いている時に蝶がついてきたりすると、(ああ、父だ。)とか、(ああ、義父だ。)とか思います。義父は20年前に亡くなる前、「自分は死んだあと、虫や鳥になって現れるからね。」と言い残しました。なので、いいタイミングでクモや蝶が現れると、「またお義父さんだね。」「父だ!」とコウジさんと喜びます。

先週は、その父に関する書類が必要で、暑い中父の戸籍のある渋谷区役所へ行ったり、世田谷区役所へ行ったり、はたまた神戸市役所に電話したりしていました。神戸市役所から書類を郵送してもらうために、近所の郵便局へ小額小為替を買いに行ったり。 私は東京や横浜で生活していますが、先祖を辿ると、大阪や名古屋や和歌山に親戚がいるようです。昨日は母のいる横浜の実家に行っていましたが、母がまだ歩けるうちに、渋谷の父の実家(のあったところ)や、名古屋や大阪に行こう!と母と盛り上がりました(和歌山は、母と父で行ってきたので、母はそっちはいいそうです。私は行きたいけれど。また、父の世田谷大原の家は、東京大空襲で燃えてしまいました)。
来週は母の病院付添いもあり、実家のことで結構あれこれ忙しくしています。

囲碁も、なるべく毎日少しはやるようにしています。昨日は実家でコウジさんと母が囲碁をやりましたが、母の圧勝でした。81歳の母もまだまだいけますぞ。母は囲碁になると、途端に生き生きします。

盲目の棋士アマ4段の柿島光晴さんが、「第31回人間力大賞」というもののファイナリスト20名の中に残っていらして、23日に横浜で発表があります。 目が見えない中、視覚障害者への囲碁普及、被災地大船渡支援など、人の為に人一倍の努力をされてこられた柿島さんを応援すべく、当日会場へ行ってこようと思います。

日野原さんは数々の名言を残されましたが、「いのちの授業」で子供たちに話しかけている言葉が印象的でした。「自分が生きているということは、使える時間があるということ。大人になったら、その時間を、困っている人のために使う時が来る。」という言葉。

時間は自分のためではなく、困っている他人のために使うもの・・・
自分のことでいっぱいいっぱいの人も多い中、病や障害や貧困、その他の問題を抱えながら、なおも人の為に尽くす人がいらっしゃるのも事実です。

柿島さんは、まさにそういう人の1人です。

それでは、また。


 

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朝日アマ名人戦で、村上深さんは、惜しくも初戦敗退されてしまいました。やっぱりずっと色々なお仕事に追われていらっしゃったからお疲れが溜まっていたせいだと思いますが、残念! でも、囲碁界も将棋界同様、若い人たちが本当に頑張ってますよね。スゴイスゴイ!

私なんて、日々の忙しさにかまけて毎週の囲碁教室に、復習もできないまま(1週間碁石を触ることもないまま)参加していますが、これではせっかくお金払っているのにすごく勿体ない、とようやく数日前に思うようになりました。

それは、大森での「高次脳機能障害と囲碁」の集まりに、囲碁ボランテイアとして参加して下さっている方に、「1回3千円くらいなのだから、それだけあれば本を10冊買えますよ。」と指摘されたからですが、その言葉に頭を殴られたような衝撃を受けました。
私は本が大好きですから、(そうか!本10冊と同じくらい、自分にとって価値のある濃い時間を過ごさなければ、勿体ないことだったんだ!)と気づいたのです。

だから、次回の土曜日までには、「時間がない。」と言い訳ばかりしていないで、もっと勉強しないと。
ということで、昨日は撮りためてあるNHKEテレの「囲碁フォーカス」の1回分をコウジさんと見ました(そういえば、先日の大森の集まりの時には、この番組を作られているスタッフの方も見学にいらしていました)。

その大森の会には、視覚障碍をお持ちの方もお2人参加されていました。どちらも大船渡囲碁祭りでお知り合いになった方たち(KさんとSさん)なので、その日もSさんの隣に座ったり、「ダイアローグ イン ザ ダーク」で勉強したように、お声かけしたり部屋の移動の際には、腕につかまってもらったりしました。お役に立てると、すごく嬉しくて、ドキドキ、心臓が高鳴ります。

Kさんが飼われている盲導犬のPちゃんも、相変わらず可愛くて、夫コウジさんは、盲導犬の仕事中は触ってはいけないと言われているにもかかわらず、Pちゃんの丸くて賢そうな頭を撫でていました。Pちゃんもシッポを振って喜んでいましたが、Kさんは、「Pはまだ若いから、すぐ喜んでしまう。」と困っていました。
先週の渋谷での国際視覚障害者囲碁大会でも、私とコウジさんはPちゃんと会ったので、Pちゃんは私たちの顔を、どうも覚えてくれているような気がします。私は大船渡でもPちゃんのそばをウロウロしていましたし。

Sさんは、「囲碁は本当に面白いですよ!」と真剣に私に言われますし、Kさんも柿島さんも勿論囲碁が好きで熱心に取り組んでいらっしゃるから、やっぱり囲碁は面白いのでしょう。前回の石倉先生の囲碁教室では、一緒に習っている初心者の方が、「20級くらいになったら、囲碁が面白くなるのでしょうか?」と質問されていましたが、同感です。今はまだ面白いというところへはいっていなくて、どう打てばいいのかさえ、よくわかりません。

それはともかく、その次の日の月曜日は、八王子で講演会打ち合わせがありました。
(八王子の講演は、11月26日(日)で、場所は京王プラザホテルです。詳細はまた追ってお知らせします。)

八王子は私の家からは遠いのですが、主催者が八王子パイロットクラブさんというところで私以外は皆さん八王子の方ですから、行ってきました。このパイロットクラブさんの話は、また長くなるので別の日にしますが、電車に乗っていると、何度か多摩川を渡りました。私の住む世田谷区は、多摩川下流の方ですが、八王子の方は上流の方です。河川敷の景色も違って、世田谷や大田区や川崎あたりは、河川敷で遊んだり運動したりする人の数がすごく多いのに比べ、府中や日野の方は、草木が多く、人は見当たりませんでした。ホームレスさんのいる小屋やブルーシートも、こっち世田谷の方は沢山あるのですが。人が多い方が、ホームレスさんや、ホームレスさんによって世話されている多摩川猫たちの数も多いのでしょう。

翌火曜日の夜には台風が東京にも来るというので、ホームレスさんのためにちょっとちょっと集めてあった食料や猫缶、衣服など持って、火曜夕方、コウジさんとウメと多摩川へ向かいました。
(この日、コウジさんは定期的な診察があったので、有休を取っていました。)

その時撮ったウメの写真を添付します。河川敷に来ると、ウメはとてもいい表情をします。広々している場所ですから、嬉しいのでしょうか。

ホームレスさんは、増水に注意を促す紙を持っていました。区の職員が配りに来たそうです。河川敷で暮らす人々のことを行政がちゃんと気にしてくれていることを、嬉しく思いましたが、以前多摩川が増水した時に、ホームレスさんや猫たちが流されてしまった悲劇がありました。河川敷で暮らすことは、まさに命の危険と隣り合わせなんです。 
「今晩、気を付けて下さいね。」とホームレスさんや猫に挨拶して、帰ってきましたが、今回の台風は、多摩川には被害を及ぼさず去ったのでほっとしました。

でも今朝のニュースでは島根が、夜のニュースでは福岡・大分が記録的豪雨に見舞われて大変なことになっています。どうか被害が甚大なものになりませんように・・・ 行方不明の方も出ているようで、心配です。









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