どうなのでしょう、ブログは1回を長く詳しく書き、更新頻度を少なくするのと、頻度は高いけれど内容は短く簡潔なのと、どちらがいいのでしょうね。頻度は高く内容も詳しいのが一番いいのかもしれませんが、そんなことしたら私はずっとブログを書く生活になり、生活が成り立ちません(笑。1円ももらえないので)。
こういうことを考えるということは、書きたいのになかなか書けないことに罪悪感やイライラを抱いている証なのでしょうね。で、頻度は高く内容は簡潔にがいいのでは?と考え始めている証なのでしょう。
・・・と、いつも我ながらクヨクヨしているものだ。嫌になってしまう。
昨日は八王子で講演でした。82回目なのに、またまた反省点の多かったこと。ずっと落ち込んでいます。
昨日の講演は、いつもの講演とはまったく別種のもので、八王子東京パイロットクラブさんの設立20周年記念事業でした。会場も京王プラザホテル八王子の結婚披露宴会場に使える広間で、天井からはシャンデリアが。テーブルはいくつもの円卓。参加者の方々は、地元八王子の会社経営者や病院理事、市長、議員、全国から集まられたパイロットクラブ会員の方々・・・ もしかして、当事者家族は数人だったかもしれません。
私は1時間10分で「当事者の居場所」「介護者への支え」の2点が大切だということを訴えましたが、資料配布やスライドを使わなかったので(これは私の打ち合わせ不足)、観客の皆様は私の話だけで理解をされないといけなかったのです。
なのに、私はコウジさんが倒れた経緯や就労の話をうっかりほとんどしなかったので、祝賀会の席で隣席だった大会社会長の方から、「お話、良かったですよ。メモしました。でも1つだけいいですか?ご主人のように重い障害を持った人が、どういう会社に雇用され、会社はどうフォローしているのか、そういう話がなかったのだけれど、そこを聞きたかった人が多かったんじゃないかと思います。」と言われました。
それを聞いて青ざめた私。今回はたしかに特殊な集まりで、高次脳機能障害者を雇用して下さる立場である会社経営者や、支援側に立つ方々が多かったと思います(実際来てみないとわからなかったのですが)。こういう場でこそ、1人でも多くの高次脳機能障害者が働く場を頂けるために、この10年障害者枠で働き続けられているコウジさん(夫)の話を、もっと詳しくすべきだったと反省しました。当事者やご家族の皆さん、すみませんでした!
もちろん、当事者やご家族の皆さんが多い会でしたら、きっとフィットした話だったのですけれど。
今夏八王子に家族会ができたという情報は私の耳にも入っていますが、そこの方々もいらしていなかったようですし、もしかして今回の講演会のことをご存知なかったのかもしれません。あるいはお忙しい方ばかりだったのかな。お会いしたかったけれど、残念でした。
先週の町田市講演は、これはとてもいい会でしたので、次回のブログに丁寧に書きますが、その前の金沢講演でも、やっぱりちょっと失敗しました。(こう書くと、失敗ばかりのようですが、きっと自分に課すハードルが、講演を重ねる度に高くなっているせいと思っています。)
最近の講演では、なるべくコウジさんの具体的なエピソードをお話することにしています。その方がこの障害のことを理解しやすいと思うからです。でも、共感してもらえるだけではなく、まだこの障害を負ったばかりのご家族には、(ああ、13年経ってもまだそんな感じなのか。)とがっかりさせてしまうこともあるようです。(それが金沢。)
そこが、なかなか難しい。たしかにこの障害はゆっくりゆっくり改善していくので、早く直そうと期待されていた家族には、落胆させてしまう話をしているのかもしれません。でも、そうじゃないのですよ、なかなか良くはならないけれどたしかに回復方向に進んでいますし、その過程が日常となります。日常とは、前へ進む毎日であって、昔のことと今を比べるというのは日常ではありません。その日常には、笑いもあり涙もあり、怒りもあり落胆もあります。
でも、障害を負った当初は真っ暗闇で何も見えなかった周りに、段々と手を差し伸べてくれている人の姿、同じように悩んでいる人たちの姿が見えてくる。そうした人たちと繋がりながら、一歩一歩進んで行く日常、自分もたくましく、視野が広がって考えも深くなっていく日常に、実は大きな幸せがあるように思います。13年が過ぎた今、それは確信となっています。
だから、そこが伝わるようなお話の仕方をしないといけないのだなあ、と反省しているところです。
金沢の講演主催者と相談し、講演後の私のフォローを、主催者が出されている会報に載せて頂くことにしました。
今日はこんな感じでもう寝ます。
最近ウメの下痢で、夜中の2時半、4時、6時と起こされることが多く、寝不足です。今日病院へ連れて行こうとしましたが、1時間半動物病院とは逆方向へあちこち引っ張って行かれたので、もう疲労困憊して行くのをやめました。まあ、それだけ元気なウメなので、多分心配ないと思うのですが。
おやすみなさい。(明日はワッチが1限から授業なので、私もまた5時起きです。)
こういうことを考えるということは、書きたいのになかなか書けないことに罪悪感やイライラを抱いている証なのでしょうね。で、頻度は高く内容は簡潔にがいいのでは?と考え始めている証なのでしょう。
・・・と、いつも我ながらクヨクヨしているものだ。嫌になってしまう。
昨日は八王子で講演でした。82回目なのに、またまた反省点の多かったこと。ずっと落ち込んでいます。
昨日の講演は、いつもの講演とはまったく別種のもので、八王子東京パイロットクラブさんの設立20周年記念事業でした。会場も京王プラザホテル八王子の結婚披露宴会場に使える広間で、天井からはシャンデリアが。テーブルはいくつもの円卓。参加者の方々は、地元八王子の会社経営者や病院理事、市長、議員、全国から集まられたパイロットクラブ会員の方々・・・ もしかして、当事者家族は数人だったかもしれません。
私は1時間10分で「当事者の居場所」「介護者への支え」の2点が大切だということを訴えましたが、資料配布やスライドを使わなかったので(これは私の打ち合わせ不足)、観客の皆様は私の話だけで理解をされないといけなかったのです。
なのに、私はコウジさんが倒れた経緯や就労の話をうっかりほとんどしなかったので、祝賀会の席で隣席だった大会社会長の方から、「お話、良かったですよ。メモしました。でも1つだけいいですか?ご主人のように重い障害を持った人が、どういう会社に雇用され、会社はどうフォローしているのか、そういう話がなかったのだけれど、そこを聞きたかった人が多かったんじゃないかと思います。」と言われました。
それを聞いて青ざめた私。今回はたしかに特殊な集まりで、高次脳機能障害者を雇用して下さる立場である会社経営者や、支援側に立つ方々が多かったと思います(実際来てみないとわからなかったのですが)。こういう場でこそ、1人でも多くの高次脳機能障害者が働く場を頂けるために、この10年障害者枠で働き続けられているコウジさん(夫)の話を、もっと詳しくすべきだったと反省しました。当事者やご家族の皆さん、すみませんでした!
もちろん、当事者やご家族の皆さんが多い会でしたら、きっとフィットした話だったのですけれど。
今夏八王子に家族会ができたという情報は私の耳にも入っていますが、そこの方々もいらしていなかったようですし、もしかして今回の講演会のことをご存知なかったのかもしれません。あるいはお忙しい方ばかりだったのかな。お会いしたかったけれど、残念でした。
先週の町田市講演は、これはとてもいい会でしたので、次回のブログに丁寧に書きますが、その前の金沢講演でも、やっぱりちょっと失敗しました。(こう書くと、失敗ばかりのようですが、きっと自分に課すハードルが、講演を重ねる度に高くなっているせいと思っています。)
最近の講演では、なるべくコウジさんの具体的なエピソードをお話することにしています。その方がこの障害のことを理解しやすいと思うからです。でも、共感してもらえるだけではなく、まだこの障害を負ったばかりのご家族には、(ああ、13年経ってもまだそんな感じなのか。)とがっかりさせてしまうこともあるようです。(それが金沢。)
そこが、なかなか難しい。たしかにこの障害はゆっくりゆっくり改善していくので、早く直そうと期待されていた家族には、落胆させてしまう話をしているのかもしれません。でも、そうじゃないのですよ、なかなか良くはならないけれどたしかに回復方向に進んでいますし、その過程が日常となります。日常とは、前へ進む毎日であって、昔のことと今を比べるというのは日常ではありません。その日常には、笑いもあり涙もあり、怒りもあり落胆もあります。
でも、障害を負った当初は真っ暗闇で何も見えなかった周りに、段々と手を差し伸べてくれている人の姿、同じように悩んでいる人たちの姿が見えてくる。そうした人たちと繋がりながら、一歩一歩進んで行く日常、自分もたくましく、視野が広がって考えも深くなっていく日常に、実は大きな幸せがあるように思います。13年が過ぎた今、それは確信となっています。
だから、そこが伝わるようなお話の仕方をしないといけないのだなあ、と反省しているところです。
金沢の講演主催者と相談し、講演後の私のフォローを、主催者が出されている会報に載せて頂くことにしました。
今日はこんな感じでもう寝ます。
最近ウメの下痢で、夜中の2時半、4時、6時と起こされることが多く、寝不足です。今日病院へ連れて行こうとしましたが、1時間半動物病院とは逆方向へあちこち引っ張って行かれたので、もう疲労困憊して行くのをやめました。まあ、それだけ元気なウメなので、多分心配ないと思うのですが。
おやすみなさい。(明日はワッチが1限から授業なので、私もまた5時起きです。)