東京の桜は、散り始めました。
例年にない早さで咲き始めた今年の桜、暖かい日が続いたせいか、あっという間に散ってしまうんだなあ・・・。
この時期は、なんとなく、切なさや、はかなさというものを感じますよね。
来年までもう見られないので、ウメとの散歩もなるべく時間をかけて桜を見て歩いているのですが、ウメがこの笑顔で歩いているからか、よく人から声をかけられます。
「かわいいですね。」「太ってますね。」「大きいけど、秋田犬ですか?」などなど。
その都度足を止めて話すので、さらに時間のかかる散歩となっています(笑)。
でも、ウメも今11歳。人間でいったら、60歳を超えるそうです。中型犬は1年に6年くらい年をとるそうなので、来年、再来年もこうして一緒に桜の時期歩けていたらいいけれど、「年取ってますね。」と言われることもしばしば。
できれば柴犬の平均寿命と言われる15,6歳までは、元気でいてほしいな。
そういう目で、前を行くウメのでっぷりした背中を見ていると、お稲荷さんみたいでおかしい一方、太り過ぎで早死にしないか心配で、獣医さんから言われているように、心を鬼にしてご飯を少なく、おやつはあげないようにしないと、と思うのですが。
とにかく毎日ウメと一緒に歩く時間は、たしかに時間がかかって大変だけれど、色々な意味で有難い時間と思います。大好きな犬と楽しい時間を共有できる、1日最低2回は外へ出て、景色を見たり人と話せる、歩くのは、健康のためになる、気分をリフレッシュできる・・・ など。
でも、明日は囲碁教室なのに、この2週間全く碁石を触っていないという事実(泣)。買ってあるテキストも、開いていないし。このブログを書く時間があるなら、1ページでも読まないとね。ということで、今からちょっと読みます。 ちなみに囲碁歴20年の母に、「全然家で囲碁の勉強していない!」と言うと、「しなくていいのよ。そこにいって打っていれば。」と悠然と答えるので、ちょっとほっとします。・・・でも、それで本当にいいのだろうか?
昨日は叔父が来てくれたので、たけのこご飯で歓待しました。1人暮らしなので、心配であれこれ質問しましたが、78歳の叔父のところに、民生委員さんとか、市区町村の人とか、近所の人とか、誰も来ないし、電話もかかってこないそうです。1人暮らしの高齢者って、そういうものなのでしょうか。
優しい叔父は独身で、母親(私の祖母)と仲良く2人で暮らしていましたが、97歳まで生きた母親の介護をして見送ったあとは、1人です。姉である私の母や父が、よく叔父のところへ様子見に行っていましたが、母も高齢で行けなくなり、父も亡くなりましたから、辺鄙なところに住んでいる叔父のところへ行く親戚は(私も含め)いなくなりました。
ウメのことが大好きな叔父は、年に1~2度、片道2時間半近くかけて私の家へ来てくれるようになりましたけれど、今は元気な叔父が、この先心配です。
でも、1人暮らしの高齢者って、きっとすごく多い日本ですよね。子どもがいても先立たれる場合もあるし、子どもが障害者になる場合もありますし。
叔父には私がいますから大丈夫ですが、私やコウジさんの老後のことも、そろそろ考えなくちゃなあ、と思います。
私も、いつまでも健康とは限らないですし、その保証もないです。。
忙しさにかまけて、今年は健康診断受け損ねましたから、来年度は受けなくちゃ。
自分のためだけでなく、家族のためにも。
・・・どうでもいいことですが、写真のウメの口に、桜の花びらがついています(笑)。