昨日の夜ご飯は「味噌煮込みうどんにしようね。」、とコウジさんと決めていました。
でも夜ご飯はいらなかったはずのワッチが帰ってきて、「ピザが食べたい!」と言うと、コウジさんまで「僕もピザが食べたい!」と心変わりし、ピザになりました。
でもピザって、とても高いですよね。3人で食べたら5千円くらいしちゃうので、テイクアウトにしました。テイクアウトだと、半額になるらしいので。
取りに行くのは、コウジさん。「僕が行くよ!」と張り切るので、有難いです。でも、家から徒歩10分くらいのその場所に無事辿り着けるか心配な私は、地図を書きました。今までテイクアウトで何度か行ってくれたことがあるのですが、ここ2年くらいは行っていなかったので。
けれどコウジさんは地図を見るなり、「こんな地図要らない。覚えた。簡単。」と出て行こうとします。せめて携帯電話は持って行って、と頼むと、不承不承それは持って出かけました。
コウジさんが珍しく夜間に家を出て行くので、犬のウメが興奮して付いて行きたがりました。私もなんとなくコウジさんが心配だったので、携帯電話を持ってウメの散歩がてら、ピザ屋さん方面を目指すことにしました。
するとしばらくしてコウジさんから電話が入りました。なんだろう、と思って出ると、「今、〇〇が目の前にあるんだけど、場所がわからなくなっちゃった。」という心細げなコウジさんの声。
なんとそこはピザ屋さんからずっと離れた場所なので、なんでそっち方面へ行ってしまったのだろう、とがっかり。受け取り時間に遅れてしまうから、携帯で「〇〇を前に見て、駅とは逆方向に歩いて」「信号を左に曲がって」など指示しながら、急いでウメとピザ屋さん方面へ歩きました。そして向こうから大声で電話で話しながら歩いてくるコウジさんを見つけ(もちろん電話の相手は私)、無事合流できました。
こんなことなら、私が行けば良かったよ。トホホ。
コウジさんがなぜ迷ったのかはわかりませんが、やはり地誌的障害は残っているんだなあ、と思いました。
コウジさんも「携帯を持ってて良かったよ。」とほっとしていました。
家でちょっと冷めたピザを食べましたが、ワッチは「私は冷えたピザが結構好き!」と喜んでいる、変り者です。
ところで昨日コウジさんは、有休を取って病院で受診でした。私が車で病院まで連れて行き、待合室で順番を待っていると、そこにあったテレビに内田由紀さんが映っていました。特技がフェンシングだそうで、なかなか様になったポーズをとっているのを見たコウジさんは、「「いいな、ボクなんか何も得意なものないからな。」ってぼやきました。
そこで私が、「じゃあ、囲碁は? ”囲碁初段”てカッコイイんじゃない?」と言ったら、「うん、カッコイイな。よし、初段を目指すか。」と乗り気のコウジさん。
帰宅してぼ~っとソファに座っていたコウジさんに早速、「囲碁やる?」と聞きました。すると、「やんねーよ。」とすげない返事。「なんで?病院で初段目指そうか、って言ってたじゃない。」と言うと、「そんなこと言ってた?」と忘れています。
私がなおも、「やらなきゃ初段になれないよ。」とせっつくと、「なれるんだよ。」と答えます。
驚いた私が、「どうやって?」と尋ねると、「可哀想だな、と思う人が出てくるんだよ。初段やろうか、と。」と言うのでおかしくなりました。 「囲碁の勉強を全然しないで?」と聞くと、「少しするんだよ」ですって。
「へ~」、と呆れた私は、病院行ったので疲れていたせいもあり、それ以上誘うのはやめました。
話は戻りますが、病院でもおかしいことがありました。
診察室に入ると、W先生がコウジさんに、「相変わらず猫をいじめてるんですか?」と聞かれました。『日々コウジ中』の中にも描いたように、またコウジさんは猫(ハルとチー)を構い過ぎて、猫たちに嫌がられているのです。
コウジさんは、とんでもない!、とばかりに、「いじめていませんよ!」と胸を張ります。
私が「いじめてるじゃない。昨日もチーがニャー!って怒ってたじゃない。」と言うと、W先生は、「そういう時、引っ掻かれないんですか?」と聞きます。するとすかさずコウジさんが、「引っ掻かれます!」と言って手の甲についたひっかき傷を先生に自慢げに見せました。
これで、「いじめていませんよ!」というコウジさんの言葉が嘘だったことが証明されたのですが、コウジさんはそこには気づかないんですね。W先生の方が上手(うわて)です。
・・・でも猫たちはコウジさんのことを本当に嫌がっているわけではないようで、寝る時2匹はコウジさんの布団の上や中で毎晩寝ているんですよ。
いつも服用したり塗布したりする薬を処方してもらって病院を後にしましたけれど、W先生にお会いすると私もコウジさんも安心します。もうかれこれ13年お世話になっていますから、コウジさんのことは何でもわかって下さっています。
さてさて、今日は興奮しました。
井山裕太さんと中国の謝爾豪さんとの世界戦LG杯第2局、ネットで見ていましたが、負けそうだったのに粘った井山さんが、わずか半目差で勝ちましたね!
これで1対1です。明日の3局目で、どちらが世界王者になるか決まりますので、ドキドキします。
井山さん、お疲れだと思いますが、どうぞ頑張って下さい!!
でも夜ご飯はいらなかったはずのワッチが帰ってきて、「ピザが食べたい!」と言うと、コウジさんまで「僕もピザが食べたい!」と心変わりし、ピザになりました。
でもピザって、とても高いですよね。3人で食べたら5千円くらいしちゃうので、テイクアウトにしました。テイクアウトだと、半額になるらしいので。
取りに行くのは、コウジさん。「僕が行くよ!」と張り切るので、有難いです。でも、家から徒歩10分くらいのその場所に無事辿り着けるか心配な私は、地図を書きました。今までテイクアウトで何度か行ってくれたことがあるのですが、ここ2年くらいは行っていなかったので。
けれどコウジさんは地図を見るなり、「こんな地図要らない。覚えた。簡単。」と出て行こうとします。せめて携帯電話は持って行って、と頼むと、不承不承それは持って出かけました。
コウジさんが珍しく夜間に家を出て行くので、犬のウメが興奮して付いて行きたがりました。私もなんとなくコウジさんが心配だったので、携帯電話を持ってウメの散歩がてら、ピザ屋さん方面を目指すことにしました。
するとしばらくしてコウジさんから電話が入りました。なんだろう、と思って出ると、「今、〇〇が目の前にあるんだけど、場所がわからなくなっちゃった。」という心細げなコウジさんの声。
なんとそこはピザ屋さんからずっと離れた場所なので、なんでそっち方面へ行ってしまったのだろう、とがっかり。受け取り時間に遅れてしまうから、携帯で「〇〇を前に見て、駅とは逆方向に歩いて」「信号を左に曲がって」など指示しながら、急いでウメとピザ屋さん方面へ歩きました。そして向こうから大声で電話で話しながら歩いてくるコウジさんを見つけ(もちろん電話の相手は私)、無事合流できました。
こんなことなら、私が行けば良かったよ。トホホ。
コウジさんがなぜ迷ったのかはわかりませんが、やはり地誌的障害は残っているんだなあ、と思いました。
コウジさんも「携帯を持ってて良かったよ。」とほっとしていました。
家でちょっと冷めたピザを食べましたが、ワッチは「私は冷えたピザが結構好き!」と喜んでいる、変り者です。
ところで昨日コウジさんは、有休を取って病院で受診でした。私が車で病院まで連れて行き、待合室で順番を待っていると、そこにあったテレビに内田由紀さんが映っていました。特技がフェンシングだそうで、なかなか様になったポーズをとっているのを見たコウジさんは、「「いいな、ボクなんか何も得意なものないからな。」ってぼやきました。
そこで私が、「じゃあ、囲碁は? ”囲碁初段”てカッコイイんじゃない?」と言ったら、「うん、カッコイイな。よし、初段を目指すか。」と乗り気のコウジさん。
帰宅してぼ~っとソファに座っていたコウジさんに早速、「囲碁やる?」と聞きました。すると、「やんねーよ。」とすげない返事。「なんで?病院で初段目指そうか、って言ってたじゃない。」と言うと、「そんなこと言ってた?」と忘れています。
私がなおも、「やらなきゃ初段になれないよ。」とせっつくと、「なれるんだよ。」と答えます。
驚いた私が、「どうやって?」と尋ねると、「可哀想だな、と思う人が出てくるんだよ。初段やろうか、と。」と言うのでおかしくなりました。 「囲碁の勉強を全然しないで?」と聞くと、「少しするんだよ」ですって。
「へ~」、と呆れた私は、病院行ったので疲れていたせいもあり、それ以上誘うのはやめました。
話は戻りますが、病院でもおかしいことがありました。
診察室に入ると、W先生がコウジさんに、「相変わらず猫をいじめてるんですか?」と聞かれました。『日々コウジ中』の中にも描いたように、またコウジさんは猫(ハルとチー)を構い過ぎて、猫たちに嫌がられているのです。
コウジさんは、とんでもない!、とばかりに、「いじめていませんよ!」と胸を張ります。
私が「いじめてるじゃない。昨日もチーがニャー!って怒ってたじゃない。」と言うと、W先生は、「そういう時、引っ掻かれないんですか?」と聞きます。するとすかさずコウジさんが、「引っ掻かれます!」と言って手の甲についたひっかき傷を先生に自慢げに見せました。
これで、「いじめていませんよ!」というコウジさんの言葉が嘘だったことが証明されたのですが、コウジさんはそこには気づかないんですね。W先生の方が上手(うわて)です。
・・・でも猫たちはコウジさんのことを本当に嫌がっているわけではないようで、寝る時2匹はコウジさんの布団の上や中で毎晩寝ているんですよ。
いつも服用したり塗布したりする薬を処方してもらって病院を後にしましたけれど、W先生にお会いすると私もコウジさんも安心します。もうかれこれ13年お世話になっていますから、コウジさんのことは何でもわかって下さっています。
さてさて、今日は興奮しました。
井山裕太さんと中国の謝爾豪さんとの世界戦LG杯第2局、ネットで見ていましたが、負けそうだったのに粘った井山さんが、わずか半目差で勝ちましたね!
これで1対1です。明日の3局目で、どちらが世界王者になるか決まりますので、ドキドキします。
井山さん、お疲れだと思いますが、どうぞ頑張って下さい!!
コメント
コメント一覧 (4)
日々こうじちゅう、まだ読んではいませんが必ず買います!!
おはようございます。コメント有難うございます。
北海道は旭川、札幌、帯広、函館に「脳外傷友の会 コロポックル」という家族会があり、どこもとても元気な家族会。何でも教えてくれますし、仲間がいっぱい! コンタクトされることをお勧めします。皆ちーちゃんさんと同じように、最初はショックを受けたり色々な手続きなど発生してきて疲れたり、周りに相談できる人がいなくて孤独になったり、ホントに色々あります。でも全部勉強で、色々な人と繋がっていくうちに、社会のこともわかってきますし、今までの自分は何だったの?無知でなんて狭い世界にいたの?きゃあ、恥ずかしい~、とというくらい世界がパ~ッと開けてきます。ご安心ください。相談できる人、支えてくれる人は沢山います!
もちろん、ここも私だけでなく、読まれている仲間、先輩が答えてくれます。お気軽にコメントくださいね。
それにしてもよくここを見つけてくれました。大体本を読まれたり私の講演にいらした方が、ここを探し当てられるのですが、逆のパターンもあることを、今初めて知り、嬉しく思います。
私の本は、今月半ばくらいに増刷、アマゾンや書店で注文できるようになりますので、まさにグッドタイミングです。今は在庫切れで、電子書籍しかないかも。でもホント、もう今週あたりから買えるようになりますので、そうしたらこのブログでお知らせしますから、引き続き読んでいてくださいね。 (続く)
私はブログを2010年9月から書き始めていて、それを全部読むと数か月かかるかも(笑)しれませんけれど、高次脳機能障害についてミニ講座をシリーズで続けていた時もあります。それがいつだったか、思い出せませんが、検索されると出てくるかも。
でもとにかくわからないことがあったら、コメント下さい。すぐお教えします。
(ただ、今日は実家に行くため、10時くらいから16時くらいまでお返事できないです。すみません。)
ではまた!