皆さんは、ご家族が高次脳機能障害になられた時、1番最初に読んだガイドブックは何でしたか?

 私は、中島恵子先生の 「脳の障害と向き合おう!」 (ゴマブックス) でした。

 この本は、字も大きくて読みやすいですし、なんといっても ?「脳くん」 のイラストが、かわいくてかわいくて。

 脳くんは、深刻な障害を、ソフトにユーモラスに説明してくれるので、随分心が軽く、明るくなり、どれだけ脳くんに助けられたことか。有り難う、脳くん!

 マンガの持つ力は、バカにできません。

 講師控え室で、初めて著者の中島先生にお会いし、ずっと大切に読んできて手垢のついたその本に、サインして頂きました。 (ミーハーな私。)

 中島先生のご講演は、このかわいい脳くんが進めてくれるのですから、たまりません。

 1時間半もの長い間、テンポ良く、わかりやすく、的確で、面白く、明るく、良く通られる声で、と何拍子も揃った中島先生のお話は、何かお芝居やドラマを見るかのように、聴く者の心を躍動させてくれました。

 聴かれた皆さん、元気になりましたでしょう?? まだ一度も聴かれたことのない方は、是非中島先生のご講演へ行かれてみて下さい。 きっと元気を貰えますよ?!(勿論、知識や情報も盛沢山で、すごく勉強になります!)?

 それに引き換え、私はまだ素人ですから、中島先生の100分の1くらいしか、話力がありません。 ま、これから頑張って、うまくなるよう努力します。 (多分むなしい努力になりそうですが。)

 くも膜下出血が原因の高次脳機能障害は、「障害者はハッピーで、そばの介護者が疲れている。」、と伺い、我が意を得たり、と喜びました。その通りです。

 作話が多いのも特長とか。 なあんだ、そうだったのか・・・。中島先生のお話のあちこちで頷き、安心しました。

 その次が私の番でしたが、私が話せるのは、20分でしたので、忙しかった?。

 なんとか話終わり、次は家族会代表へバトンタッチ。

 当事者家族でありながら、支援者側の視点から細かな、私も知らないお話をされていました。 私ももっと勉強しないと。

 会場では、中休み中や、講演が終わってから、何人かの方とお話しました。

 コウジさんの、三重県に住む友人がいらしてくれていたのが、嬉しいサプライズでしたし、元気いっぱいの介護者の方、ブログに投稿下さっていた方々など、ワイワイひとしきりお話してから、夕方からの、くも膜下出血友の会 「くるみ」 の皆様との会食へ、流れて行きました。

?(つづく)