昨日があんなに暖かかったのに、今日は寒いこと寒いこと。

 ワッチが、「春一番の次の日は、寒いんだよ。」 と教えてくれました。

 午前は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が出版している、月刊誌の取材でした。 お話したいことばかりで、2時間しゃっべりっぱなしでした。

?お昼を食べると急いで、たまたま地元にあった、犬猫里親探しの団体の会議へ、自転車を走らせました。

 そこで3時間、専ら代表やほかのスタッフが話されるのを聞いていました。 (最初なので、会のことが何もわからないため。)

 そこには、私くらいの年代の女性が20人ほどいて、代表の女性が驚くほどてきぱきと、会議を進められていました。

 ○いついつには、A県から、数十匹の犬猫を代表が連れ帰るので、来月の譲渡会で里親を探す。

 ○B県でブリーダー崩壊 (そんな言葉、初めて聞きました。) があったため、何十頭の犬が出たが、CとD (共に他の団体) が入っているので、今回うちは入らないことにした。 困った場合は、声をかけてくれるよう言ってある。

 ○E県のFという所で、雑種の子犬が沢山出た。 それをGという団体が引き受ける代わりに、その団体からうちが、小型犬を引き取るので、譲渡会へ出す。

 ○Hへ行った帰りに、I県動物愛護センターへ寄って、ピックアップして来る。

 ○J県から引き取って来る犬は、5月初めの譲渡会で出す

 ○来月の譲渡会は3回あるので、同時開催のフリマと譲渡会のうち、どれか2回は各々参加してほしい・・・。

 といったような連絡事項が、次々メンバーに申し渡される度に、皆さんも頷きながら質問も活発にされ、それに対して代表が直ちに返答していました。

 ほかにも、預かりさん (保健所などから救ってきた犬猫を、里親が見つかるまで自宅で世話する人のこと) の犬の扱い方に関しての注意・確認事項や、団体の月間収支報告が細かく説明されたり、来月の譲渡会での役割分担が発表される中、新たに 「そこは私がやります!」 と手を挙げられる人に、会場から拍手が起きたり・・・。

 初めて参加した私は、会の余りの熱気とテンポの良さ、しっかりした運営を目の当たりにして、ただただ目を丸くするばかりでした。

 私の知らないところでこんなにも、恵まれない犬猫のために、一所懸命奔走されている方が (自分の時間やお金を費やしながら、文字通りのボランティアとして。) いることに、改めて感激しました。

 1つの団体が、現在殺処分されている、全ての犬猫を救うところまではできないものの、単純計算して、こうした団体が例えば100あれば、全てを救えるのでは、と思いました。 (そう簡単には、行かないのかも知れませんが。)

 とにかく私が入った団体は、皆さんが手分けして、かなりの数の犬猫を助けているのです。

 病気の犬猫は、まず病院へ連れて行きますが、良心的なその獣医さんは、3回のレントゲンを1回分としてくれたり、なかなか治療費を請求して来られなかったり、助かっているという話もありました。

 人々の善意により、同じ地球上に生きる犬猫が、理不尽に命を奪われることのない日本になれるよう、私もできることをしなくちゃ。