朝、熱が36度台になったので、気を良くして動き回り過ぎてしまったら、また夜になって熱が上がってきました。 不覚。
鼻水、頭痛、だるさ、熱、咳・・・ もうダメです。
でもとりあえず、この前の日曜日の、統一選挙の話だけでもして寝ます。
世田谷区議と区長を決める選挙が、あまり盛り上がらない中ありました。
またコウジさんと、今度は、ウメなしで出かけました。 (前回の都知事選は、ウメ連れで失敗したので。)
投票場所に向かいながら、なぜ都知事選の時、出口を間違えたのか、と私になじられたコウジさんは、「お前先に行ってよ。 オレわかんねーよ。」 と開き直りました。
それをなだめて、並んで歩いて行くと、投票を終えた人が、こちらに帰ってきます。
それを見て、「本当だ。 一方通行じゃない!」 と驚くコウジさん。
さて、区議には、私は高次脳機能障者のことを考えてくれている、Iさんに投票することに決めていました。
コウジさんは、誰もわからないので、私と同じIさんに投票する、と言ってました。
けれど、コウジさんの頭の中は、そのIさんと、家の近所のWさんとが、ごっちゃになっていて、家を出る前も、Wさんだと思っていました。
ウメの散歩の時、Wさんちの前を毎回通り、顔写真ポスターを何度も見ているから、Wさんだけは頭に入っているのです。
それで仕方なく、投票所ではコウジさんの隣のボックスに立ち、沢山の名前を前に迷っているコウジさんに、「ほら、右下の方! Iさんだよ!」 とコソコソ声で教えました。
コウジさんも、「ああ!」 と書けた様子。
次に区長ですが、これまたコウジさんには意見がないので、脱原発派のHさんに一緒に投票することに決めました。 以下同様。
そして、来た廊下を戻りながら、「一方通行じゃない!」 と相変わらず感動しているコウジさん。 (ここだけ読まれた方は、意味がわからないかも知れませんね。 前回の選挙の時、コウジさんは一方通行だと思いこみ、投票後、来た道ではなく、違う出口をわざわざ捜して、そこから出たため、とても遠回りで帰ってきて、切れたのです。)
結局、IさんもWさんもHさんも当選したので、良かったです。
それに関連しますが、島根の西村さんからメールで、今月から世田谷で一人暮らしを始めた、高次脳機能障害のご子息太助さんが、区長候補のHさんの街頭演説で、なぜか旗持ちをした、と、その時の写真を送ってきてくれました。
西村さんの知人が、たまたまH候補の選挙手伝いをしていた縁から、そういうことになったとのことです。
太助さんはH候補の隣で、高次脳機能障害者への支援を呼びかけたそうですよ! 素晴らしい!
H候補、いえ、もうH区長ですね、期待していますよ?!
ではおやすみなさい。
コメント
コメント一覧 (4)
コウジさんのこうじです。
熱は下がって、落ち着いたでしょうか?
統一地方選ご苦労様です。
有権者の権利ですから、行使しないと損ですからね、投票は。
その前の話ですが、スーちゃん亡くなりましたね。
僕はもともとファンというレベルではなかったのですが、
小学校の頃の思い出として、解散の時のフレーズは
今でも記憶に残っています。
でも、その中でもおっとり系だったスーちゃんが
乳がんで亡くなりました。19年も闘病していたんだそうです。
僕らが思っていた通りに、おっとり系で優しい人だったんですね。
亡くなったスーちゃんは、天国でも、おっとり系でみんなのために
尽くしているんでしょうね、たぶん。
スーちゃんはがんに打ち勝つために闘病していたんだと思います。
がんで余命宣告された人(スーちゃんはそうじゃなかったと
思いますが)は、つらいんでしょうね。
余命宣告されて助かった人は、最高に幸せを感じるのでしょうが
余命宣告されて亡くなった人の気持ちを知ることはできませんから、
「本人は、こんな気持ちだったのではないかな?」と想像でしか
僕らは知ることができません。
僕も高次脳機能障害を負わされて、事故に遭うまでは、
知識としては名称なんかは知っていました。
でも、それがこれほどまで辛いものとはわかりませんでした。
余命宣告は、精神的な苦痛と肉体的な苦痛の頂点で、亡くなるので
「死」がゴールですから、これほど辛いことはないでしょう。
でも、高次脳機能障害を負わされた僕は、精神的な苦痛のゴールが、
どこかわからずに進まなければならないので、辛いです。
僕が、余命宣告を受けて死んだわけではないので、
どちらが辛いのかはわかりません。
でも、いろんな本を読むと、高次脳機能障害のゴールには
「完治」がなく、何か障害が残ることは分かります。
しかも、本人が書いたものではない本も多くあります。
礼さんの本もそうですよね。
僕は、精神障害者になってしまいましたが、退院直後より
肉体的にも悪化しているんじゃないかって思います。
軽度の高次脳機能障害だから、自覚はしてますし、周囲にも
配慮しているつもりでいます。
でも、記憶障害もあるので、不適切に行動することもあるようです。
でも、これを、辛いと思う気持ち、辛いということを実際に感じる、
辛い気持ちの実感と言えばいいのかな?それがないんです。
でも、周りの人に悪いことをしたという気持ちはあるんです。
それが、辛いんです。リハビリの先生も、高次脳機能障害を
知識として知っていて適切なリハビリをしてくれるから
ついて行っていますが、高次脳機能障害の経験はないんですよね。
高次脳機能障害と言っても、症状はみんな違うようですから
仮に経験したことがあっても、同じ症状の人がいれば、
その辛さは、わかるかもしれませんが・・・。
余命宣告を受けた人には及ばないかもしれませんが、
それなりの苦しみがあるはずです。
でも、その精神的な苦痛を感じる感覚も無くなっているのが
悲しいんです。
僕は、「たぶん、これくらい辛いはず」と辛さのレベルを
頭で考えているんです。これは、すごく辛いことですよ。
辛さを直感的に感じないのが、救いなんでしょうけど。
あれ? また、話がずれてますね。話を戻して・・・・
スーちゃんは今頃、天国で幸せになっていると思います。
ご冥福をお祈りします。
あれ? スーちゃんの話じゃなかった、投票の話だ。
あ! そうじゃなくて、礼さんのカゼの話だ!!!
早く良くなって、ゴールデンウィークをむかえてくださいね。
コウジさんも、ワッチも楽しみにしてるんじゃないかな?
なんだか長くて、まとまりのない文章だなあ・・・(しゅん)。
ご投稿有難うございます。 こうじさんは、障害当事者なので、もうそれだけで充分大変なんですよ。 それ以上周りに気遣いして余計疲れてしまうことは、この際しないでいいんですよ。 (勿論、少しはした方がいいですけどネ。)
それより、世の中には私を始め、非当事者 (とはいっても、私もコウジさんと共に生きているから、限りなく当事者に近いですけど。) で、健康な人が沢山生きているのですから、どんどん頼っていいんですよ。 リハビリの先生だって、それがお仕事ですし、難しければ難しいほど、どうしたらいいか考えるのが仕事です。
健常者は障害を負ったり病気になった人を、お金持ちは貧しい人を、強い者は弱い者を助けていく、それが人間社会の、究極のあるべき姿なんですよ。
たまたまこうじさんは、弱い役にあたっているだけで、そのうち強い役が回ってくるかもしれませんよ。 また、今強い役の人も、明日には弱い役になるかもしれないんですよ。 それでいいんです。 人は助け合って生きていく。 それでこそ、人生の意義です。
みんな健康で強くてお金持ちで、そんな世の中を想像して見て下さい。 優しさ、という人間の1番の美徳が必要なくなり、きっとむなしい人生ですよ。 (そう思わない人は、逆に可哀想な人なんです。) 皆、それぞれの場で一所懸命頑張る、自分のためと同じくらい人のために頑張る、私はみんなそう生きていくべきだと思いますよ。
スーちゃんは、いくつになってもかわいくて、きれいで、純粋で、優しい女性でしたね。 私も好きでした。 健康そのもののような彼女が、病気になり、また陰では白血病の人達を支援する活動もしていた、さらに天国では被災した方々のために働くつもりだ、なんて、こんなに優しい素晴らしい方だったなんて、今始めて知りました。
彼女も自らの病気と20年間も付き合いながら、女優というやりたい事を追求し続けました。 うちのコウジさんは、家族でいる時、家族に何かする時 (お茶を入れてくれたり、肩をもんでくれたり) がとても幸せそうです。 彼はそういうことを1番したいことなのかもしれないな、と思うことがありながらも、コーラスとか、料理とか勧めています。
こうじさんも、フルートなど、好きなことを追い続けて下さいね。 辛さは感じないでいいんですよ。 大手を振って生きていって下さい。
あいにく、連休中は、テレビ取材で、あんまり休めそうにないです。 こうじさんは、ゆっくりされて下さいね。
コウジさんのこうじです。
すごくうれしいです。
もうこうなったら頑張らない程度に頑張るぞ!!!
主治医に言われたんですけど、頑張っちゃダメなんだそうです。
頑張りすぎると、症状が悪化することがあるからだそうで、
僕にもその兆候があったみたいです。
でも、適切にリハビリに専念するぞ!!!
なんか変だな、頑張るって言葉使わないほうが付かれるみたい。
あ、それから僕が始めたのはクラリネットですよ。
それと、昨日からウクレレも始めてみました。
これもリハビリですから適切に専念するぞ!!!
ゴールデンウィークは、取材とかで、忙しそうですね。
でも、それが礼さんのいいところですから、
スーちゃんじゃなくても、同じくらいみんなを助けているんですよ。
礼さん、頑張ってください。
あれ?自分が頑張るって言うのはまずいんだけど、
誰かを応援するときに使っちゃいけないのかな?
クラリネットでしたね!すみませんでした。ウクレレも始められたのですね!すごいすごい!私はピアノを小学1年生から高校年生まで続けたので、今でも少しなら弾けますけど、音楽は生活を潤してくれますし、楽しいですよね。
高次脳機能障害者のリハビリにも良いそうですし、頑張って下さい! うふふ、私も 「頑張って!」 という言葉を使ってしまいますが、こういう楽しみに頑張るのはいいことだと思いますよ。つらいこと、大変なことに頑張るのは疲れちゃいますけどね。
リハビリもこうじさんのマイペースで進めることが、最も効果出るんじゃないかと思いますよ。
自分をしっかり強く持っている時に 「頑張って」 と言われると嬉しいけれど、弱くなっている時に 「頑張って」 と言われるとつらいかもしれませんよね。 私は今、 「頑張って」 と言われると、嬉しいですよ。 こうじさんもクラリネットとウクレレの練習、頑張ってね~!