ウメが大変なことになりました。

 昨夜ワッチが 「食べたい。」、と言うので、コウジさんが焼き鳥を買いに行きました。

 少し残したので、今日ウメにあげよう、と思っていました。

 今日昼頃、私が串から鶏肉を外していた時、コウジさんに気を取られた隙に、ウメは串ごと一本食べてしまいました。

 すぐ獣医に電話すると、「開腹手術しないと駄目だ。」 と言われました。

 串が、胃や腸を傷つけると命が危ない、と言うのです。

 可哀想に、ウメは緊急手術になりました。

 でも、手術が終わって病院から電話があると、串は胃から見つからなかったそうです。

 だから、腸を全部出して調べたそうで、それでも見つからなかったそうです。

 胃に焼き鳥が数個あるので、多分その中に串がバラバラに入っているから、糞で出てくるだろうとのこと。

 ただ、胃だけの手術なら簡単だったのに、腸から食道から全部調べたので、大きな手術になったし、時間もかかったので、ウメにはダメージが大きいそうです。

 今日から1日は、ICUで監視だそうです。

 そんな電話でした。

 悲しくて、ウメに申し訳なくて、ウメが可哀想で、涙が出てきて仕方ありません。

 「レントゲンは、竹串は映らないので撮らない。」、とのことですが、今ネットで調べると、映っている話も載っていました。

 1秒を要すると思って、ネットで調べる時間はなかったし、万一串が長いまま胃に刺さったら危険だし、仕方なかったかもしれないけど、内視鏡やCT、レントゲンは撮るべきではなかったのか、胃に焼き鳥があるのがわかったなら、串もその肉と一緒に胃にあり、腸を全部出す必要はなかったのではないか・・・。

 もう終わったことですが、焼き鳥をウメのそばに置いたことが、悔やまれるのと、その処置で良かったのか悩んでしまって、おろおろしています。

 その先生は、少し高齢のベテラン先生で、おはぎちゃんやウメに湿疹やおできができても、すぐ治して下さるので、信頼しています。 きっと経験からこれが1番良い、と思われる治療を施してくれたのだ、と思うようにしていますが。

 でも・・・

 ウメが焼き鳥を食べてから、たった4時間で、ウメは 「大きなダメージ」 を受けて、病院でぐったりしているのです。

 健康優良児そのものだった、立派な柴犬のウメが・・・。

 急ぎ過ぎたのではないか。 本当にこれで良かったのか。

 結果的には、放っておいたら、糞と一緒に出たでしょうから。

 悲しくて、何もする気になりません。

 みんな、私のせいなんです。

 ウメに謝っても謝りきれません。