今日の入間市講演は、かつてないほどの熱気に溢れて驚きました。
こんな私1人の話を聞きに、埼玉県のあちこちから沢山の方がいらして下さり、中には群馬や遠く宮城県からもお越し下さいまして、恐縮の至りです。
本当に有り難うございました。
会場からのご質問もご感想も多く、会が終わったあとも非常に多くの方々とお話しし、今からノートに、どなたとどんな話をしたか、忘れないうちに書いておかなくてはならないほどです。
そして、何より嬉しかったのは、このブログにコメント下さっている、公務員のこうじさんと奥様、だふっちさん、こたぱんさん、たむたむさん、ヨッシーさんがいらして下さり、お互い初めて顔合わせしたのに、旧知の仲のように盛り上がったことでしょうか。
主婦の友社さんが一昨年の9月に、私のブログを開設して下さったことが、こうして講演のたびに、その地でのネットワーク形成に繋がるようになるとまでは、考えていませんでしたので、嬉しい誤算です。
皆さんとじかにお話し、情報交換できるのは素晴らしいですね。 こうした輪を、どんどん広げていきたいものだ、と思います。
会場からのご意見で、ああそうだな、と考えさせられたことが1点。
それは、私が祇園で7人の方が亡くなられた事故の話に触れ、「あれは運転手が1ヶ月に何回もてんかんを起こしていたのにもかかわらず、運転させていた家族にも責任があると思う。」、と申し上げたことに対し、「それは柴本さんがご存知ないだけで、実際高次脳機能障害者の方は、親がいくら止めても運転してしまう。 隠れてもしてしまう。 だから親にだけ責任を負わせるのは間違いだ。」 というご意見でした。
なるほど、そういうことはあるでしょうね。 そういう場合は、『50シーンイラストでわかる高次脳機能障害 「解体新書」』 では、その当事者の方が尊敬している人( 祖父とか医師とか) に、「運転はダメだよ。」 と言ってもらうことが有効だ、とあります。
ですので、それを提案しましたら、「そう言ったら、『あの医師は、僕が事故を起こした時責任とりたくないから、そんなことを言うんだ。』 と言って、聞かないです。」 とのこと。
結局繰り返し繰り返し、運転は危険だということをインプットし続け、どうにか運転は諦めてくれたようです。
障害者の方の運転は、本当に難しい問題ですよね。
皆様とお話し、私の方が色々情報を頂き、勉強させてもらった1日でした。
有り難うございました。
コメント
コメント一覧 (30)
こうじさんは、優しくてしっかりした奥様がついていらして、お幸せ者ですね! よかったよかった。
うちもコウジさんとワッチが、その番組を違うテレビで見ていましたよ。 私はNHKが面白くて、つい見ていました。 やること色々あるんですけど、NHKって、いい番組作りますよね。 さすがだな、と思って見ていました。 それではおやすみなさい。
今日はお疲れさまでした。
とても元気のもらえるお話でした。
この村の村民の方々に会えて、旧知の仲のように話す事が出来て力をいただきました。
帰ってきたら やはりというか早々に寝てしまい 今頃 目が覚めました。
今日 お聞きした事など整理するのは これからまた寝て 朝になって起きてからにします。
運転についての意見に関して 私にも言いたい事があります。
自分も これからの運転について 現在 一番の悩みですので
私の意見に関しては また、送らせてもらいます。
(この件、非公開でお願いします。また、色々意見ある方もいそうなので)
何でも忘れてしまうのですが、固執して何度も繰り返し訴えることもあります。
運転もその一つです。
車が大好きで、職業も車関連に進み、これからもずっとそれしかないと思っていたのに。
会社で倒れ、命と引き換えに得た代償はそれが全てできなくなるという、あまりに過酷なものでした。
三度目の車検で、ついに車を手放し(乗れないし、車はどんどん古くなってしまうので泣く泣く…)今度は、運転免許も無くす方向で準備をしています。
周りはともかく、本人の喪失感は計り知れないと思います。
わたし達は何度も話し合い、主治医にも何度も話していただきました。免許に関しては、第三者のお力を借ります。
事故を起こした時、保険金が下りないということ。
死なせてしまったり、被害者は自分のような障害を持ってしまうかもしれないこと。
社会経験があったので、その辺りはわたし達よりもよく解るのでなおさら辛いです。
講演の内容も良かったのですが、私の知らない家族会を知る事が出来き、横の繋がりが出来た事はとても嬉しい事でした。
先への不安や悩みを今の状態のままではなく、先は少しは明るいのかな?とトンネルの先に出口がある事を改めて知った日でした。
今後はいろいろな家族会にも参加して自分にあった家族会を探して行こうと思います。(ちょっと前向きになってる私です。)
又、公務員のこうじさんご夫妻・こたぱんさんご夫妻・たむたむさん親子・ヨッシーさんにお会いできて本当に嬉しく楽しかったです。
先生もご多忙ですがお身体大切にして下さいね。
又お会い出来る日を楽しみにしています。ありがとうございました。
昨日入間市講演に参加させていただきました。
貴重なお話し、本当にありがとうございました。
質疑応答で質問したいことがあったのですが、残念ながらお時間になり、できませんでした・・・
我が家も主人が6年前に脳炎後遺症で高次脳機能障害になり、5年生の娘、ワンコと暮らしております。
実は私埼玉在住ですが、高次脳機能障害家族の会に所属し、コウジさんのことは会報の体験記で存じ上げておりました。(会にはあまり参加しておりません^_^;)
「娘さんもいるし、症状もウチと似てるなあ~」と思い、いつかお話しが出来たらなあ・・なんて思っておりました。
娘も多感な時期になり、主人となかなかうまく接することができません・・・というか主人が娘に興味がないのか・・娘の悪いところばかり探して怒ることが多いのです。(機嫌の良いときは仲良く話していることもありますが)
柴本さんも娘さんとコウジさんの間に立って大変だったこと、また娘さんに対してどのようなお声かけをしていたか・・お伺い出来たらうれしい限りです。
昨日の講演後にお伺いすれば良かったなあ・・とちょっと後悔しております。
長々と失礼いたしました。
またブログ、覗かせていただきます!
講演、お疲れ様でした。
私も埼玉なので、行きたかったのですが、まだ、主人を連れていける段階ではないので・・・
そのうち、一緒に拝聴できるようになりたいなぁ・・・
運転に関してですが、ご家族の方のお話、まさにうちもそうでした。
主人は、バイクも車も大好きで、それが出来ない事が今一番辛いと言っています。
出来ないことを不満に思い暴れたり、バイク屋に居座ったり、本当にこの何年も色々なことがありました。
今も、本人は諦めてはいませんが、痙攣発作があることを、今ちょっとずつ認識してきて、今は運転は無理なんだということを受け止めはじめています。
繰り返し、繰り返し、諦めずに話をする。同じ障害の人たちとふれあい現実を受け止める。いろいろ工夫しながら、最終的に本人が受け止める事がとても重要だと、私は思っています。
命がかかわることですもの。何年かかってもがんばりたいです。
礼さん、昨日の講演、お疲れ様でした。
礼さんのお話を聞けたこと、高次脳機能障害の当事者と家族が悩んだり、苦しんだりしている現実を改めて確認しました。
特に運転免許証のことは、わが夫にとっても大切な事案です。社会が高次脳機能障害を理解した上で、議論して欲しいです。
みなさん書かれていますが、講演後こちらのブログで知り合った皆さんと、あたかも前から知り合いのように、フランクに話が出来て嬉しかったです。
高次脳機能障害というひとつの共通項が、人と人を結びつけたのですね。
感動してしまいました。うふふ (嬉し涙)
実生活では高次脳機能障害への周囲の理解が無くて、最近へコんでたのですが、きょうはフル充電です!
みなさん、ありがとうございました‼
昨日は、コウジ村のみんなもお疲れ様でした。
礼さんが、京都祇園の惨劇のことで、「運転させていた家族にも責任があると思う。」と言ったことを
批判していた人がいましたけど、僕は、????でした。
加害者側の意見なの?それとも、被害者側の意見なの?って思って、頭がこんがらかってました。
でも、礼さんのブログ見て、「そういうことだったのね」とわかりました。
でも、家族や医師が運転しちゃダメって言ってるのに、障害者がクルマを運転して事故を起こせば、
家族は、障害者の事故を「ほう助」したことになるんですよ。
京都祇園は、これに該当すると思います。
仮に、あの犯人の家族が、「医師にとめられているのを知らなかった」とうそをつけば、「偽証」です。
こういうことを書くと、突っ込んでくる変なのがいるから、アップするかしないかは、
疲れてるところ申し訳ないけど、礼さんにお任せすることにします。
僕は、違法行為が大っ嫌いだから、主治医の了解をとって、免許センターに行きました。
事前に、「交通事故で高次脳機能障害を負わされた身体障害者です」と予約してから行きました。
だから、礼さんの発言は全然間違ったことじゃないんです。
「クルマを運転する」ということは、「殺人凶器を街中で振り回す」ということなんです。
「運転免許証」は、『「殺人凶器」を「クルマ」として安全に取り扱うことができる者』であることの証明に過ぎないんです。
これは、僕の気持ちですから、法律論者からは、批判を受けるかもしれないけど
交通事故で障害者にされた被害者の本音です。
やっぱり、僕、変なんですかねぇ・・・。
度々のコメントごめんなさい。
僕が免許センターの検査に合格したのは、去年の夏ごろで、
事故から約1年半ちょっと過ぎでした。
奥さんが僕のコメント見て、「違うよ、記憶障害だよ」って教えてくれました。
厳しいけど、僕が大好きな奥さんですよ(えへっ、照れ照れ)。
今、警察24時を見てるところですが、クルマは「走る凶器」じゃなくて凶器が走ってるだけです。
だから、免許というのは凶器を安全に扱うことができる証明書なんです。
やっぱり、僕は違法行為は許せないコウジさんの公務員のこうじです。
障害者だからって違法行為を許せません。
以上、コウジさんで公務員のこうじからでした!!
運転が好きだったFuFuさん、高次脳機能障害だけなのであれば、主治医の了解を得てから、免許センターで検査を受けてみることをご検討してください。
もう手放してから言うのは酷かもしれませんが、車そのものが好きなのであれば、僕もそうでしたが、クルマの整備をすることだけでもいいですし、廃車してからでもできますから、リハビリも兼ねて対応していただければよかったんですね。
僕は、信号無視の大型トレーラーに轢かれて、身体障害者にもなってしまったから、大好きだったギターも弾けなくなりました。
でも、バイクには乗れなくなりましたが、事故後約1年で免許センターの検査を合格して
マニュアル車を運転できるようになりましたが、まだ自主的に運転リハビリ中です。
だから、事故ではなく病からの障害であれば、できることを一つずつ増やしていってください。
辛いけど、生かされた者は、それだけで奇跡なのですから、
過酷ですけど、だれも恨むことなく、生きてください。
運転免許の更新は主治医の了解を得られないようであれば、残念ですがあきらめてください。
FuFuさんの仰る「第三者のお力」というのは、適法な訓練を経ての免許更新であることを望みます。
運転免許は、安全に運転することができる者に対して、黄道上での運転を許可するものです。
僕を轢いた奴は健常者でしょうが、僕は絶対に許しません。
これは、保険金が下りようと下りなかろうと、この気持ちは絶対に変わりません。
だから、FuFuさんも辛い毎日なんだと思いますが、明けない夜はないんです。
僕も障害者ですが、まぶしい太陽を目指して頑張ります。
今回 入間市講演にいらっしゃるとのことで 心待ちにしておりました。 主人が何よりも 柴本さんのお話を楽しみにしておりましたが… 仕事柄、土・日などはとても難しいので 私は実母に付き添ってもらい 参加させていただきました。会場へ向かう道中 泣きがらやっとの思いで到着。夫が居ない移動はなかなか不安でした。 脳出血で倒れ 脳動静脈奇形の破裂により 高次脳機能障害になり失語症があります。
以前に"ワッチと同い年の少女のこと"でコメントさせていただき その後のお話が気になっておりました。
柴本さんも お身体大切になさって下さい。
夫と共に いつかお会いできたらなどと 思っております。
ありがとうございました。
初めてお会いできて嬉しかったです! コメントで受けていた印象とは違って、とてもはきはき、さばさば、元気いっぱいで、明るく面白い方なので、びっくりしました。 でも、バスにぶつけられてから、半年も何もされていないのですよね。 とにかく早めに、いくつかお教えした家族会や相談窓口にコンタクトされて、相談してみて下さいね。
そんなに車がお好きだった方でしたら、それはおつらいでしょうね。 でも、本当にほかの人に危害を与える可能性のある車ですから、FuFuさんがきちんと理解され、理性で最良の決断をされたこと、されることに敬意を表し、安堵致しました。 車は怖いですからね。 私なども乗るたびにいつも緊張しますよ。
色々な方とつながることができて、良かったですよね。 これからも宜しく御願いします。
私の入っている家族会に入っていらっしゃるのですね。 いつかお会いしたいですね。 うちと家族構成が近いですね。(あと、ネコと魚とカブトムシがいれば同じ。) 昨日、会場には5時40分までいて、皆さんとワイワイ話していたんですよ。 残念。ご挨拶したかったわ。 そうですね~、結構私は、夫の社会復帰まで夫ばかりにかまけていましたが、時々ハッとして娘に向き合う時間をとっていました。でも、どうしても夫に比重がかかり、娘には我慢をさせてしまったな、と今反省しています。 ただ、夫のせいで我が家はこんなに大変になってしまった、とか、夫がこうだから我が家は不幸だ、ほかの家はいいよね、とかは、あんまり言わなかったです。 時々言いましたが(笑)。 それより、夫(パパ)のおかげで、こんなに色々なことを知れた、色々素晴らしい人に出会い、素晴らしい経験をしてこられた、弱い人たち、困っている人たちのことを身近に感じられる生活になった、いいことは何でもパパのおかげだよね、という話はしょっちゅうしています。パパが死んでたかもしれないことを考えると、幸せだよね、とか。娘も、いざとなると、父親をすごく心配しますので、いい娘に育ったな、と思います。でも、絶対我慢している部分もありますので、これから遅まきながらフォローしていきたい、と思っているんです。もう大きくなってしまいましたが。 ご主人が娘さんに怒ってばかりですと、娘さんも嫌になりますね。 うちはすごく優しいので、そういう苦労はなかったです。 逆に、しつこくし過ぎて娘に嫌われたり蹴られたりすることはあります。 (今日もコウジさんはワッチと取っ組み合って、メガネを壊されました。 ワッチは一体いくつ? また出費です。) ご主人のそれも障害の症状だと思いますし、本当は優しいご主人でしょうから、お母さんが、そこをフォローしつつ、娘さんを守ってあげてくださいね。 ご主人より娘さんだよ、というスタンスを娘さんにも見せていくことが必要ですね。(ご主人のいないところで。笑) またコメント下さいね。
最後の3行、その通りだと私も思います。 ご家族の責任、といってしまうと追い詰められてしまうけれど、何年かかっても、繰り返し繰り返し、諦めずに話をすると、最後は本人が受け入れてくれるのでは、受け入れてくれるまで頑張ることが必要だ、と思います。 だって、人の命にかかわることなんですから、命がけで阻止しないといけないと思うのです。 がんばって下さいね。
昨日はお会いできて良かったです。 皆で集まってお話ができ、とても楽しい時間でしたね。 またこういうふうに集まる輪を、広げていきたいと思います。 これからも宜しく御願いします。
あの祇園の事故の話は、いくらでも言いたいことはあるんですけど、ここでまた蒸し返すと、大きな話になりますので、あえて話しませんけど、とにかく車の運転は健常者、障害者ともに要注意なんですよね。 車のない時代に戻れば、交通事故で亡くなる方、障害を負われる方もなくなるのに、とまで時々私は思いますよ。
御主人が楽しみにされて下さっていたのですね。 またいつか埼玉県へは参りますよ。 平日が都合のいい方もいらっしゃるのですね。 今月27日金曜日はパシフィコ横浜でありますが、ちょっと遠いですね。 Kurokunさんが高次脳機能障害なのですね。 子どもの高次脳機能障害と教育機関との問題は、これから対応や制度が整っていくようで、今はまだまだ理解も支援も足りない状態のようで、残念です。 いつかお会いしましょうね。 いらして下さって有難うございました。 ご挨拶したかったです。 すみませんでした。 昨日も沢山の方がいらっしゃいましたね。 お大事にね。
ブログ初参加させていただきます!
祇園の事故…報道では過去の事故の後遺症であるてんかんが原因!?と言われていたことに疑問を感じていました。
状況を聞くと、てんかんが先ではなく、タクシーにぶつかった事でパニックを起こし~暴走運転をして人をはね、その後にてんかんを…という流れに思ったからです。
うちもだんなが2年前に交通事故にあい~直後、発作が起きたらしく~その後、発作は起きていませんが、今だ先生から運転に対する完全なお墨付きをいただいていません。
もともと運転の仕事に携わっていて、ただの普通免許だけではなかったので、高次脳のことをあまり~深くわかっていなかったときは、運転はリハビリ!と勝手に思ってさせてしまっていたのですが、結局~とっさの判断をしいられたとき、過剰にむきになってしまったりで普通な対応が出来ないので、危ないと思い~乗せなくしたら、だんなはなぜ?嫌がらせだ…と高次脳の理解をしようとせず、というか、理解出来ないので乗ろうとするので、カギを隠したり…
そんな行為は車だけではなく~1年半を過ぎたころから暴走が始まり~
生活費が入金されている口座までも、勝手にかえようとして、私にお金を渡さないようにしたり…他、とにかく~暴走してしまっているときは、止めても止めてもすきをみてやりますし~阻止すればするほど余計にやるようで…
正直、身近な家族でも危機感を感じることもただあり~私も大事なもの一式をかばんに入れてかばんがパンパンでみっともないのですが、持ち歩いていましたし…家の中ででも持ち歩いていました。
そうしても、ちょっとしたすきにとられてしまったりしていて、大の大人なのでなかなか難しくて~結局、家族のほうが疲れてしまっていた日々でした。
ただ…私もくじけそうには何度もなりましたが、負けず~何度も何度も今は出来ないんだと言うことをだんなに話し~理解出来たのか~時期が来て落ち着き始めたのか~わからないのですが、ちょっと前まで止めれなかった暴走が今は少し、落ち着いてくれましたので、こうやってブログに参加するパワーが出来たのですが…
高次脳になってしまった方々も今まで出来ていたものが出来なくなる辛さは口で言い表せないほどだと思いますし~不安も強いと思いますが、その姿を見ている家族も辛いですし、違う不安だらけです。
でも、守ってもいかなくてはいけないので、家族も違う大変さがあります。
そんな日々を送っているので、高次脳になってしまった人もその家族も弱っているので、そんな中でこん詰めて考えてしまっては精神的に不安定になってしまうだけなので、のんびりと考えていける環境が必要かなと思います。
テレビで言っていたのですが、具志堅ようこうさんは未だ脳が成長しているそうです!
高次脳ではない人でも人間~ダメ!と言われれば逆にやりたくなりませんか?
高次脳になってしまったから…とあきらめないでいれば、出来ないと言われていることも出来るようになると私は信じているので、家族の見守りは必見!なので家族もより一層~大変になりますが~家族とともに少ーしずつ、少ーしずつトライして、笑っていられる生活が高次脳機能障害には一番大切なのではないかと最近~思います。
そう~気づかせてくれたのが礼さんの本と礼さんの講演会と講演会にきていたこうじさんで、講演会のあとの礼さんのサイン会?の横に笑ったこうじさんがいて、うちはその時が一番~ピーク時だったので、笑わないだんなに気づき~はっ…としました。
笑いは病を吹き飛ばす!とも言いますよね~
でも…そう~言いつつも、毎日が様々で~戦う日々を送っています。
2年分なので、長々文章になってすみません(でも…ちょっとスッキリ!)
これだけぶちまけられたので~次回は小出しでいきまーす♪
言葉足らずだったことがわかりましたので補足します。
会社で、脳内出血を起こして入院したのは息子です。
現在は、外見としては何処に障害が?と言えるくらいです。
会話もほとんど成り立ちますし、作話はしなくなりましたので日常には支障はありません。
学習能力や社会経験も、話や作業を始めると記憶の引き出しが開いていきます。
息子と接していると、記憶が、人間の動作にいかにかかわっていて拠り所となっているのかが良くわかります。
その記憶障害のために、上記の諸々の事が・・・
車検や免許更新といった時期毎に悩みます。
運転は、出来てしまうだろうと思います。主治医も同意見です。
視力も問題がありません。
失ったもの、失いつつあるものが、息子の根幹のものなので
主治医や周りでお世話いただいている方、わたし達が、ひとつづつ丁寧に息子の納得を待ちつつ、期限のあるものはその時に最善と思われる状態を選べるように、進んできました。
繰り返しになりますが、
事故を起こした時、保険金が下りないということ。
死なせてしまったり、被害者は自分のような障害を持ってしまうかもしれないこと。
息子は、話をした時はわたし達よりもよく理解しています。
ただ、それも忘れてしまうので、無くなったということは目に見えますので、周りがそのつどフォローすることになります。
何十回どころではなく、一日何回も毎日のように。
本当に誠心誠意息子様と向かい合われて出された結論を私は尊敬致します。並大抵の辛さではなかったろうと思います。大変勇気も必要だったと思います。
やはり一度高次脳のご家族の方が事故被害者だったご本人が事故を起こされ、相手にやはり後遺症が残ってしまった。前はこれほどの苦しみはないと思っていたが今の方が何千倍も辛いと書かれていたものを読んだことがあります。
私は本当にさっきのことも忘れるので自分が危なっかしくてしょうがない[私の場合です]。何せスパッと記憶がない事が多いし事故後の出来事が霧がかかったように記憶が霞む。眠気も強いし。この先も運転はしないと思います。
田舎は特に難しいと思います。でもとにかくもっと車がなくても皆が生活しやすい世界が訪れることを願います。
僕は当事者だからわからないけど、息子さんの介護で辛いだろうと思います。
ただ、ちょっと気になったのは、主治医の了解は得ているようですが道交法上どうなのかな?ということです。
クルマの運転に関しては、障害者よりも、むしろ健常者の方が酷い危険な者が多いです。
だから、障害者でも運転してるのだから、障害者でも保険が下りるものがあるんじゃないかな、と思います。
この「保険」というのは、対人事故の損害賠償の保険なのか、
それとも、自損事故などの自分の傷害のための「保険」なのかどちらなのでしょうか?
障害者でも、幸せに生きていく権利はあるわけですから、その権利を踏みにじることはしたくありません。
でも、権利を主張するからには、義務を果たす責任があることから、悩んでいるのだろうと思います。
状況が良くわからないでコメントしたことで、傷つけてしまったらごめんなさい。
ご主人と車、その他の件は大変でしたね! 時の経過とともに、落ち着いてきたのでしょうか。 コメントもおできになるくらい、ちょっと心に余裕が生まれて良かったです。
うちの夫は、ニコニコしていますからね、それって助かることなんですね。 余り考えたことありませんでしたが、もし夫が1日中不機嫌で暴れていたら、参ってしまうでしょうね。 それでなくとも、色々なことがあるのですから。 コウジさんの笑顔に改めて感謝しなくちゃね。 しゅうこさんの仰る通り、笑っていられる生活が一番大切なんだ、と私も思います! これからも笑顔を忘れず、お互い頑張っていきましょう。 全然長くないですので、これからもお好きなだけ書かれて下さいまし。
息子さんだったのですね! 主語がなかったので、わかりませんでした(笑)。 ご家族の忍耐強いサポートが、一番必要ですよね。 大変ですが。
車は怖いですし、バイクも自転車も怖いですね。電車と徒歩での移動が何より。 電車も時には危険ですけど。
コメントのお返事ありがとうございました!
そうですよね~娘にはお父さんを悪く言ったり、なじるような事は言わないよう私も気をつけています。
主人が倒れたのは娘が4歳の時だったので楽しかったお父さん、やさしかったお父さんの思い出は全く無く、現在のお父さんしか知りません・・もともと厳しい感じの主人だったので病気後はその症状がより一層出てきてしまったのかもしれませんね。
一年くらい前にワンコの事で主人がひどいことを言い、娘を泣かせてしまった時は「お父さんなんかいらない!!お母さんとワンコと3人で暮らしたい」と泣きながら言われた時はどうしたらいいんだろうと悩みました。
後先考えずその時の感情でいきなり大声で怒り、フォローも無し。私は病気だと思ってその場をしのぐことはできますが子供はそうもいきませんよね・・
だけどニコニコ笑って娘に冗談を言ったり、話をしたりすることもあり、そんな時は娘も楽しそうに話したりしているので娘なりにうまくお父さんと付き合うことが出来てきたのかなと思う今日この頃です。
暑くなるこの時期は主人の調子も悪く、毎日毎日イライラしています(*_*)少しでも笑顔が増えてくるといいんですが・・
自分でもイライラしているのがわかる時もあり、「イライラ病が始まった」と言うことも・・
お子さんもお父さんの症状に、段々慣れてくると思いますよ。 うちもいつも取っ組み合い、罵り合いでしたが、今はマシになりました。 まだまだですが。 たくましく優しいお子さんに育ちますよ。
柴本さん 講演お疲れ様でした。(非常に遅くなりまし
たが)先日の厚木と入間講演を拝聴させていただきま
した。
私の義姉が、2年前に事故で脳外傷はなかったんですが、
心停止での低酸素脳症の影響で、高次脳機能障害になり
ました。当時その障害のことは全く知識がなくネットで
いろいろ調べたときに、”日々コウジ中”に出会い読ま
せていただいたんですが、重なる点もたくさんあり、非
常に参考になってます。
今年、仕事で東京に異動なり、講演にも行かせていただ
くことができました。
1つ質問なんですが、8年の経過で、ゆるやかだけど、回
復してきたっていう症状ってありますか?義姉も7月で
事故から2年経過しますが、ある一定の段階を過ぎると
症状は横ばいのように感じています。
後、講演での祇園事故の、運転させていた家族にも責任が
あるとおっしゃっていた件ですが、やはりあると思いす。
結果論ですが、今回の事故では、全く関係のない方も亡
くなっています。その被害者視点で考えたら、止められ
なかった周りの方の責任ってのも大きいものだと思って
しまいますね。
立場、視点が変わることで考え方も変わりますね。
講演に来て下さったり、拙著を読んで下さったり、有難うございます。
8年のうちに改善してきたことは、まず記憶。 もちろん、今食べたものは相変わらず忘れますが、出来事などの記憶が、前より定着するようになりました。 次は遂行機能障害。 咄嗟の状況変化に、非情に弱いのですが、それでも自分で対応を考えたり、順序を考えたりすることが増えてきました。あとは体力がつき、表情もちょっとちょっとですが、普通っぽくなってきました。 まだ病人っぽいですけどね。 そばにいると、よくわからない面もあります。 慣れてしまって。 少しずつ少しずつ、8年たっても改善していることは事実ですから、お義姉さんだって良くなってきますよ。 祇園事故も、最近の滋賀県大津の痛ましい事件も、加害者の親の責任はありますね。あと担任教師の責任も。 嫌な事件が多く、気が滅入りますね。 でも防げるものは防がないと、犠牲者が浮かばれませんよね。 本当、腹立たしです。