「クラブハウス・シェイキングハンズ」 の 「ワークステージ」 (就労継続支援B型) で、1つのグループは皆さん、商品にラベルを貼っていました。

黙々と次から次へと貼っていかれるのですが、皆さんすごい集中力。

 

このクラブハウスは中がそんなに広くないので車椅子の方は利用できず、トイレも自分で行ける、比較的障害の軽い方が来られるようです。

 

だからか、ラベルを貼り終わった商品を洗濯バサミを使って10袋ずつまとめていくのも、見事にきれい並べられている方がいらっしゃって、いつでも就労できそうでした。

 

守下さんら支援員の役割は、作業の手順を教えたり、出来上がった商品をチェックしたりして、貼り方がまずいと直したり。

 

地元のメーカーがくださっている仕事だそうですが、色々な作業所がそのメーカーから受注しているので、クラブハウス・シェイキングハンズからの納品製品に問題があった場合、「もうクラブハウスさんには仕事を回さない」 ということになったら困るので、守下さんら支援員の方々のチェックは大事なのだそう。

 

一方隣の部屋では、もう1つのグループが 「アートプログラム」 なるものを受けていました。 (午後はまたラベル貼りとアートプログラムをチェンジして、みんなが同じ内容の訓練を受けられます。)

 

そしてこの 「アートプログラム」 が、素晴らしいんです!

 

指導される茅原さんは、山口県在住。 結構山口の方が広島講演会にもいらしていましたが、近いんですね。

 

大学生だった9年前に交通事故に遭われ、高次脳機能障害が残りました。

留年しながらも卒業した後は、アートセラピーの勉強をされたそう。 ホームヘルパー3級を取得し、障害福祉や児童デイサービスでパート勤務。

 

27歳になると、サンフランシスコとデンマークで知的障害者施設でのボランティアや、障害のあるなしにかかわらず一緒に学べる学校で、学生を経験。 すごい行動力ですね。

 

帰国後は臨床美術の資格を取得し、クラブハウス・シェイキングハンズでアートセラピーの活動を始められたそうです (会報 『サポートひろしま』 vol.10より)

 

この日はオイルパステルというものを使っての授業でしたが (私からは抽象画に見えました)、当事者の方々をよく褒めいらしたのが印象的でした。

褒められると誰でも、やる気出ますものね。うん。

 

また、話されるスピードがゆっくりで優しいのがいいですね。 描き方を丁寧に指示されるので、わかりやすいです。 障害者の方々に教えられるのにはピッタリの素晴らしい先生だな、と感心しました。

皆さん、楽しげに作品を作られていましたよ。

 

またほかの別室では、 「チャレンジ」 (就労移行支援事業) 組の方々が作業されていました ・・・ でも、3名がコインランドリーの掃除業務に支援員の方と一緒に行かれていて、留守でした。

 

また、その週から就労が決まった方に付き添い、ジョブコーチの資格を持つ別の支援員の方がその会社に行って留守でしたので、残されたスタッフの守下さんはてんてこまいのようでした。 (そこに私が、見学に来てしまいましたし。)

 

クラブハウスでは、「働き続けること」 をサポートするために、定期的に職場訪問したり、卒業メンバーの集い (JobJobミーティング )があるそうですよ。

 

またクラブハウスへの来方は、1人で来られる方、家族が送迎されている方、移動支援を利用されている方など、様々でした。

 

つづく

 

今日は、ウメをお風呂に入れました。

 

寒がりの犬で、毎晩ワッチの布団の上で寝ているのですが、最近は布団の中にまで潜り込んでくるそうです。

 

ウメは散歩中、あちこちに鼻を突っ込んだり草むらに入ったりしていて汚いので、ワッチが 「臭い!」 と文句を言うのも無理はありません。

 

洗ってあげたら体中シャンプーのいい匂いになり、気のせいかスッキリ美犬?に。

 

今晩はワッチに抱っこされて寝ることでしょう。 うふふ。 良かったね、ウメ。

 

またすぐ、汚くなるのですが。