映画監督、宍戸大裕氏の新しい映画 『道草』が完成、先月29日には仙台で、今月3日にはDPI(障害者インターナショナル)日本会議の全国集会があった横浜で上映されました。そのことが5月31日のNHK「首都圏ネットワーク」で取り上げられたり、毎日新聞の記事になったりしていますので、以下お読み下さい。NHKは、動画もあります。(ただし、動画は放送日より5日くらいのようですので、6月6日までだと思います。動画はページの右上に出てきます。)

●NHK首都圏ネットワーク(5月31日)
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20180531.html 

●毎日新聞 (5月29日)
 https://mainichi.jp/articles/20180529/ddl/k14/040/292000c
●毎日新聞(6月3日)
 https://mainichi.jp/articles/20180603/ddl/k14/040/070000c

ここでこの映画をご紹介するにあたり、私はまだ拝見していないので、その毎日新聞記事から引用させて頂きます。

この映画は、3人の 「重度の知的障害者が親元や施設を離れ、自立生活を送る日々を追ったドキュメンタリー映画」 で、「介助者の手を借りながら1人暮らしをする障害者らの、何気ない日常が映し出されている」 そうです。

「タイトルの『道草』には、そんな彼らと道草を食うように生きる日々のいとおしさが込められている。 宍戸監督は 「目的地に向かって真っすぐだけの人生ではなく、目的を持たず伸びやかに生きる彼らの姿をみてほしい」 と語る。 」

また、宍戸監督が撮影を進める中で、あの相模原の事件が起きたそうです。
「あまりに凄惨(せいさん)で、映画の中で触れられないと思った。だが、昨年5月、相模原市の集会で尾野さん夫妻と出会い、考えが変わる。 「入所者家族の思いを背負って代弁する尾野さんの姿を見て、このままではいけないと思った」 と宍戸監督は言う。悩みながらも尾野さん家族の撮影を始め、会うたびに変わる息子の一矢さん(45)の表情や、地域に目を向け始める夫妻の姿を記録した。 」そうです。

これからこの映画は、全国各地で上映されていきますので、是非皆様ご覧ください。
また、劇場公開が終了後は、自主上映会の募集も始められるそうですので、その時はそちらも是非ご検討下さい。

訃報が入りました。
京都の「わらじ医者」こと、早川一光医師が2日に亡くなられたそうです。94歳でした。

早川医師は、京都西陣の地に住民たちの出資で設立された診療所で医師として治療にあたり、その診療所はのちに堀川病院となり、そこの副院長、院長・理事長を務められました。往診や訪問看護などの在宅医療に力を入れ、地域に根差した医療を実践されました。NHKのドラマにもなり、ラジオ番組のパーソナリテイ―も長年務められました。

約6年前に宝塚市で催された「宝塚高次脳機能障害者「共生の会」設立記念講演会」で、早川先生がご講演された時には、私も早川先生の隣の席に座らせて頂き、質疑応答を受けました。

ご著書も多数ですが、私は笑い溢れる、そしてとてもためになる講話集を収録した、CD12巻セットも持っています。

早川先生は晩年ご病気になり、在宅医療を受ける身となりました。今までは自分が在宅医療を施す側だったのに、受ける側となった心情を、NHK「ハートネットTV」の中で、「こんなはずじゃなかった」と話される姿が反響を呼びました。

3月にあった山口研一郎医師の出版記念会で、早川先生の娘さんとお話する機会がありましたが、早川先生は体力は低下されつつあっても、相変わらず口がご達者な様子を伺い、聞いていた一同で爆笑したばかりです。

お亡くなりになられたのはとても寂しいですが、先生のCDを聞いて、心慰めようと思います(きっと笑い通しになります)。

心より、ご冥福をお祈り致します。