参議院議員会館での、尊厳死法制化を考える集会 (法制化に反対する集会) に参加したのは、1ヶ月以上前のことでした。
それについての話を書いていたのですが、中断しています。
やはりその前に読んでおかなくては、と読んでいたのが児玉真美さん著 『死の自己決定権のゆくえ 尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植』。
写真の本ですが (明るい窓際で撮影したら、窓から外を眺めていたウメの手足も写っています)、あまりにも濃い内容なので、1度読んだだけでは頭の固くなりつつある私には消化できませんでした。
ということで今、2回目を読んでいますが、ノートに整理したり、コウジさんに音読して聞いてもらったりしているので、まだ数日かかりそうです。 それが終わったら、話の続きを書きますね。
でも皆さんにも良かったら、この本を読んでみて欲しいです。
尊厳死という名のもとに、世界では恐ろしいことが行われていて、日本でもその流れに乗ろうとしている人たちがいます。
尊厳死が法律になってしまえば、私達は今までのような (いわば自由な) 死に方ができなくなってしまうかもしれないので、これは傍観していてはいけない、ゆゆしき問題なのです。 是非ご一読をお勧めします。
さて、久しぶりに明るい話題を。
我が家に先週土曜日、子猫が来ました。
名前は春生まれなので 「ハルちゃん」。 4月半ば頃、生まれたようです。
愛猫おはぎちゃんの死から9ヶ月。 猫のいない暮らしに元気を無くし、暗かった我が家に、久しぶりに活気と笑いが戻ってきたように思います (まだまだおはぎちゃんの写真を見ては、悲しくなる毎日ですが)。
「ハルちゃん」 のことはまた詳しく書きますが、ある犬猫里親探し団体が拾って1ヶ月半、大切に育てて下さいました。
とてもお利口で活発、特にコウジさんがメロメロです。
いつも抱っこしているので、ワッチに 「自由に遊ばせなきゃダメ!」 と怒られています。
ウメも喜びの余り大興奮、飛びついたり甘噛みしたりしないよう、家の中で数日間リードや口輪までつけられていました。
今はやっと落ち着き、2匹じゃれあうようになったところです。
次回には、ウメとハルちゃんの2ショットを載せますから、お楽しみに!
コメント
コメント一覧 (2)
尊厳死って何ですか?他人が勝手に意思表示できない自分の
寿命を決めてしまうって事ですか?
尊厳て、他人が推測するその人の尊厳てことでしょうか。
おすすめの本を読めばいいのですが、礼さんが1回で消化しにくい
内容を私が理解できるかしら・・・
はるちゃん 愛溢れるおウチに来られて幸せでしたね。
皆様の笑顔と2匹でじゃれあう光景が目に浮かんで
こちらまで笑顔になりました。
2ショット写真 楽しみにしています。
お返事遅くてすみません。 尊厳死とは、日本尊厳死協会が定義している文言では、「傷病により『不治かつ末期』になった時に、自分の意志で、死にゆく過程を引き延ばすだけにすぎない延命措置をやめてもらい、人間として尊厳を保ちながら死を迎えること」とあります。でも、浦和犬ころさん、鋭いです! この文言では、”自分の意志で決める” とありますが、法律になってしまうと「他人が勝手に決めてしまう」ことになるのですよ。他人に殺されてしまのです。それは医療費の削減が目的であったり、臓器移植が目的であったり。 そこを書いていきますからね。 ちなみにアメリカのオレゴン州とワシントン州で行われている尊厳死とは、「「医師によって処方された致死薬を自分で飲んで自殺するPAS(=physician-assisted-suicide ・・・ 医師による自殺ほう助)のこと」(児玉真美著 『死の自己決定権のゆくえ』p37)を指すので、日本で言う尊厳死とは異なるのです。