本当にまだ具体的には色々なことが決まっていなくて、ただこの狭い、受験生のいる家、犬と猫が走り回る家に、父が暮らすのは父にとってもストレスフルなため、老健さん (父に似合ったバリアフリーの静かな個室) で3ヶ月リハビリするのが一番良い、と考え出していました。

 

一方、ワッチが受験に向かう朝には、父 (ワッチには祖父) が 「行ってらっしゃい。 頑張って!」 と笑顔で送り出す光景も頭に描いていたし (つまり、ずっと我が家で生活か、老健さんの3ヶ月後は我が家。)、老健さんになかなか入れない場合、有料老人ホーム入居 (そこはリハビリをガンガンさせてくれる所) も考えて、見学を申し込んでいました。

 

なのに見学の日、週1回通っている機能訓練リハビリを終えて帰ってきた父と、ゆっくり話しながら昼食を食べさせていて、約束をすっかり忘れてしまっていました。

 

老人ホームからの電話で飛び上がり、すっぽかしてしまったことを平謝りに謝って、また後日見学することにしました (でも、これは今日キャンセルしました)。

 

同じ日、父の借りている歩行器がうまく開かない、とかねてから相談していた福祉器具の会社の方が来て、新しい歩行器と取り替えてくれました。

 

「これで自宅内の移動は、楽になるね!」、と父と喜びましたが、それは父がこの家でずっと住むことを前提とした喜びですよね。

 

老健さんや老人ホームへ (最低ワッチの受験が済むまで) 行こうと思っている父と、行かせようと思っている私 (どちらもそれがいいと思っている。) なのに、歩行器が新しくなって喜んでいるのは矛盾しているけれど、その矛盾をすらあまりつきつめない父と私です。 何がいいのか、よく頭が回っていないのです。

 

でも父にとっては、住み慣れた横浜の老健さんがやはり一番いいと思いますし (料金も一番安い)、明日、市大病院でその老健さんへの健康診断書やレントゲンや血液検査結果記入をお願いしようという方向に、気持ちが固まってきていました。

 

1人では私が院外処方 (薬局は病院の前の広い道路を信号渡ったところにあり、30分は待ちます) に薬をもらいに行ってる間、ロビーで車椅子に座って待っててもらう父が心配なので、姑に来てもらうことにもなっていました。

 

色々手配していたのに、突然の肺炎入院。

計画が狂いましたが、とにかく今は父の回復が第一ですので、ケアマネさんにも報告して、今日は4時間病室にいました。

 

医師の話を聞いたり、父に昼食を食べさせたり、父と話したり。

 

父は昨夜、窓の外に自宅の庭が見えたので、「雨戸を閉めなくちゃ。」 とベッドから出ようとしたそうです。 これがパーキンソンの幻視か、はたまた入院して環境が変わったことで起こるせん妄か・・・?

 

昨日昼間も私が病室に入った時、父はベッドの柵をまたいでいましたので、慌てて戻しました。

 

今日父は拘束ベルトをし、点滴の針を抜かないよう大きな手袋をしていました。

もしベッドから落ちて骨折でもしたら大変ですから、その方が安心です。

 

今日は、ウメの抜糸にも行けずじまいでしたし、天気予報より早くから降り出してしまった雨で、洗濯物がびしょぬれになりました。

仕方なくまた洗って、乾燥機にかけています。

 

一方、母の方も要介護1の認定が出ましたので、横浜のケアマネさんに今日、父の病室から連絡してヘルパーさんの準備をお願いしました。

 

来週は、母の退院に向けた話し合いを、母の入院している横浜の病院でします。

 

時々、今自分は父の方の用事をしているのか、はたまた母の方の用事をしているのか、わからなくなります。

 

さて、明日からも父の病院通いです。

 

コウジさんは上司に誘われ、明日は飲んで来るそうです。

天気が大荒れのようなので、帰りは気をつけるよう言いました。

 

来週は帯広講演会。

その前に、明日こそ鳥取での話をここに書きたいのだけど・・・