ところで7月くらいだったか、コウジさんが就職する際にお世話になったナカポツさん (障害者就業 ・ 生活支援センター) からアンケート用紙が送られてきました。

 

それは、東京都の産業労働局雇用就業部就業推進課への調査協力という形で、職場定着状況についての調査でした。

 

これは高次脳機能障害者だけでなく、障害者全般に関するアンケートです。 調査期間は来年3月末までとのこと。

 

東京都のほかの就職されている障害者の皆さんのところにも、送られてきているかもしれませんが、委託されているのが5つのナカポツさんだけのようなので? そこに関わりのない方には送られてこないのかな。

 

とにかく5つのナカポツさんは、障害当事者・家族へのアンケートだけでなく、実際に企業にヒアリングするように都から依頼されていました。

 

それで、私達がお世話になったナカポツさんは、コウジさんさんの仕事ぶりをいつか見に行きたいと仰るので、私もその時は是非同行させて下さい、と申し上げていました。

 

ところがその後すぐ私の両親が倒れ、次から次へと出てくる用事に今も追われている私は、先週ナカポツさんがコウジさんの会社訪問された時には、残念ながら同行できませんでした。

 

訪問後のナカポツさんから、コウジさんの上司との話の内容を電話で1時間ほど伺いました。

 

そしてコウジさんの問題となっているところが、果たして障害によるものなのか、あるいは性格によるものなのか、医師に確認したいとのことでした。

 

それにより、会社も対応を考えられるようでした。

 

私は私で、特にいつもと記憶の悪さは変わらないと感じているコウジさんが、会社で指摘されるくらい記憶力が悪化しているのだろうか? と心配になっていました。

 

さて、久しぶりの病院。

コウジさんはやはり、いつも診察を受けていた部屋も階も忘れていました。

1年半通ったのになあ。 まあ、仕方ないかな。 そういう障害だもんね。

 

主治医のW先生とお会いすると、さすがにコウジさんも嬉しそう。

 

W先生はコウジさんに色々質問され、コウジさんは懸命に答えていましたが、リハビリに通っていた頃に比べて、随分表情も受け答えもしっかりしてほれぼれしました。 ウフフ。

 

やはり会社勤めで、鍛えられてきているに違いありません。

 

ナカポツさんが、気になっている問題、コウジさんのいい加減なところが、果たして障害のせいなのか、元々の性格によるものなのか、と質問されると、W先生は1秒も入れずに 「障害です。」 とにこやかに返事されました。

 

我が意を得たり、と私は嬉しくなり、「そうよねえ、コウジさんは病気になる前はしっかりしていたものねえ。」 とほめてあげました。

 

実際は適当なところはありましたが、今みたいな適当さとは違う気がします。

前は、きちんとやろうと思えばできましたが、今は思ってもできない、という違いです。

 

続く

 

もう今年もあと2週間。

いい加減年賀状を買いに行かなきゃいけないし、父の老健も行かなきゃいけません。 年末年始外泊できそうか、実際の体の動きをチェックしに。

 

毎日電話している父は、元気で明るく安心。

これが実家に外泊して寒くて風邪ひいたり転倒したり、また母まで骨折したりしたら大変なのです。

でも父は、自宅でお正月を過ごしたいそう。

 

ワッチのことまで手が回らずにいたら、受験校に出す調査書を学校に依頼していませんでした。

 

月曜日まで申請しないと、来年8日以降になる、とワッチから聞いたのが月曜日の夜。

私が学校からもらっていた手紙では、申請後3日以内に発行してもらえる、と書いてあったので、遅くとも火曜日くらいに提出すればいいかな、と漠然と思っていました。  授業は、来週の月曜日まであるので。

 

とにかく慌ててどこを受けるかを急遽話し合い、必要な調査書の枚数を申請書に記入して火曜日に持たせました。

 

火曜日朝一番で学校に電話し、私は3日で書いて頂けると認識していましたので、と言い訳しながら、今年中に書いて頂けるようにお願いしました。

 

なぜなら調べると出願は、早いところで来月2日とか、もっと早いともう来週から始まっているところもあるのです。

 

父やコウジさんやマロちゃんちのことにかかりっきりになっていた間に、ワッチの受験はもう始まっているも同然。

 

正直、ブログ書いている場合ではなく、今日はここでさようならです。