ツバメがやってくる季節になりました。
数年前まで近所の駅に巣があって、そこに毎年ツバメが来て子育てをしていました。
その駅が解体され新しくなると、近くのビルの軒下にまた新しく巣ができました。
巣は毎年取り払われることなく、そのままそこにありました。
ビルのオーナーさんの計らいでしょうが、嬉しい。
私を含め巣を見上げる人々に、そこは子ツバメが飛び立つまでの短い期間、楽しみをくれる一角です。
親ツバメが甲斐甲斐しく餌を運んでくると、そのたびに顔中を口にして餌を入れてくれるのを待つ子ツバメ達の、かわいいことといったら！
親ツバメは忙しそうですが、近くに緑豊かな大学キャンパスがあるので、餌を探すには困らないのかも知れません。
３日前、私の目の前をスイ〜ッとツバメが飛び過ぎたので、「今年も来ているかも？」 と一昨日ウメの散歩の時に、その巣を見に駅まで行ってみました。
すると、いましたいました！ 大人のツバメの頭が１つ、巣から見えていました （昨日には２羽になっていました。 夫婦ですね）。
なんだかせわしそうに、巣の補修をしている様子。
うんうん、これからまた子育てが始まるのだな、とワクワクした気持ちで空を見上げますと、あちこちにツバメが飛んでいました。
家のすぐ近くのマンションにも巣があったのですが、３日前に見ると、今年はきれいに取り払われていました。
そこに戻ってきたと見えるツバメが、所在なさげに周りを飛び回っていたので、可哀相。
でも、またどこか近くに新しい巣を作るなら、うちに作ってくれないかなあ、優しく見守るのに。
なんて人の思惑とは無関係に、ツバメはどういうところを好んで巣を作るのでしょうね。
さて、昨日はまたまた父の外出でした。
・・・ はあ、疲れた・・・
父を外出させた翌日は大概家でのびていますが、今日は父のことであれこれ考え悩んでいる頭の疲労に加え、筋肉痛で、さらにのびていました。
本当はコウジさんにも父の外出を一緒に手伝ってもらう予定だったのですが、ちょっとアクシデント （後述） がありまして、コウジさんは留守番になりました。
体が動かない父なので、狭い自宅トイレで父を車椅子や便座から立たせたり座らせたり、パンツを上げたり下げたり、車椅子のフットレストから足を下ろしたりまた乗せたり、そうした１つ１つの介助に私が無理な姿勢で力を使うため、汗びっしょりになります。
「暑いね！」 「ふ〜、暑い！」 と汗をぬぐいながら力いっぱい父の世話をする私に、「全然暑くないよ？」 と不思議そうにつぶやく父。
そう？ やはり介護される人より、介護する人の方が力を使うのだな。
私が身体的介助を専ら担い、母はそばで口出ししたり見ているだけですが、母の方が 「ああ、気持ち悪くなってきちゃった。」 「ああ疲れた。」 と、私より先にへなへなと椅子に倒れ込む始末。
たしかに見ているだけでも、介護というのは疲れるものですね。
施設で介護に携わる仕事をしている人の、テキパキとした効率のいい動きを舌を巻く思いで見る私は、その方々への深い感謝と申し訳なさのほかに、体を酷使するきつい仕事への心配や、それをこなせることへの畏敬の念を抱きます。
でも施設の方が自宅より広いから、狭い自宅でのお風呂やトイレ世話よりは、もう少しやりやすそう。
バリアフリーならぬバリアフルの自宅での介護は、力ばかり使ってかなわないわ〜。
今回の外出は、父が老健で食べられないお寿司・あんぱん・大判焼き・お酒などの好物を食べたり飲んだり、自宅に届いている書類や手紙のチェック、といったいつもの目的のほか、父の今後についての相談も兼ねていました。 （続く）
ところで先述のアクシデントですが、なんとワッチが一昨日夕方、大学で階段から落ちてケガをしてしまったのです。
決して大したことない、とは言えないケガだったので、青くなって診療時間間際の病院や救急病院に片っ端から電話し、結局診療時間過ぎて受け付けてくれた病院にワッチを連れて行きました。
処置が施されたあと、「頭を打っているので、吐き気やろれつが回らないなどの症状が現れたら、すぐ救急車で脳外科に行くように。」 と言われて、夜帰ってきました 。
翌日が予定を変えられない父の外出だったので、ワッチの急変に備えて、コウジさんには自宅でワッチを見ていてもらったのです。
幸いワッチに急変はなく、あとは傷が治癒するまで気長に待ちます。
１８歳になって今までで一番ひどいケガをしてしまうなんて、慎重だと思ってたワッチって、案外おっちょこちょいだということがわかった出来事でした。
コウジさんも子供の頃、遊んでいて大谷石が頭に当たったり、自転車で山道を転がり落ちて大ケガしたり、スキーで捻挫したりしてきたそうで、「オレに似たんだ！」 と言っています。 やだなあ、変なところが似て。 頭を打ったワッチまで、高次脳機能障害になられたら困るなあ。
なんだか我が家は、散々な連休です。
あ、また地震。 今日は地震が多いです。
ちょっと心配だなあ。
コメント
コメント一覧 (5)
こうむいんのこうじ、反省してます。
公務員は全体の奉仕者じゃなきゃいけないのに
僕は社会的行動障害が酷いですね。
健常者の頃ならこんなことしなかったのに・・・。
いくら僕が悪くないってことを主張しても、こんなことしてたら
高次脳機能障害者の社会的な印象、決して良くならないですね。
運転することだって許されなくなっちゃいますもんね・・・。
でも、少なくとも僕の勤務先の上司らは、高次脳機能障害のこと
全然わかってないですし、わかろうともしていません。
生きていくこと、辛いです。
と言っても、自ら命を絶つことは絶対にしませんよ。
僕にこんな目に遭わせた職場の連中を許すことになっちゃいますもんね。
あ、また書きすぎちゃったみたいです。
皆さん、僕のコメント、読み捨ててくださいね。
って人のこと気にしてられない状態の公務員のこうじです。
僕が休職中に職場の連中がやらかした不法行為のてんこ盛り。
僕は、その後始末で残業の毎日・・・。
おかげで、症状が悪化しちゃいました。
僕、脳くんが疲れると目グルグル状態になっちゃうんです。
でも、残業して帰るときは脳くんの神経が高ぶってるんでしょうね。
だから、目グルグルになるのは朝の通勤の方が酷いんです。
僕の場合、目グルグルになると、
僕の目は輻輳不全があるから視界が３つぐらい見えちゃうんです。
だから、そういう時は右の視界を信じちゃうと対向車線に突っ込んじゃうから
コンビニがあればそこで休憩するんですけどね。
でも、休憩するところがない場合は、左の視界を信じて運転するんです。
もちろんスピードは落としますけど、左側に寄り過ぎちゃうんですよね。
で、こないだ７番くん縁石に乗り上げちゃったんです。
もちろん誰かにぶつけてないですよ。
でも、７番くんも身体障害車になっちゃいました（ぐすん）。
もう、このまま黙ってると僕がボロボロにされちゃうから
通勤災害と公務災害（労災の校務員バージョン）認定申請します。
それから刑事告発もしてやりますよ。
それから、７番くんの修理代も賠償請求します。
だって、僕が乗り上げたのが道路構造令違反の縁石なんだもん。
ホント、いやになっちゃいますよ、もう・・・。
こんにちは。 浦和犬ころさんのところは、ご実家近くにお引越しされる予定でしたっけ？（記憶違いでしたらすみません。） お元気ですか？ご主人も。
ほんとに、「私も誰かに世話してもらいたいわ（本当はしてもらいたくないですけれどね。）！」とぼやいていますよ。
ワッチも頼りなくて、怪我して血がボタボタ流れているのに、どうしていいかわからず大学のトイレのこもって私にメールしてきたくらいで・・・。ショックだったようで仕方ないけれど。 「とにかくすぐ保健室へ行きなさい！」とメールしたら、やっと気づいたみたいで、「わかった」と返事があり。
でも、私もワッチのこと言えないくらい、自分のことあまりできていなかった気もしますし。 いつくらいかなあ、少しはしっかりしてきたと自覚できたのは・・・。 ２５歳で結婚してからかも（苦笑）。
でも、いつも心配してきて下さって有難うございます。 ああ、こんな私を心配してくれている人がいるんだなあ、と思うと、やっぱり嬉しく元気が出てきます。浦和犬ころさんも元気でお過ごし下さいね！
まず、事故でこうじさんに怪我がなくて良かったです。運転が上手なこうじさんなのに、縁石に乗り上げるなんて、よほど疲れているのではないでしょうか？どうぞ体を休めて、事故にならないよう気を付けて下さいね。 奥さんがついてらっしゃるから大丈夫かな、と思っていますけれど、奥さんにも心配かけないようにして下さいよ。うちのコウジさんの上司は、この障害に理解があって、ナカポツさんも時々来て下さってアドバイスして下さったり夫の様子を気にかけて下さっています。 なので夫は安心して勤務、残業もありません。 なんだかこうじさんが心配だなあ～・・・ 奥さんや近くで話のわかる人たちとよく話し合って、会社とどう折り合いをつけていくのが１番賢いやり方なのか、（こうじさんにとって１番メリットがあるのか）、考えて下さいよ。くれぐれも無茶、無理、損なことはしないで下さいね。ほんと、運転に気を付けて下さいね。
お父様のお世話もお母様への気遣いも、何事も一生懸命の礼さんが
心配です。お体大丈夫ですか？
ここでも皆さんが仰っていらっしゃるように、まず自分を第一に
考えて大切になさってくださいね。
でもたまには誰かに面倒みてもらう立場になってみたい気もします。
こんなこと言って本当になったら大変だから忘れてください。
とにかく、自分を大切に！ワッチちゃんだってもう大学生なんだから
自分で判断できるでしょう。
ゴチャゴチャ行ってごめんなさい。礼さんが心配で・・・