30度越えの暑さが10日以上続き、梅雨も平年より22日早く開けてしまい、暑さに弱い私は心身ともに低迷気味です。昨日はウメの散歩中、アブラゼミも鳴いていましたよ。今年は早いなあ。

それでも、サッカーワールドカップの日本対ベルギー戦、見ました。早めに寝て、午前3時前に目覚まし時計をかけて。コウジさんも、「最初の1時間見たら寝る。それで大体わかるから。」と言うので、私もそうしようと思っていました。

けれど日本チームがよく動いて、うまくて、前半は0-0で終えました。世界ランキング3位のベルギーに、同61位の日本はボコボコにされるのでは、と悲痛な視線を画面に送っていた私たちでしたが、予想外の善戦に、コウジさんと「日本すごいね!」「うまいね!」と感心するだけでなく、「ベルギーって、大したことなくない?」などという不遜なことまで言っていました。

それでも「会社があるから、寝ないときつい。」とコウジさんだけ寝たのですが、後半が始まってすぐ、原口選手が見事に1点を入れたので飛びあがった私は、コウジさんを「日本が1点入れたよ!」と起こしに行きました。

コウジさんも飛び起きてテレビ前で応援に戻ったところ、今度は乾選手が強烈なロングシュートを決めて追加点を入れたので、2人で抱き合って喜びました(笑)。

その後やはり強いベルギーが2点を入れ追いつかれ、(これは延長戦かな。)、と思った矢先に、まさかの加点をされ、テレビ前で私とコウジさんは倒れました。でも、すごくいい試合でした。いいものを見させてもらった、と久しぶりに感動しました。

90分走り通しのサッカーは、とても疲れそうですが、とても面白いものだと、改めて認識しました。
そしてチームと監督が協力するゲームなので、個人競技の囲碁とは違うものの、「勝ちたい」という気持ちがずっと支配する点では同じですね。

囲碁も、疲れるんです。木谷正道さんは、「フルマラソンを走るより疲れる」と仰っています(木谷さんはフルマラソンを走られるんですよ。スゴイですよね。御年70歳です)が、私も対局していると、心臓がバクバクして困ります。

私が囲碁を細々と初めて1年が過ぎ、今は1日に何回かはネットで囲碁対局をするようにしていますが、これが疲れて、ブログを書くエネルギーと時間がなくなっています。別に囲碁は義務ではない(ブログもそうですが)のですけど、なにしろ最終目的が、コウジさんの脳が囲碁で活性化→高次脳機能障害症状改善、なのですから、興味深いですし、コウジさんのためでもあり、私のためでもあるのです。
高齢者の認知機能低下抑制に効果があるという囲碁は、高次脳機能障害にも多分効用はあると思うので続けていますが、先月26日の毎日新聞にも、大森での囲碁と高次脳機能障害定例会が記事になって掲載されました。https://mainichi.jp/articles/20180626/k00/00e/040/225000c

その会に5月に顔を出して下さった、王銘琬九段は、『ゾーンプレスパーク』という本を書かれていますが、それは囲碁とサッカーを並べて、戦略における共通点を論じられている面白い本です(でも私は囲碁もサッカーもまだよくわかっていないので、理解できるにはもう少し囲碁ができるようにならないと)。

嬉しかったことの1つは、今述べたように、ワールドカップでの日本対ベルギー戦で日本が素晴らしい戦いを見せてくれたことですが、もう1つの嬉しかったことは、タイの洞窟で、13人の少年とコーチが無事に見つかったことです。

もう正直、厳しいのではないか、と悲痛な思いでニュースを見続けていましたが、洞窟内の高い場所でお菓子を分け合いながら救出されるのを待っていた少年たちの姿を映像で見た時は、本当に嬉しかったです。

この1週間ほど、自分がご飯を食べるたびに、(洞窟の中の少年たちは、食べるものがなくてつらいだろう。)と胸が痛んでいました。もうゼリーから始め、栄養をつけたり医師の治療が始まったり、一安心です。
でも水が邪魔ですぐに救出できず、長期戦になるかもとのことで、4か月分の食料を用意するそうなんですが、太陽の下に出てこられて、親や友人らと再会できる日が早くくることを祈っています。