最近、「ピロロロロ~♪」 (それとも、チュルリリリ~?) とかわいい声で鳴いている鳥がいるのだけれど、あれはツバメでしょうか。
飛ぶのがあまりに早いので見えないのですが、電線に、尾が特徴的に2つに分かれた鳥が止まっているのを見かけました。 これから日本で、巣作りと子育てのシーズンかな。
以前このブログで、前年ツバメが作った巣が取り払われていたマンションの話を書きましたが、あのあとそこには、誰かの手によって頑丈な新しい巣と、その下に糞避けの板まで作られていたので、嬉しかったです。勿論、ツバメはそこで子育てし、雛は皆、無事に巣立っていきました。 こういう時、人間ていいな、と思います。
 
さて、世の中はGWですね。 
自分の貴重な休みを利用して、熊本や大分へボランティアへ向かう人々の姿をテレビで見ると、胸が温かくなります。この世は助け合い、困っている人がいたら助けるのが当たり前、その気持ちに国境はない・・・ と、外国人ボランティアが言っていた姿にも、嬉しくなりました。
私は熊本まで行けないので、ここは、と思ういくつかの団体へいくばくかの支援金をお送りしました(先日テレビで池上彰さんが、「義援金」と「支援金」の違いについて詳しく説明されていましたね)。

また一方、連休を利用して海外へ行かれる人たちの姿をテレビで見ると思うのは、(こういう人たちは、病気で介護が必要な家族が、とりあえず今はいないのだな。)ということ。 また、自分がまだ足腰丈夫で動けるうちは、行きたいところへ行っておいた方がいい、という風にも思います。

パーキンソン病だった父は、「自分の足でどこへも行けなくなった」と嘆いていました。山が好きだった父を、まだ歩けるうちに、行きたがっていたカナダかスイスの山へ連れて行ってあげたかったです。69歳まで会社勤務だった父は、その20年以上を名古屋で単身、多忙な生活を送っていて海外旅行は無理そうでしたし、一緒に旅行するはずの母は喘息持ちで、飛行機に乗れなかったのです。「日本にもまだ、見ていないところがいっぱいあるからね。」 と言っていた父は結局、一度も海外へ行くことはなく、亡くなるまで病室のベッドの上で、テレビの「百名山」を見ていました。 

私は父が入所していたり入院していたりしていた昨年1年は、宿泊を伴う講演は極力せず、日帰り講演でもヒヤヒヤでした。 でも急変した父の臨終に、結局は間に合わなかったのです。父の死をめぐる色々なことを考えるとつらいですが、経験を通して得た疑問だけでなく反省点やアドバイスなど、また後日書きたいと思っています。


連休といえども、2日と6日はコウジさんは会社ですし、色々用事があるので、まあ我が家は普通の1週間です。
30日はウメの狂犬病予防注射と健康診断(採血の検査結果は来週以降)、足にできている腫瘍の診察、そしてフィラリアの薬をもらいに動物病院へ行ってきました。フロントラインはまだあるので、今回は不要です。

ウメは動物病院が嫌いで、病院の手前100メートルですでに察知し、呼吸が「ハッハッ」と荒くなり逃げようと暴れ出すので、仕方なく肩にかつぎあげなくてはなりません(抱っこでは歩けないくらいの重さなので)。
去年までは私がかついでいましたが、16.5キロのウメを100メートルかついで歩くのは大変なので、今回から私より体の大きなコウジさんがかついでくれることになりました(もっと早くからそうしてもらえばよかったけれど、コウジさんもプッツンと切れて、ウメを放してしまうかもしれないので、少し心配なのです。でもそんなこと言ってられないウメの重さ)。

心配だった腫瘍も、1年大きさが変わっていないので、このまま様子見でいいとのこと。良かった。手術となると、腫瘍のある場所が悪いので、切開すると皮膚が足りなくなり、ほかの部位から皮膚を移植しないといけない大がかりな手術となる、と言われていました。 今まで焼き鳥の串を飲み込んで開腹手術(串は見つからず、その後糞で出てきました。数日待てば良かったかもしれませんが、その間に串が内臓に刺さると危険なので、急いで手術しました)、良性腫瘍で手術、と手術ばかりしているので、もう手術はさせたくないのです。

ウメの動物病院で疲れて早めに寝たその深夜(1日の午前1時半)、救急隊員からの電話で起こされました。
母が下痢と腹痛と喘息発作で搬送中とのことで、すぐ家を出られるよう準備しておいてほしい、とのこと。 びっくりし、父に続いて母まで逝ってしまうのか?と混乱する気持ちを落ち着かせながら、取りあえず身支度して、タクシーを呼ぶ準備をして連絡を待ちました。(深夜自分で焦って運転したら、絶対事故を起こすと思い、タクシーを呼ぶつもりでした)。

その後母自身から電話があり、喘息は点滴で発作を抑え、腸も薬をもらったので、自分もタクシーで帰れるから来るに及ばす、とのことで安心してへなへなと座り込みました。 実は母は重い喘息持ちで、普段は薬で管理できていますが、そうできるようになるまで、やはり救急車で運ばれ、「もうこれで死ぬのか」と観念したこともあります。今回は大事に至らず済みましたが、1人暮らしさせるのは、今後も心配です。

母の見守りをALSOKに申し込もうかと考えながら、ALSOKやセコムから母を救助に来てもらうのに20分近くかかることを考えますと、今回救急車は5分で来ていますから、そういうところに入る意味があるのか、と思うのです。
かといって、私が母と同居、となると、前にも書いたようにコウジさんを横浜に連れてくるのは難しく(会社から遠くなるから)、もうなるようにしかならない、と諦めの境地です。

だって子どもが遠方に住んでいたり、海外勤務だったりしたら、到底駆けつけたり、日常的な世話すらできないのですから。そういう子どもたちは、皆さんどう対処されているのでしょう。 もちろん、一人暮らしの病気持ちの高齢者は大勢いらっしゃるはずですしね。手がゆき届かなくて亡くなる方の数もきっと多いのでしょう。 

人はいつかは死ぬので、それが遅いか早いかの差だけ。 遅ければ幸せかというと、そうとも限らず、早くても精一杯その人の人生を生きれば、もうそれでいいのだと思うようになったこの頃です。(2日前の晩、コウジさんと一緒に、知人から頂いていた『大丈夫』という映画を見て、なおさらその思いを強くしました。聖路加国際病院で小児がん治療にあたる医師、細谷亮太さんのドキュメンタリ-、伊勢真一監督です)。
思い残すことがないよう、毎日を一所懸命、自分のため、人のため、地球上の生き物のため、に生きることに尽きると思います。

というわけで、昨日の1日は、母の様子見に、食べ物を色々持って実家へ行ってきました。なんとか元気でしたが、いつまで1人暮らしできるかな~、と心配になりました。

5月22日(日)に講演をします。

2016年いちごえ会第5回総会・第9回講演会
「日々コウジ中の夫とともに 家庭円満は障害を乗り越える鍵」

会場:萌え木ホール(商工会館3階) 小金井市前原町3-33-25
日時:5月22日(日) 総会 1時半 講演会 2時半
講師:柴本 礼(私)
参加費:会員無料 会員でない方1000円(当日入会の方は無料) 年会費2000円
主催:高次脳機能障害者小金井友の会 いちごえ会
後援:小金井市

*お申込みは、いちごえ会のHPかメールからお願いします、とのことです。
HP → http://ichigoe.org/
メールアドレス → info@ichigoe.org

いちごえ会の顧問をされている上田敏先生は、「高次脳機能障害」という名前の名付け親でいらっしゃいます。
上田先生のご講演も拝聴したことがありますが、当事者とそのご家族の相談やアドバイスを長期にわたって続けてきて下さっています。 一度ご挨拶できたら・・・とずっと以前から願っておりましたので、講演依頼を頂き、大変嬉しく思っています。