またいつものように、家事や雑用等に追われているうちに、日本高次脳機能障害学会学術総会の講義を視聴する時間がなくて焦ってきましたが、12月7日まで視聴できるので、まだ大丈夫。長い期間視聴できるように設定して頂いて、有り難いです。今は、高次脳機能障害者の自動車運転についての講義を途中まで拝聴したところです。

今日は大学時代のゼミの指導教授に、長い長い手紙を書いていました。八十歳を越えられましたが、まだ現役でお仕事をされています。19世紀アメリカ文学がご専門で、特にソロー(『森の生活』などを書いた作家)の研究をされていらっしゃいます。私の卒論は、マーク・トウェインで、『Mysterious Stranger(不思議な少年)』について英文50ページで書きました。『不思議な少年』は、『ハックルベリー・フィンの冒険』や『トム・ソーヤの冒険』などの明るい物語とは異なり、とてもぺシミスティックで皮肉な物語ですが、希望も書かれてあります。そういう本が、わりと私は好きです。 

そう、その教授はコウジさんがくも膜下出血を起こしたことを私が年賀状でお知らせしたところ、すぐお電話を下さり、それからというものの手紙やメールでお互いの近況報告をしたり、講演にも来て下さり、何かと私達家族を気にかけて下さってきた、恩師と呼べる存在でものすごくお優しいんです。最近、パソコンが故障したままでメールは出来ない、とお手紙を頂いたので、私も久しぶりに汚い字ながら手紙を書いたのですが、細かい字でびっしり、便箋5枚になってしまいました(笑)。でも、手書きって、その人のぬくもりが感じられて、いいものですよね。コロナで益々お会いできなくなりましたが、コロナが収束したら、会いに行きたいなあ。

それから今日は、愛犬ウメをまた炭酸温泉に入れるために、動物病院へ連れていきました。今まで13年間、ウメを自宅のお風呂で洗ってきたのですが、18キロもある大きな犬なので、私の腰は痛くなるわ、お風呂場の掃除が大変だわ、寒い時期に生乾きで風邪ひかせても困るわで、お金は多少かかってもこれからは病院でお風呂に入れてもらおうと思います。で、また病院のスタッフさんに入浴時の写真を撮ってもらいました(添付)。
さくらお風呂


さくらお風呂あと1


ウメも2回目で慣れて、大人しかったそうです。
というわけで、今のウメの毛はさらさら、ふわふわ、しかもすごくいい匂い♪ 今日は抱っこして一緒に寝ます。ああ、犬と猫に囲まれ、幸せです。私だけでなく、コウジさんもワッチも、犬猫と一緒にいられてとても幸せそうです。コウジさんの障害にとって、ワッチの成長にとって、犬猫と一緒に生活しているということは、大きな良い影響を及ぼしているに違いないと思います。

さて、私は来月の江戸川区講演前に、一緒にトークする柳さんやGOMAさんや鈴木さんの本を読んで下準備をしていますが、鈴木さんのツイッターを読んでいたら、明日26日まで山口加代子先生との対談『高次脳機能障害の体験から心理支援に期待する』がネットから視聴できるそうです。
日本心理臨床学会の、第39回(Web)大会でのイベントのようで、進行は、学会業務執行理事の奥村茉莉子さんです。https://t.co/1jVmxsJx56?amp=1

その中でも山口先生が仰っていましたが、鈴木さんは自分で自分のリハビリをどうやったらいいかいつも考えて実行されていらっしゃる方なので、リハビリ職の方達にとって、鈴木さんのお話はとても参考になるでしょうし、当事者の方達にとっても、同様なのではないでしょうか。
明日までなので、ご都合がつく方は視聴されるといいですよ。1時間37分もの長い貴重な対談です。
それにしても、鈴木さんって受障後でもこんなに多くの本を執筆されたりこんなにお話できるのですから、病気になる前はきっともっとパワフルにご活動されていらしたのでしょうね。すごいなあ。

今日の最後は、私がいつも応援している多摩川猫とホームレスさん支援をされている写真家の小西修さんが、来年度のカレンダー販売を開始されています。私は毎年3つ購入し、2つはいつも決まった人に差し上げています。 いわゆる可愛い猫のカレンダーではなく、厳しい環境で、時には人間に虐待されながらどうにか命を繋いでいるけなげな猫たち(繋げなかった猫もいます。)を、小西さんが温かいまなざしでシャッターを切っている写真の数々なんです。

どうぞお買い求めください。売り上げは、全て多摩猫たちに使われます。
http://www.top-virtual.com/kabuto/diarypro/
http://www.kabuto.tank.jp/cgi-bin/mart/mart.html

ではまた。