先日の町田市講演は、町田市役所でありました。
町田駅は大きくて、駅から外に出たぞ、と思ったら高架下で、方向感覚が狂い、地図を見たり、人に聞いたりしてやっと辿り着きました。冷たい北風が吹きつけ(役所近くには市民ホールなど高い建物があるので、ビル風?)、杖をついて来られるコウジ村のご夫妻のことを考えると、心配になりました。
講演にいらして下さった方たちは、ほとんどが町田市内の方だったなら、迷わなかったと思いますが・・・。
役所に着くと、ガーン、休みでした。土曜日ですからね。正面玄関が閉まっていて、中は真っ暗です。
でもよく目をこらしますと、小さな貼り紙がしてあり、講演会へは左奥の入り口(休日出入り口)から入れるとのこと。
う~ん・・・ ちょっとわかりづらいなあ。 そちらへ歩きながら、またコウジ村のご夫妻に「入口はわかりづらいですよ。左側から入るそうですよ。」とメールを打ちました。
大きくて新しい市役所は、6年前にできたそうです。吹き抜けがあり、明るくて、さすが約43万人を抱える町田市。
今回の会場は60人定員の、割と小さ目の会議室でしたけれど、日本に50万人いるという古いデータで換算しますと、町田市にはおそらく2000人くらい(以上)の高次脳機能障害者がいらっしゃるから、ご家族も含めると、もっと広くても良かった気がします(偉そうに、すみません)。 でも実際には、定員と同じくらいの方だけが集まって下さったそうです。そんなものかなあ~? と、ちょっと不思議に思いました(この点については、後述)。
私は、コウジさんのエピソードを交えながらいつも通りの話を1時間で早めの口調でお話し、そのあと多摩丘陵病院の三沢幸史さんが、作業療法士という仕事についての基本的なお話や、高次脳機能障害者への支援方法についてのお話をされました。作業療法士さんの仕事については、あまり深く知りませんでしたので、大変興味深く、勉強になりました。
そのあとの質疑応答では、時間の関係でお2人が質問されましたが、お2人とも「当事者の病識のなさ」にお困りでした。うちの夫も同じで、なかなかこの「病識のなさ」という問題は改善していかないので、私も困った顔を三沢さんに向けました。
三沢さんは、「できることを積み重ね、達成感を味わう。なんでできたかを考え、じゃあ次にやる時にどうしたらいいか、を考えることで、改善していく。」、とお答えになりました(言葉通りではありませんが、そういう感じのことを話されました)。
たしかにそうだ、と思いました。何かがうまくいった時、夫だけでなく誰でも嬉しいものですよね。褒められたりしたら、尚更。きっとここに、病識を持たせるための秘訣が隠れているような気がします。
また、講演会にいらっしゃる方とお話すると、ご本人やご家族が高次脳機能障害者になった原因で、初めて聞くものに出会うことがあります。
今回も、そうでした。それは、「ミトコンドリア脳筋症」という難病が原因で、当事者になった夫を持つ方がいらしていました。奥さんの話では、良くなってきたと思ったら再発して、を繰り返し、発病から10年経つ今でも、やっとB型作業所に辿り着いたところだそうです。なんとか、もう再発しないで、あとは良くなるだけになりますように。
帰宅すると早速その「ミトコンドリア脳筋症」をすぐ調べましたが、なんだか難しそうな病気でした(だから「難病」なのですが)。
高次脳機能障害の原因となる「難病」として、MS(多発性硬化症)もあります。これからも、まだまだ色々な病気が、原因として認定されるのではないでしょうか。
さて、今回の町田市の講演会情報ですが、私は自分が講師を務めるので、「町田市 柴本礼」で検索し、ひかり療育園のサイト内の「福祉講座」に辿り着けていました。
けれど、単に「町田市に、高次脳機能障害の講演会がないかな?」と思う方は、「町田市 高次脳機能障害」で検索されると思います。 すると、これがなかなか「福祉講座」に辿り着けないのです。
もしかしたら辿り着けなかった方も多かったのではないでしょうか。また、辿り着ける前に、諦めてしまった方もいらしたのではないか、と思います。
特に、講演会の1週間前くらいまでは、「福祉講座」も、検索しても出てきませんでした。
私が「町田市 柴本礼」で検索すると、私のブログしか出てきませんでした。う~ん・・・ (余談ですが、今同じように「町田市 柴本礼」で検索すると、またしても私のブログしか出ません。「福祉講座」で講演をした、という事実は、もう削除されています。早すぎる気が・・・)
とにかく、今回に限らず、今までも、これからも、高次脳機能障害関連の講演会があることを知らずにいる方が多いたとしたら、これほど残念なことはありません。講演会は、多くの時間と手間、スタッフの方がたのお力添えで実現するもので、どれだけの方にお世話になって私がお話できたかを考えると、感謝に堪えません。けれどそんな手間暇かけた講演会なのに、現実にこのブログへ、「昨日講演会があったのを知りませんでした。」という、おそらくは町田市在住の方からの残念そうなコメントを頂きました。
講演会というのは、情報を得たり、支援者と繋がったり、ほかの当事者家族と繋がったり、もちろん私と繋がったり、新たに一歩進める、とても貴重な機会です。 来たかったのに、知らなくて来られなかった方がいたら、勿体ないですし、申し訳なく思います。
すでに今回お世話になった担当の方々には、この問題点をお伝えし改善をお願いしましたが、年内には町田市に意見を書いて送ろう、と考えています(今、色々立て込んでいて、時間があまりなく)。
とにかく巨大都市である町田市なので、高次脳機能障害者は大勢いらっしゃるはずですし、発達障害などほかの障害者も沢山いらっしゃいます。
HP内の、障害者に関する情報をもっと多くすることと、そこへのアクセスのしやすさをお願いしたいと思いました。
講師としてお招き頂きながら、あれこれ注文や意見を申し上げるのは申し訳ない気もしますが、私が気づいたのも何かの縁ですし、ネットで情報を得ている人、ネットでしか情報を得られない人も沢山いますので、ほかの自治体にも同様のHPの充実をお願いするものです。宜しくお願いします。
ブツブツと書いていましたら長くなってしまい、木谷さんの「心の唄コンサート」の話が書けなくなりました。明日にします。すみません。
また、宮崎の「いのちのはうす保護家」さんでは、明日朝9時に命の期限を迎えてしまう犬が、1匹います。とても寂しげな眼をしているこのワンちゃんの里親になって下さる方がいらしたら、どうか宜しくお願いします。
うちはもうウメとハルとチーでいっぱいいっぱいで無理なので、申し訳ないです。助かりますように!
それから、講演先などで『日々コウジ中』『続・日々コウジ中』が手に入らなくて困っている方々に、謝りつづけてきましたが、このままではいけない、と思うようになりました。待っていても、一向に増刷される気配はありませんが、これからも増える高次脳機能障害者とそのご家族、支援者、一般の方のためにも、増刷をなんとしてでもお願いしなくては、と。
そこで、出版元である主婦の友社さんに相談した結果、嬉しいことに増刷がかないそうです。早くても来年1月下旬になるとのことですが、日にちが決まり次第、具体的な入手方法について、ここでお知らせしようと思います。
それまでご不自由おかけしますが、いましばらく、楽しみにお待ち下さい!
尚、2月18日(土)の相模原講演(場所は橋本です)では、本の販売をして頂けるようです。直接買われたい、お近くの方は、是非相模原講演にお越し下さい。
それでは、また。
町田駅は大きくて、駅から外に出たぞ、と思ったら高架下で、方向感覚が狂い、地図を見たり、人に聞いたりしてやっと辿り着きました。冷たい北風が吹きつけ(役所近くには市民ホールなど高い建物があるので、ビル風?)、杖をついて来られるコウジ村のご夫妻のことを考えると、心配になりました。
講演にいらして下さった方たちは、ほとんどが町田市内の方だったなら、迷わなかったと思いますが・・・。
役所に着くと、ガーン、休みでした。土曜日ですからね。正面玄関が閉まっていて、中は真っ暗です。
でもよく目をこらしますと、小さな貼り紙がしてあり、講演会へは左奥の入り口(休日出入り口)から入れるとのこと。
う~ん・・・ ちょっとわかりづらいなあ。 そちらへ歩きながら、またコウジ村のご夫妻に「入口はわかりづらいですよ。左側から入るそうですよ。」とメールを打ちました。
大きくて新しい市役所は、6年前にできたそうです。吹き抜けがあり、明るくて、さすが約43万人を抱える町田市。
今回の会場は60人定員の、割と小さ目の会議室でしたけれど、日本に50万人いるという古いデータで換算しますと、町田市にはおそらく2000人くらい(以上)の高次脳機能障害者がいらっしゃるから、ご家族も含めると、もっと広くても良かった気がします(偉そうに、すみません)。 でも実際には、定員と同じくらいの方だけが集まって下さったそうです。そんなものかなあ~? と、ちょっと不思議に思いました(この点については、後述)。
私は、コウジさんのエピソードを交えながらいつも通りの話を1時間で早めの口調でお話し、そのあと多摩丘陵病院の三沢幸史さんが、作業療法士という仕事についての基本的なお話や、高次脳機能障害者への支援方法についてのお話をされました。作業療法士さんの仕事については、あまり深く知りませんでしたので、大変興味深く、勉強になりました。
そのあとの質疑応答では、時間の関係でお2人が質問されましたが、お2人とも「当事者の病識のなさ」にお困りでした。うちの夫も同じで、なかなかこの「病識のなさ」という問題は改善していかないので、私も困った顔を三沢さんに向けました。
三沢さんは、「できることを積み重ね、達成感を味わう。なんでできたかを考え、じゃあ次にやる時にどうしたらいいか、を考えることで、改善していく。」、とお答えになりました(言葉通りではありませんが、そういう感じのことを話されました)。
たしかにそうだ、と思いました。何かがうまくいった時、夫だけでなく誰でも嬉しいものですよね。褒められたりしたら、尚更。きっとここに、病識を持たせるための秘訣が隠れているような気がします。
また、講演会にいらっしゃる方とお話すると、ご本人やご家族が高次脳機能障害者になった原因で、初めて聞くものに出会うことがあります。
今回も、そうでした。それは、「ミトコンドリア脳筋症」という難病が原因で、当事者になった夫を持つ方がいらしていました。奥さんの話では、良くなってきたと思ったら再発して、を繰り返し、発病から10年経つ今でも、やっとB型作業所に辿り着いたところだそうです。なんとか、もう再発しないで、あとは良くなるだけになりますように。
帰宅すると早速その「ミトコンドリア脳筋症」をすぐ調べましたが、なんだか難しそうな病気でした(だから「難病」なのですが)。
高次脳機能障害の原因となる「難病」として、MS(多発性硬化症)もあります。これからも、まだまだ色々な病気が、原因として認定されるのではないでしょうか。
さて、今回の町田市の講演会情報ですが、私は自分が講師を務めるので、「町田市 柴本礼」で検索し、ひかり療育園のサイト内の「福祉講座」に辿り着けていました。
けれど、単に「町田市に、高次脳機能障害の講演会がないかな?」と思う方は、「町田市 高次脳機能障害」で検索されると思います。 すると、これがなかなか「福祉講座」に辿り着けないのです。
もしかしたら辿り着けなかった方も多かったのではないでしょうか。また、辿り着ける前に、諦めてしまった方もいらしたのではないか、と思います。
特に、講演会の1週間前くらいまでは、「福祉講座」も、検索しても出てきませんでした。
私が「町田市 柴本礼」で検索すると、私のブログしか出てきませんでした。う~ん・・・ (余談ですが、今同じように「町田市 柴本礼」で検索すると、またしても私のブログしか出ません。「福祉講座」で講演をした、という事実は、もう削除されています。早すぎる気が・・・)
とにかく、今回に限らず、今までも、これからも、高次脳機能障害関連の講演会があることを知らずにいる方が多いたとしたら、これほど残念なことはありません。講演会は、多くの時間と手間、スタッフの方がたのお力添えで実現するもので、どれだけの方にお世話になって私がお話できたかを考えると、感謝に堪えません。けれどそんな手間暇かけた講演会なのに、現実にこのブログへ、「昨日講演会があったのを知りませんでした。」という、おそらくは町田市在住の方からの残念そうなコメントを頂きました。
講演会というのは、情報を得たり、支援者と繋がったり、ほかの当事者家族と繋がったり、もちろん私と繋がったり、新たに一歩進める、とても貴重な機会です。 来たかったのに、知らなくて来られなかった方がいたら、勿体ないですし、申し訳なく思います。
すでに今回お世話になった担当の方々には、この問題点をお伝えし改善をお願いしましたが、年内には町田市に意見を書いて送ろう、と考えています(今、色々立て込んでいて、時間があまりなく)。
とにかく巨大都市である町田市なので、高次脳機能障害者は大勢いらっしゃるはずですし、発達障害などほかの障害者も沢山いらっしゃいます。
HP内の、障害者に関する情報をもっと多くすることと、そこへのアクセスのしやすさをお願いしたいと思いました。
講師としてお招き頂きながら、あれこれ注文や意見を申し上げるのは申し訳ない気もしますが、私が気づいたのも何かの縁ですし、ネットで情報を得ている人、ネットでしか情報を得られない人も沢山いますので、ほかの自治体にも同様のHPの充実をお願いするものです。宜しくお願いします。
ブツブツと書いていましたら長くなってしまい、木谷さんの「心の唄コンサート」の話が書けなくなりました。明日にします。すみません。
また、宮崎の「いのちのはうす保護家」さんでは、明日朝9時に命の期限を迎えてしまう犬が、1匹います。とても寂しげな眼をしているこのワンちゃんの里親になって下さる方がいらしたら、どうか宜しくお願いします。
うちはもうウメとハルとチーでいっぱいいっぱいで無理なので、申し訳ないです。助かりますように!
それから、講演先などで『日々コウジ中』『続・日々コウジ中』が手に入らなくて困っている方々に、謝りつづけてきましたが、このままではいけない、と思うようになりました。待っていても、一向に増刷される気配はありませんが、これからも増える高次脳機能障害者とそのご家族、支援者、一般の方のためにも、増刷をなんとしてでもお願いしなくては、と。
そこで、出版元である主婦の友社さんに相談した結果、嬉しいことに増刷がかないそうです。早くても来年1月下旬になるとのことですが、日にちが決まり次第、具体的な入手方法について、ここでお知らせしようと思います。
それまでご不自由おかけしますが、いましばらく、楽しみにお待ち下さい!
尚、2月18日(土)の相模原講演(場所は橋本です)では、本の販売をして頂けるようです。直接買われたい、お近くの方は、是非相模原講演にお越し下さい。
それでは、また。
コメント
コメント一覧 (14)
夫は今年の2月にくも膜下出血で倒れ、今は重度の高次脳機能障がいです。数分前の記憶がなくなるので、いまだに家の中でも迷うので全く目が離せません。
聞いていただきたいことは山のようにありますが、今一番の心配事はお金のことです。住宅ローンも生命保険も身体に障がいがほぼないので重度障がいには認定されませんでした。柴本さんも本に書かれていたので、きっと無理なんだと思っても、あまりに重度な夫を見ていると、あまりに身体的な障がいばかり重視されることに納得がいかず、これからのことを考えると不安ばかりです。もっと社会生活を送るにあたって、日常生活を送るにあたっての不自由さを考慮したもらいたい!
夫とこの障がいと共に生きていく覚悟をしつつも、お金の心配が少しでも減れば家族はもっと気持ちにゆとりがもてるのにと思ってしまいます。やはりあきらめるしかないのでしょうか?
夫は49歳、私は51歳、末っ子は中3です。どなたか身体の麻痺はほぼなくて、重度障がいが認められた方がいれば教えていただきたいです。
お返事遅くなってごめんなさい。今30分くらいかけて書いたのに、うっかり全部消してしまい、また書き直しています(涙)。長くなりますので、何回かに分けて書きます。
まず、私の知っている人の中で、身体麻痺がなくてローンが免除になったり保険金が下りた人はいないな、と考えていました。失語症の方は、ローン免除になりましたが。
そんな時、コウジ村(私が主宰する家族会)の1人から情報が寄せられ、そういう人を知っているとのこと。そこでその方にコンタクトして詳細を聞きますと、たしかに身体麻痺はないのにローン免除になっていました。けれどその方は、住宅ローンを組む時に団信に三大疾病特約を付けていたそうです。その特約の内容は、「脳卒中になり、60日以上仕事に就けない状態が継続する」というのが条件だったそうです。
私の夫が倒れた13年前には、そういう保険商品はありませんでしたから、私やちあきさんのように、「こんなに社会生活が送れていない状態で、高度障害と認められないのはおかしい!」と金融庁や保険会社に訴える人が増えてきたから、それに対応する形で、そういう商品ができたのではないでしょうか。 (続く)
そういう商品は保険料が若干高くなるようですが、身体麻痺のない高次脳機能障害者がローン免除や保険金を認められるには、それに入るしか道はないと思います。
でも、保険会社によっては、「これは高度障害だ」と判断してくれるところもあると聞きますので、私も2度診断書を書いて頂いて申請し、2度とも却下されましたが、ちあきさんはまだ1度なら、もう1度申請されてもいいかもしれません。でも、診断書を書いてくれる医師が、「これは高度障害だよね」と思われないとダメですが。
私は2度却下されてへこみましたが、「それなら夫は重い障害ではない、ということなのね。それなら、仕事できるわね。」と、とても仕事できる状態ではなかったのですが、一所懸命お尻を叩いたり、支援をお願いしたりして、運よく2年4か月で就労に漕ぎ着けたのです。
ちあきさんのところはまだ10か月なので、2年くらいまでは障害症状も改善していくといわれていますから、絶望したり心配したりする前に、ガンガンリハビリを頑張る時期です。そして1年半経つ時には、障害年金を申請できるよう、1年2、3か月くらいから準備に入りましょう。(医師に診断書をお願いするなど。診断書を書いて頂くにも、時間がかかりますからね。) そして障害者枠での就労を目指すために、障害者手帳もとっておきましょう(精神障害者保健福祉手帳)。色々やっておくことはあります。(続く)
ご主人が就労できるまでは、ちあきさんも何かアルバイトされると、精神的に落ち着きますよ。私も夫が就労できるまでは(その頃はできるとは思っていませんでしたけど)、1年間イラストの仕事をしていました。わずかな収入でしたが、夫の障害のことを考えずに仕事に没頭できる時間は、リフレッシュになりましたし、心の支えになりました。と、ちあきさんはすでにお仕事されているんですね!そのお仕事を大事にしてくださいね。
とにかくご主人が就労できるまで、なんとか繋いで下さい。そして、家族会に入って情報収集したり、相談したり、愚痴を聞いてもらったりすることも必要です。助かる道が見つかるかもしれません。
まだ10か月ですから、大変な時期です。嵐の中です。 でも時間がたっていけば、嵐も段々おさまり、雲の切れ間から太陽が顔を出したりします。それまでの辛抱です。つらい時は、家族会や仲間と話して乗り越えて下さい。家族会がそばにない時は、どうぞ私のコウジ村に入られて下さい。ネットでのやりとりがほとんどで、それも必要最低限しかしていませんが、いざという時に繋がっている、という安心感は、やはりいいものです。もし入られたい場合は、アドレスを記載して、コメント下さい。(アドレスは公にしませんので、ご安心下さい。)
それから、拙著が在庫切れでご迷惑おかけしています。お金がないのに、倍の値段で買って下さって、本当に有難く思います。そこまでして、拙著を必要として下さって、嬉しいです。なのに、今はごめんなさいね。1月下旬には正規の金額で販売できると思います。
ちあきさんは、私と同じような道を通ってきている気がします。心配なので、またコメント下さい。待ってます。
師走のお忙しい中、心のこもった親切な返信をくださり、本当にありがとうございます。とても嬉しくありがたい気持ちと、お忙しい方に余計な用事を増やしてしまったなぁと申し訳ない気持ちと・・・
実は今日の午後から何回も返信を打って、何故か送信エラーの表示が出て送れず、色々操作していたら消えて、又打ち直してを何回か繰り返して、泣きそうになっています。
なので少しづつ送ろうと思います。
柴本さんのブログを知ってから、何日もかけて2010年から全部読み返しました。毎晩毎晩読みました。時には泣きながら読んでいる自分がいました。
柴本さんが書かれた、動物保護に対しての想い、命について、震災や災害について、お父様に対する想い、色んな文章を読んで、なんて人間としての根っこが優しい人なんだろうと思いました。だからこそ、今まではネットとかにはうとくて、ブログなんて無縁だった私が、最後まで読んで、初めてコメントを投稿するという行動が起こせたのだと思います。
1回目のコメントは、本当に届くのかなぁと半信半疑でしたので、素っ気のない文章ですみませんでした。その素っ気ないコメントにここまで丁寧な返信をいただいて、ただただ感謝しかありません。
そして何回も送信失敗するおバカな私ですが、もうこれ以上ショックを受けないように小分けにして今から送りますので、お読みください。
(続き)
やっと投稿できました。入力に時間がかかり過ぎたら駄目なのかな?
とにかく小分けで送ります。
保険について詳しく調べてくださり、本当にありがとうございます。正直9割はきっと無理なんだろうなと思っています。ですが柴本さんも言われるように、もぅ一度だけチャレンジしてみようと思います。そしてきっぱりあきらめて、次に気持ちを切り替えたいです。
夫は介護では要介護4、障害区分では生活介護5と、かなり重いめの認定をもらっています。正直重く判定してもらえて助かる気持ちと、夫はそこまで重度なのかとショックを受ける気持ちとで複雑でした。
なので保険で重度と認定されなくても、むしろ自分の気持にハッパをかけて、頑張らなくてはいけないですね。柴本さんのように!
最初のコメントには末っ子のことだけ書きましたが、私達には子どもが4人います。手のかかる年齢の子はいませんが、お金はかかります。上の子2人分の大学の学費は奨学金を借りてまかなったので、家のローンと合わせると、言えない程の借金があります。借金のことを考えるといつも不安になります。
夫がこうなる前には、当たり前のように定年まで元気に働くと信じて疑わなかったので、定年までにローンを完済して、子ども達の奨学金の返済も助けてあげれると甘い計画をたてていました。
今から思うと本当に私はのんきなあほだったなぁと思います。
それなのに、また気を取り直して書いて下さって、本当に有難うございます。ちょっとちょっと、また書いて下さいね。今日はもう遅いので、寝て下さい(笑)。
それから、以前は私のブログを最初から読み直して下さった方もいらっしゃいましたが、さすがに6年も書いていると、最初から読まれる方はいないと思っていました。なので、びっくり。相当時間がかかったのではないでしょうか。有難うございます。今思い返すと、「高次脳機能障害講座」シリーズみたいなものを書いていた時期もありましたね。犬猫や動物が元々大好きなので、障害の話だけでなく、どうしても犬猫の話が出てきてしまい、高次脳の情報を求めてここへ来て下さる方がたには、申し訳ないな~、と思うこともあります。でも、犬猫や動物のことに関心のなかった方が、このブログを機に関心を持って下さったら嬉しいと思い、書き続けます。同じように、動物関係で知り合う方々には、高次脳機能障害のことをお話しています。やはり「ちょっとでも知ること」が最初の一歩ですからね。 長くなりました。 あ、今また送って下さいましたね。私は投稿がありますと、拝読してからパソコンでアップします。パソコンを開いていない時や、外出している時などは、アップするまで時間がかかります。そういう時は、1日くらいかかってアップ(公開)しますので、遅い時はごめんなさい。
きっと、800字以上になると、投稿できないのでは?私のお返事コメントも、800字以上になると投稿できず、それでちあきさんやピンクのプーさんには、小分けにして投稿しました。お手数おかけします。
このへんで、私はちょっとほかの用事(クリスマスカード書き。明日投函しないと、アメリカに送るのに間に合わないかと。きっともう間に合わないのですが)にかかりますので、またコメント欄は明日拝見しますね。もしまだ眠られないのでしたら、どうぞ投稿されていて下さいね。スミマセン。それではまた。
(続き)
そうなんです。私も今そう思いました。何故なら2回続けて投稿できたので安心して最後長文メールを打ったらまたもやエラーで消えてしまいました。
そしてもたもたしているうちに返信がきて、びっくりしています。また明日読んでいただけると思い、続きを送っておきます。
今年は私も結婚以来出産以外では入院したことがなかったのに、卵巣の病気で卵巣摘出手術をして入院。退院して4日後にまだ熱があって寝込んでいた時に、東京に単身赴任中の夫が通勤電車内でくも膜下で倒れたと連絡があり、ふらふらしながら新幹線で東京に向かいました。
術後、頭から管が出て意識のない夫を見て倒れそうになり、麻酔がきれてもいつまでも意識が戻らず検査すると、術後に2か所で脳梗塞を起こしていると説明された時には、頭が真っ白になりました。
あの日々を思うと今の状態は奇跡の回復に思えます。そしてお金の心配をする余裕が出てきたとも言えます。
まだまだ続きはあるのですが、明日の仕事にそなえて、今日は寝ます。目もかなり疲れました(笑)
読んでいただけることが分かったので、これからおいおいにお伝えしていきたいと思います。
ただ柴本さんをこれ以上忙しくしたくはないので読んでくださるだけでいいので、返信などはお気遣いなく・・・
読んでもらえていると思うだけで、嬉しく、元気がでます。
どうぞご自分の用事を最優先に、ご無理なさらずにお過ごしください。
私は2年前、25歳医療事故で高次脳機能障がいを受けた父親です。
20歳から生損保の代理店を営んでいました、現在は不動産業です。
ちあきさんの、先の見えない心苦しい気持ち察し致します。
先ずは保険約款の確認を専門の方に確認、高次脳機能障がい者家族に理解が有り、力のある大学病院教授医師に診察、診断書をお願いする事です。
現在私は自分の経験から、ちあきさんみたいな方達に、相談にのれる駆け込み寺的なNPO設立を準備しています。
良かったら管理人様通してご連絡ください。
町田市 佐藤英樹
昨日からたくさん色んなことを考えていました。昨日は考え過ぎて疲れて寝ました。佐藤さん、ありがとうございます。とても心強く感じながら読ませてもらいました。
柴本さんも佐藤さんも、なんの面識もない私のコメントをこんなに真剣に受け止めて考えてくださる。そのことにとても驚く気持ち、ありがたい気持ち、さて私はどうする?どうしていけばいいのかな?という気持ち・・・
柴本さんから佐藤さんに私のメールアドレスを伝えていただけますか。私がこの投稿にかいたアドレスはわたしの携帯のものです(ちなみにガラケーです)が、パソコンの方が良ければパソコンのアドレスをお伝えしますのでお知らせください。
私は兵庫県在住です。夫はリハビリ病院を退院後は、柴本さんのブログにも登場していた、高槻市の山口先生に診察を受けて、山口先生のクリニックで月1回リハビリを受けています。山口先生に前回の診察の時に重度障害に認定されないことについて質問してみたのですが、山口先生も今の身体の障害が重視されている内容の場合は難しいだろうけれど、精神的なことを重視してもらえたら、間違いなく重度なんだけれどねと言われていました。
今は中途障害者を対象にした作業所に平日は毎日通っています。夫が作業所に行ってくれるので、私も仕事を続けていれます。ただ本人にとっては望んで行っているわけではないので、朝行く直前に怒りだすこともあります。そして帰宅後はどこへ行って何をしてきたかは全く覚えていません。作業所の帰りは早いですが、私の帰宅までは同居の私の両親がみてくれています。ただ両親も父が80歳、母が77歳と高齢なので、いつ介護が必要になるか、どちらかが倒れたら私も仕事は無理になると、毎日不安で綱渡りのような気持ちで暮らしています。
今の自分にできることを少しづつ、考えて取り組んでいきたいです。
お返事できておらずごめんなさい。色々と雑用に追われていて、今、昨日と今日の朝刊夕刊をまとめて読み終わったところです。
兵庫ですか。兵庫には当事者家族の知り合いが何人かおります。たしか家族会はありますが、私が存じ上げているのは、お子さんが当事者の方がたですね。・・・ コメントを頂いて以来ずっと思っていたのですが、いったん私から直接ご連絡入れさせて頂きますね(今)。
山口先生でしたら、大丈夫と思います。
温かいコメントを有難うございます。
まず、私がちあきさんに連絡して状況をもう少し聞いてみたいと思います。