日々コウジ中

日々コウジ中 - クモ膜下出血により、さまざまな脳の機能不全を抱える“高次脳機能障害”になったコウジさんを支える家族の泣き笑いの日々

カテゴリ: 犬猫・動物

今朝5時に起きた時、喉が痛くて鼻水が出ました。ワッチの風邪がうつった?
ワッチは一昨日鼻水がひどくて大学を早退、昨日は熱も出て大学を休みました。
病院へ行くように言ったのですが行かず、家にあった風邪薬ルルを飲んでいるうちに、治ってきたそうです。今日は大学へ行けるので、今用意しているところです。雨だから、また駅まで車で送らなくちゃ。

と、昨日、「ルルと思って飲んでいたら正露丸だった。」と言うではありませんか。正露丸には匂いのない白い色のタイプもあり、それと間違えて3、4回飲んでしまったようです。大丈夫かしら。21歳にもなって、なにやってんのかなあ。そそっかしいのは、私似かも。

一昨日からワッチがご飯を残すので、勿体ないからと私が食べていました。ワッチは「うつるよ。」と言いますが、私は「うつらないよ。」と気にしていませんでした。でも今朝ワッチと同じような症状になり、慌てて買い置きしてあるキウイをむいて食べています。喉がヒリヒリしますが、きっと治るでしょう。私の風邪は、いつも1日くらいで治るのです。
結構、風邪ははやっているようですよ。

ここ1週間もなんやかやと忙しく、大体囲碁や動物で忙しいのですが、その両方でした。土曜日午前はいつものは石倉先生教室、午後はその教室で親しくなった人たち4,5人と私の家で囲碁をやっていました。先月から始めた会ですが、本当はほかの方の家でやるはずだったので、私は参加できる時だけ参加しようと思っていました

でも、その方の家が先月の当日朝、急に都合悪くなり、仕方なく私の家になったのでした。そのために掃除したり、ワッチを出かけさせたり、コウジさんにお茶くみしてもらったり。コウジさんにも囲碁をやってもらいたいのですが、狭い我が家でおばさんたちがひしめき合う様に恐れをなし?お茶を汲む以外はテレビを見ていました。

今月も私の家になり、この先ずっと私の家で月1ペースでやることになりました。ワッチは-「同じ居間でそんな囲碁の会をされたら、せっかくの土曜日なのに、家でゲームできない。」と不満そうですし、コウジさんも疲れるようですが、月1回だから、と協力してもらうことにしました。それに、私としてはワッチにはゲームより本を読んで欲しいくらい。ワッチはその会の時は、外出することにしました。

日曜日は、いつもの大森での定例会でした。世田谷で独り暮らししている当事者の高山さんと、岩手から夜行バスで駆けつけたお母様と改札で待ち合わせて一緒に行きました。高山さんらは木谷さんの心の唄バンドと練習したり、囲碁も初参加。私はずっと囲碁をしていましたが、難しい囲碁になってしまい、頭がヘトヘトで帰ってきました。

けれどその途中で、自転車ごと倒れた高齢の男性に遭遇し、高山さん母子とコウジさんと一緒に介抱しました。別れようとするとまたその男性は自転車ごと倒れ、心配で、日陰になっていた近くのバス停の椅子まで誘導し、ペットボトルのお茶(未開封)を差し上げて話を聞いていました。手が震え、要領を得ないけれど笑顔で一所懸命話されるその男性を、高山さんのお母様と、「なんとなく、高次脳機能障害っぽいわね。」とよけい心配になって話を聞いていました。けれどコウジさんがおなかをすかせて(もう午後2時を過ぎていましたので)、イライラの絶好調でしたので、男性には、そこでしばらく休んでから、ゆっくり帰るように伝えて離れました。駅前なので、人通りも多く、また倒れたら今度はほかの方が助けてくれることを期待しながら。
でも、お昼を食べている間、高山さんのお母様と、その男性のことをずっと心配していました。

そのお昼ご飯の時、仁志さんが、大事なメモ帳をバスの中に忘れてきたことに気づき大騒ぎになりましたが、バス会社に連絡、夜にバス会社から「ありました」と連絡があり、良かったです。

ものすごい暑い日でしたので、帰宅するやいなや、コウジさんと1時間倒れるように昼寝(夕寝。もう5時でしたから)しました。

この蒸し暑い天気、人間が調子悪いように、犬猫も調子悪いのかもしれません。
一昨日のお昼頃、突然ウメが寝ていたソファーの上に立ち上がると、大量に吐きました。
びっくりした私は、ウメよりも、ソファーカバーの心配をしました。そのカバーは、私が端切れを縫い合わせてやっと数日前にできたものだったのです。きれいな新しいカバーに、犬猫もコウジさんもワッチも喜んで座っていたのですが、そこにウメが大量に吐いたので、その汚れを拭き取り、洗って干しました。
実はその日の朝も、コウジさんの布団の上で、猫のハルが大量に吐いたので、布団カバー、羽毛布団、シーツ、ベッドパッドを洗って干したばかりでした。ハルが朝5時半に散歩したがるので、リードをつけて家の前に生えている草を食べさせていたら、その草と一緒に、そのあと食べた餌を吐いたのでした。もうげっそり。

その洗濯を終えて、やれやれと思った矢先にウメが吐いたので、頭が痛くなりましたが、洗濯を終えて落ち着くと、ようやくウメのことが心配になりました。(薄情ですねえ。) 吐いた物の中には、まる1日前に与えた食べ物が固形で沢山残っていたので、消化できていないということです。
ネットで色々調べると、そういう場合は膵炎とか子宮蓄膿症とかあるようで、1日飲まず食わずで寝ているウメの様子を見て、病院へ連れて行こうと思っていました。でも連れて行こうとしていた昨日、また元気になって散歩も嬉々としてするし、モリモリ食べたり飲んだりし、ふざけて遊んだりしたので、ああよかった、一時的なものだと安心したところです。でもそろそろ来週には外耳炎の治療と肝臓の値をまた調べに、病院へ連れていかなくちゃ。

それにくわえ、実は先週から昨日にかけて、新たな犬猫騒動があったのでした。
長くなりますので、今日はこれで一旦終えますが、その話は明日以降に。(防災の話も書いている途中でしたけど、それもまたいつか。)

ああ、なんだか疲れる毎日です。
(サッカー観戦もあったので、寝不足のせいかも。)
喉の痛みが、ちょっとひどくなってきました。
私もルルを飲もう。(ちなみにコウジさんは、パブロン派です。)

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毎日げんなりするほどの暑さで、今日で東京は4日連続の真夏日(30度超え)だそうです。明日もですって。
こんな毎日7月並み8月並みの暑い日ばかりで、梅雨は一体どこへ行ったのやら。
渡良瀬川では、明日から取水制限に入るそうです。少しお湿りが欲しいこの頃ですね。

とにかく暑さが第の苦手の私は、1日を乗り切るだけでやっとなのですが、一昨日はウメをお風呂に入れ、そのあとのお風呂大掃除。 昨日はウメを病院に連れて行きましたし、それ+ウメの散歩をこの暑さの中でこなすと、とてもブログを書く余力はなく、更新が遅れがちです。
でもコメント欄は読んでいますので、茨城の方々が情報交換して下さっているのを嬉しく思っています(お返事書けていなくてすみません)。9月2日に参りますので、宜しくお願いしますね。

ウメは昨日名前を呼んでもこっちを見ないので、耳が聞こえなくなったのかと心配になって病院へ連れて行ったのでした。そうしたら多分この暑さのせいで、元々の外耳炎が悪化、耳が聞こえづらくなっているとのこと。治療してもらい、また来週行くことになりました。

お風呂でウメをガシガシ洗うと、頭と脇腹と後足にしこりがあるのがよくわかりますが、これもそんなに大きさは変わっていないので、経過観察です。健康診断受けると、肝臓の値が悪いので、薬を1か月半ほど飲み続けているところです。 段々ウメも年を取ってきて、病気が増えてきたなあ。ウメといられる今、1日1日をウメを愛おしく見ながら過ごしています。

ところで、ウメの散歩をベランダからいつも羨ましそうに見ていたハル。自分も外に出たい、とニャアニャアうるさくてたまらないので、ハルにもリードを買って散歩してあげるようになりました。 つまり、毎日ウメ2回、ハル2回の散歩になり、面倒~!(笑)
その写真を添付します。ハルは家の前の雑草を食べたり、道路をちょっと歩けば満足しますが、この雑草に通りがかりの犬がおしっこをしていそうで、嫌なんです。なので、水をかけてから食べさせています。

そんなハルを、ベランダからチーがこれまた羨ましそうに眺めているので、この先チーまで散歩をねだらないか、ヒヤヒヤしているところです。なにしろチーは、ハルの真似ばかりしているもので。

囲碁。
こちらは、囲碁クエストの9級から全然上がらず、負けてばかりで嫌になり、しばし休憩中です。暑いのと色々用事があって上の空で対局しているからだと思い、昨日からは、やるのはCOSUMIだけにしました。といっても時間的にはそんなにできていません。なんだか忙しいんですよね。

ワッチが大学が休講になったり早く帰ってきたりでで3食必要になったり、バイトするからと履歴書作ったのを見てあげたり、バイト先を一緒に調べたり(怪しいところじゃないか)、バイト先に面接に行くので、すり減っていたスーツ用のハイヒールの踵を修理に持って行ってあげたり。TOEICを受けに行くのに、会場が不便なところにあるのを知って車で送ってあげたり。私って、すごい過保護ですよね。

今日も小雨だから会社へ行くコウジさんを駅まで送らなくてもいいかな、と思ったけれど、傘をさして歩き出した彼の後姿を見たら可哀想になって、「送っていくから!」と呼び止め車に乗せました。
そうしたら帰りの踏切で何本もの電車にひっかかり、朝のゴミ収集車にゴミ出しするのが間に合わなかったです。がっかりしたけれど、コウジさんが楽だったからいいか、と納得したり。(そのくせ、コウジさんは送ってもらったことを忘れているんだけど。)

とにかく、時間を作って慌ただしい気持ちのまま囲碁をしているわけですが、囲碁をしていると本当に色々なことを考えます。自分の生き方を碁石の動きになぞらえたり、自分の性格の欠点を改めて見つけたり、囲碁は奥深い。 囲碁をする人というのは、皆さんこういう思いをされているのだろうなあ。

『東京防災』の話は、また明日以降です。

今日はこれから、サッカーのポーランド戦ですね。
コウジさんも見るようですが、コウジさんは朝は7時起き、私は5時起きなので(ワッチが1限から授業なので朝食作り)、睡眠不足でつらいなあ。
でも応援しますよ。 日本チームの皆さん、頑張ってください!



昨夜はワールドカップをテレビで見ていたので、今日は眠くて仕方ありません。

私は別にサッカーが好きなわけでもないのですが、ワールドカップは日本中が盛り上がるので、つられて4年ごとに「にわかサッカーファン」になっています。

コウジさんも前半までは見ていましたが、眠くて寝てしまいました。私だけ、テレビの前で手を振り回したり、拍手したりしながら日本チームを応援しました。2-1で負けてしまうのだろうな、と半ば諦めて観戦していたところに、本田圭佑さんの見事なシュート!深夜2時前に、「やった~!」と飛びあがっておりました(笑)。
とにかく、引き分けで勝ち点1をゲットできて、良かったです。ポーランド戦でも善戦され、決勝リーグへ進めますように!

色々やらなくてはいけないことはあるんですが、ネットでの無料囲碁対局も、極力毎日するようにしています。早く棋力をあげて、コウジさんに教えなきゃ、と思っているんです。 石倉先生教室では、現在13級、囲碁クエストの9路盤では、やっと9級まで来ましたが、そこで足踏みしていて、なかなか8級へ進めません。

そこで、囲碁対局ゲームCOSUMI をやってみることにしました。この仕組みもよくわかっていないのですが、昨日「これはいいかも!」と思ったのが、レベルのゼロで対局すると、負けたあと(いつも負けるのです)、検証をしてくれるのです。2カ所くらい、「そこを打つより、こっちを打つ方が良かったね。」というアドバイスが、バツ印とマル印によってなされます。

(なるほどね~。)ととても勉強になるので、ここで勉強してから囲碁クエストに挑戦するのがいいかも。
9路盤のレベルは、ゼロから5までありますが、きっとゼロが一番易しいのでしょう。でも、レベルゼロでもレベル5でも、私は同じ程度に難しく思えます。

昨夜から今日にかけて、『東京防災』を読みました。これはすごい本です。防災について、なんでも書かれてありますし、止血の仕方などまで詳しく書かれてあります。東京だけでなく、日本中、世界中に通用するガイドブックです。私がもらったのは、世田谷区版なので、区の地図もついていました。

「平成27年9月」という日付の入った舛添さんのご挨拶文が同封されていましたから、もらってから3年近くもたっているんですね。でも、これまで中身をよく見ていませんでしたよ。
そして中身の話を今日書こうと思っていましたが、とにかくサッカー観戦で眠くて、今日は断念。すみません。

今、とても時間がかかっていることがあり、それはウメのブラッシングや抜け毛の掃除です。半端な量じゃないんです。ウメはかゆいのか、しょっちゅう後足で体をかいかい掻いていまして、その抜け毛が床やソファーカバーや布団の上、どこにでも散乱しています。

私は毎日布団カバーとシーツとソファーカバーに粘着テープのくるくるローラーをかけ(それが通算1時間くらいになります)、それから布団カバーとシーツは毎日洗濯。ウメは私やコウジさんの布団だけでなく、ワッチの部屋へも侵入してかいかい掻いているので、ワッチの布団カバーとシーツも同様にくるくるローラーと洗濯です。
1日この仕事で終わってしまう、といっても過言ではないかも。
明日はまたウメをお風呂に入れるかな。でもそうすると、本当にほかのことが何もできないなあ。悩む・・・。
(と書いているそばから、ウメはソファーの上でかいかい掻いていますよ。とほほ。)

今日の東京は33度とのことですが、このへんの住宅地はアスファルトの照り返しで、もっと高かったのではないか、と思うほど、暑い空気の中でじりじり焼けたりとろけたりしそうでした。今週はずっと30度以上らしいので、疲れそうです。
まだ6月なのに~。

ではまた!

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今週の私のブログは、犬猫話題ばかりになりそうです。

でも、「介護者の権利章典」の1文、「介護とはまた別の自分自身の生活、その人が健康であったら送っていてたはずの私自身の生活を守ること。」(児玉真美さん訳)を私に当てはめるなら、私は、イラストレーターとして絵本を描いていたか、動物愛護活動にどっぷりはまっていたかですから、これが素の私です。また、絵本か動物かとなれば、命がかかわっている動物の方を選ぶと思います。仮に絵本を描くにしても、動物が出てくる絵本ですね。

昨日、ウメを動物病院へ連れて行きました。ほぼ月1回の外耳炎治療と、先月受けた健康診断(血液検査)結果を聞きにです。するとウメは太り過ぎなので中性脂肪が多く、肝臓の値も悪いとのこと。ガーン。外耳炎治療だけのつもりでお金を持って行ったので、肝臓の薬の分が足りなくなり、一度帰宅してからお金を持ってまた病院へ行きました。 20日分処方されたので、食べ物と一緒にウメに飲ませ始めましたが、20日後に数値が良くなっていますように。勿論、ご飯や間食も少な目に(これが難しく、ねだられるとついあげてしまうのです)。

診察されている時、ウメが怖がって診察台で暴れるものだから、毛がいっぱい抜けました。私が、「毛が全部抜け終わったらお風呂に入れようと思っています」と言うと、獣医さんは、「お風呂はどんどん入れてください。その方が毛も抜けますよ。」と言いました。それで、今日もいい天気ですから、17キロあるウメを抱えてお風呂に入れました。あ~大変だった(笑)。

お風呂場でキャインキャイン哀れな声で鳴くウメを、「はいはい、お利口だね。」「ほうら、きれいになってきたよ。」「気持ちいいね~。」となだめながら、きれいに洗い終え、カンカン照りのベランダにウメを出しました。「、自然乾燥してくるんだよ。」と。
なのにウメはまたキャインキャイン鳴いて部屋に入りたがるので、仕方なく入れると、すぐ床に這いつくばって寝てしまいました。なんで家の中が好きなのかね。たしかに今日の暑さも半端じゃないけれど(29度ありました)。でも、これじゃ生乾きになっちゃう。ということで、今日の写真は、お風呂上りのウメです。一緒に写っているのは、チビ猫チーです。

お風呂場は、ウメの抜け毛で掃除が大変でしたが、その邪魔をするのがまたしても、大猫ハル。このハルは、人間の邪魔をするのが生き甲斐のような猫で、朝の忙しい時間も、私やワッチ、コウジさんの一番邪魔になるところに必ず居座るので、朝はハルが100匹いるかのようです。「ぎゃ、ハルのシッポ踏んだ!」「邪魔だよ、ハル!」「ハル、あっち行って!」「またハルが来た!」「え、さっきあそこにいたのにもうここに来たの?」「ハルの手はさんだ!」「ハル駄目だよ!」という具合。そして人間が用事を終えたと見るや、トイレに入ったり、ご飯を食べたり、自分の用事をするのです。へんな猫。忍者のように瞬間移動するから、朝になると私やコウジさんやワッチは、皆「ハルと一緒に寝た」と喜んでいます。「え、ママのところにいたよ。」「ワシと寝ていたよ。」「僕の上にずっといたよ。」とそれぞれがハルといたことを誇らしげに主張するのですが、きっと皆真実を言っているのでしょうね。皆を寝かしつけて回っている子守りハルなのです。(お気づきのように、「ワシ」と言っているのは、ワッチです。)

面白いのは、ハルは今日の夜ご飯をワッチに教えに行くこと。夜ご飯を作っている忙しい時は、大体ハルは私のそばで邪魔をしていますでしょ、そこへ大学からワッチが戻って来て、自分の部屋で着替えたりしていると、ワッチを迎えにダッシュしていった「忠猫ハル」は、ワッチの顔の前を行ったり来たりするそうです。
すると、ハルの毛についたお料理の匂いで、「あ、今夜は鶏肉とカシューナッツの炒め物だな。」とか、「あ、今日はカレーだな。」とよくわかるんだそうですよ。でも、だからといってそれが何かの役に立つかといえば、何の役にも立たないんですが(笑)。

とにかくハルがお風呂掃除をしている私のそばでじっと見ていて、お風呂場から追い出してもまた入ってきて、浴槽の中にうずくまってみたり、ちょいちょい雑貨で遊んでみたりするので、私はよけい忙しく感じてイライラするんです。可愛いんですけどね。

さて、毛が乾いてきたウメを、ブラッシング。手間がかかるけれど、無心にブラッシングしていると、なんだか心落ち着き、幸せな気持ちになってきます。もしかしたら今日1日で、一番幸せなひとときかもしれないです。

その後ウメと散歩し、出会う人出会う人に、「今お風呂に入れたんですよ。」と言いました。言われた人は、皆ウメに触ってくれ、「本当だ!ふわふわ。」と褒めてくれました。ウメも今日は自分が人気者だとわかるのか、皆に尻尾を振って愛想を振りまいていました。今日だけはウメを抱っこして寝られるよう、いつもの自転車用スロープをお尻で滑らせないよう、その場所は走って抜けました。

ところで昨日は、岩手の「アニマルクラブ石巻」さんから、今日は宮崎の「いのちのはうす保護家」さんからメールを頂き、数日前には福島の「SORAアニマルシェルター」さんから郵便物が届き、多摩川猫の小西さんとも時々連絡し合っているので、只今の私の頭の中は犬猫でいっぱいなのであります。

私がささやかながらご支援しているのが、主にこの4つです。ほかにも杉本彩さんのEvaにも入っていますが、まだ今年の年会費を収めていない・・・ 。

その中で、今日は「アニマルクラブ石巻さん」からの情報をお知らせします! 

・・・と、本当にこれから書こうと思ったのですが、(え、今まで前置きだったの? 今から本文が始まるの?)とおののかれる声(?)が聞こえる気がしましたので、やはりこの続きは明日にします。
真面目な話になりますし。

ではまた。

ニコちゃん


皆さんは、昨年10月23日に東京を襲った台風21号のことを覚えていらっしゃいますか?
多摩川が氾濫し、河川敷がなくなってしまい、河川敷で暮らしていた人たちや猫たちが行方不明になりました。
(こんなに急に川が氾濫したのは、上流のダム放流によるものだという説があります。)

「ニコちゃん」という、とても可愛い1匹の猫がいます。写真はそのニコちゃんで、写真家の小西修さんが撮影されたものです。小西さんの承諾を得てお借りしました。

このブログでも何回も登場頂く小西さんは、羽田河口から奥多摩までの多摩川138キロの両岸に住む猫たち(心無い人間によって捨てられた猫たちです)の世話を、365日奥様とともにされていらっしゃいます。そのご活動はテレビや新聞、映画にも取り上げられ、ご著書『多摩川猫物語』(角川書店)もありますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。小西さんのご活動は、次のブログで読めます。
http://www.top-virtual.com/kabuto/diarypro/

ニコちゃんは多摩川の川崎側の河川敷で、おじさんと暮らしていました。生後2か月くらいで、多摩川に捨てられていたそうです。多摩川に捨てられる猫が100匹いるとしたら(もっといますが)、そのうち生きられるのは1匹だといいます。ほかの99匹は飢えや衰弱、病気やカラスや大きな鳥、犬などに襲われたり、人間に虐待されたりして死んでしまうそうなのです。
その生き残れる1匹とは、運よくホームレスさんの元に辿りつけた猫です。

心優しいホームレスさんたちは、気の毒な猫たちの世話をされ、ご自分が食べるものがない時でも、猫にだけはどうにかして餌を捻出されているそうです。ニコちゃんも、そういう優しいホームレスさんに助けられ、8年くらい共に暮らしてきました。

けれどあの台風で流され、行方不明になったのです。
来る日も来る日もニコちゃんを探す、おじさんと小西さん。
その間には、また台風22号が多摩川を通って行きました。

そして嬉しいことに16日後にやっとのことで見つかったのですが、驚くなかれ、そこはニコちゃんが暮らしていた河川敷の、川をはさんで反対側、つまり大田区側の河川敷だったのです。しかも4キロ近く下流でした。
ということは、ニコちゃんはきっと板切れか何かにつかまって流されながらも、振り落とされないよう踏ん張って、命を繋いだのでしょう。まさに奇跡です。
あまりに感激したので、私はその話を11月14日のブログでも書きました。

けれど、そのニコちゃんの体調が最近おかしい、ということで、小西美智子さん(修さんの奥さん)がニコちゃんのおじさんと病院へニコちゃんを連れていったところ、「肺がん」だったというのです。
私がネットで調べますと、猫の肺がんは、全部のガンの中でも1パーセントという珍しさだそうです。しかも手術も抗癌剤もあまり効果がないと書かれてあるので、心配しているところです。

今もニコちゃんは、入院して頑張っています。
台風の荒波を乗り越えられたニコちゃんなのだから、ガンも絶対乗り越えられると信じ、祈っています。

ところで、小西さんご夫妻のご活動は、皆様からの支援によって成り立っています。
5月10日のブログには、不足している猫餌のリストが掲載されていますので、ご支援して頂ける方は、是非宜しくお願いします。
また、HP左下にある 「TAMA猫基金」からは、支援金を送れますので、こちらもどうぞ宜しくお願いします。
(HPへいくには、ブログ右上にある「BACK」というところをクリックしてください。)

私はニコちゃんが台風で流されて生還した話を聞いた時、(絵本にしたいなあ、)、と漠然と思っていました。
まだ何も描けていませんし、会えてもいないので、元気になったニコちゃんと会える日を心待ちにしているのです。

がんばれ、ニコちゃん!

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